南アフリカ留学

1994年より民主化した南アフリカでは、対話による人種対立解決と融和の象徴の国とされ、多様性に富んだ社会形成が進んでいます。歴史的な背景からもケープタウンなどの都市部では様々な人種が共存をしており、虹の国とも呼ばれるほどです。

温暖で自然豊かな環境、物価が安く学費も抑えられることから、近年日本から南アフリカへ留学する人は増えています。プレトリアやケープタウンはアフリカの中では治安が良い方で、特に後者は大学のみならず語学学校も集中しています。

正規留学先としては世界的に評価の高いケープタウン大学やヨハネスブルグ大学などがあり、世界トップの教育を受けることができるのでヨーロッパからの留学生も多いです。

一方、治安面は懸念材料でもあります。国内で治安が良いとされているプレトリアやケープタウンでも危険地域はあるので、警戒心を怠らないようにしましょう。夕方以降の外出は避け、夜間の外出は厳禁です。

英語以外の公用語が10言語と多い南アフリカですが、イギリス植民時代に英語が広く普及され、現在の南アフリカで実際に公用語として機能しています。

南アフリカの英語にはには多くの英語のアクセントがあります。イギリス英語の流れを汲んでおり、アクセントはイングランド南部やオーストラリアの訛りに近いと言われています。

その他アクセント以外の大きな特徴としては特有の単語や表現が多いことです。例えば「How are you?」は「Howzit」、「Traffic light（信号）」は「Robot」と南アフリカでは意味します。