アメリカの良いところは自由に自分の責任において行動と発言が出来るところです。
日本では出る杭は打たれると言われ周りに協調することが美とされていますが、こちらでは自分の意見は相手と違っていても発することに美を見出しています。これは教育現場でも職場でも同じです。
これも一歩間違うと討論が口論になり兼ねませんが、筋の通った事を発言している分には信用もされるし、責任感があるのだと捉えられ、周りから認められます。
また、人種の坩堝と言われるように沢山の肌の色、宗教、出身国の人々が居ます。人それぞれ育ってきた文化や信仰するものが違うので、今まで当たり前だと思っていたことが覆されたり、違う角度から見られるのはとても斬新です。多くの人々と関わり、視野を広げられる経験は将来に何をするにもよい人生の糧になると思います。
最後に、アメリカの人々はどうも困っている人を見るとどうしても助けづには居られない様です。この国の雰囲気がさせるのか、皆、勇敢に手を差し伸べます。普段でもただ買い物をしていたり、バスを待っていたりちょっとの共有時間が出来ると話を始めたり仲良くしようという心構えがあるように感じます。これは敵対意識を相手に持たせず悪い状況を避けるための防御本能かもしれませんが、お互いに気持ちがよく話が出来るのはとても素晴らしいと思います。