口コミ19件

  • daikonoroshi
    日本
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    総合コメント5.0
    滞在者(滞在期間:2013年7月~2014年11月)2014/11/09
    ブリスベンの中国文化について 世界中にチャイナタウンがあるのは周知の事実でありますが、豪州は中国人の移民も多く、数多くの留学生が大学に入学している為、中国文化及び社会について知る良い機会となります。中国人大学生の多くは、PR(Permanent Residency)を取得する事を目的にしており、エンジニア、会計、ホスピタリティーなど、PRを申請する際に有利となる学問を選択することが多いようです。私の中国人の友人の多くは、男性であればエンジニア、女性であれば会計を学んでいる比率が多いように思います。これらの学問は卒業してから豪州で比較的職を得易い傾向があるようです。また彼らのネットワークには目を見張るものがあります。ありとあらゆるサービスは、大抵中国版のウェブサイトがあります。例を挙げると、ルームシェア探し、個人タクシーサービス、旅行サービスなどです。シティへ行けば、数多くの中国人スタッフがおり、極端な話し中国語で日常は事足りるのではと思ってしまうほどです。更には、ブリスベンシティから車で30分ほどの距離に、サニーバンクという町があります。多数の住人が中国人で、店舗も大多数が中国人によって経営されています。日本の横浜にあるチャイナタウンのイメージとは全く異なり、町の一区画というより、一つの町全体が中国人によって形成されているという印象です。そこでは、四川料理、広東料理、台湾料理などが楽しめます。個人的に四川料理が大変お薦めです。日本では味わえない中国の深い食文化を体験できます。中国人の友人によると、中国本土で食べる料理と大きな差はないと言っていました。以上のような異文化のダイナミズムを体感できるというのも、留学の大きな魅力の一つと言えるでしょう。

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  • オーストラリアへの投稿
    daikonoroshi
    日本
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    国民性5.0
    滞在者(滞在期間:2013年7月~2014年11月)2014/11/09
    日本人と豪州人(欧米人)とのコミュニケーション方法の相違について 私がたまたま豪州のニュース番組の中で興味深いやり取りがありました。インタビューアーが、豪州の祭りに参加している子供たちにインタビューしています。幼稚園児たちの「この祭りはホントに楽しい!」というコメントに対し、インタビューアーが、「Why?」と問いかけました。私にとってこの瞬間ほど日本と欧米とのコミュニケーション方法の相違を実感した事はありません。基本的に英語の思考方法は、5W1Hで決まります。What、When、Why、Where、Who、Howをスタート地点として思考を掘り下げていくのです。日本人の日常のコミュニケーションとは異なりますね。以上の例を利用致しますと、インタビューアーは園児たちのコメントに対して、「そっかあ。それは良かったねえ!」と共感を示す事に終始していたように思います。日本文化の文脈において、7歳に満たない園児に対して「なんで?」と問いかける可能性は低いように感じます。こうした根本的な思考法の相違を認識していると、普段の豪州人とのコミュニケ—ションに役立つ事が多くあります。複雑な事象を彼らに説明する際、彼らが持っている思考のフレームワーク(=5W1H)に落とし込んで説明をすると、簡単に理解してくれる事が多いです。

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    daikonoroshi
    日本
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    総合コメント5.0
    滞在者(滞在期間:2013年7月~2014年11月)2014/11/09
    留学の動機について 数多くの選択肢がある中で、私は大学院で開発学を学ぶという目標立てました。なぜ私が海外で学ぶことにこだわったかと言いますと、一つには開発学は日本では学ぶ事のできない学問であったという理由があります。更には重要な理由は、自分の英語の苦手意識の払拭という点にありました。ずっと日本で育って来た私は、英語に苦手意識を常に持ってきました。特に大学生活では、友人の多くが帰国子女であり、彼らの流暢な英語に感嘆すると共に、焦燥感も抱いていました。そもそも留学という言葉も口にした事が無かった私ですが、周りの友人が留学するという話しを聞き、自分でも焦って色々情報を集めていきました。すると、どうやら自分の勉強したい学問は開発学で、そのメッカはイギリスだという事が分かりました。そしてもし自分に機会があるとすれば、大学院しかないと考えました。と言いますのも、その時は既に大学3年生であり、学士での留学を考えるには遅く、 GPAもさんざんでとても交換留学に行けるようなレベルには無かったためです。そして人間の意志というのは不思議なもので、一度覚悟を決め希望を持ち始めると、上手く事が運び出すものです。漠然と大学院へ行きたいと考え始めてから、大学での英語のクラスに参加し、海外から来た大学教授に話しかけるなど、積極的に動く事で少しずつ形にしていきました。皆さんも留学の動機はそれぞれあると思いますが、例えそれが何気ない理由だとしても、突き詰めて考えていく事で道が開けていく事でしょう。

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    daikonoroshi
    日本
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    総合コメント5.0
    滞在者(滞在期間:2013年7月~2014年11月)2014/11/09
    留学準備について 私は日本の大学を卒業して直接豪州の大学院に入学する事を目標にしていました。スケジュールは大体以下のようになります。日本の場合は、大学は3月に卒業となりますので、豪州の2ndセメスター(7月下旬から)から入学する事が目標となります。その場合、前年の12月から願書及び推薦状を準備し始めます。そして出願が1月頃となります。私の場合は入学条件を満たすIELTSスコアを満たしていなかったため、英語準備コースへの入学を義務づけられました。従って、4月下旬に渡航し、5月上旬から7月中旬まで英語コースに通い、最後のIELTSを受験し基準をクリアした上でそのまま2ndセメスターから講義に参加するという怒濤のスケジュールでした。出願に関しましては、留学エージェントをご利用される事をお薦め致します。慣れない英語でのメールのやり取りは精神的にも負担になりますので、プロのエージェントに任せるのが一番でしょう。特に私の場合、UQに合格が決まった際(2月下旬)、事前に学費の一部の送金を義務られていたので、日本から豪州に送金するという手続きを踏みました。その際エージェントの力に頼ることができ、大変助かった記憶があります。出願校に関しましては、あなたの関心のある学問分野で、豪州トップクラスの大学(グループエイト)と中堅クラスの大学の両方に出願されることをお薦め致します。一般に日本の大学の知名度は評価にそれほど大きく関係はなく、出願で義務づけられているエッセイの内容や、教授からの推薦状が評価に大きく影響すると言われております。

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    daikonoroshi
    日本
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    滞在者(滞在期間:2013年7月~2014年11月)2014/11/09
    ネットワークの大切さについて 留学について一つ絶対に言える事は、「分からない事が分からない」という事です。文化社会など、ありとあらゆる点で日本と異なる豪州では、全ての体験に驚きを覚える事でしょう。全てが新鮮に感じる一方、それを億劫に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、留学は大きなチャンスであると積極的に捉え、ネットワーク作りに邁進して頂きたいと考えます。何故なら、「何が分からないか が分からない」という状況の中では、なるだけ多くの人からの情報を集め、自分でその情報を組み合わせ武器にしていくという事が重要になる為です。その情報を基に、自分の力を養成する為の戦略を練る事ができます。此れは期間が限られている留学においては、非常に重要な点です。従って、短期間で実力を伸ばすには、ネットワーク構築が欠かせないのです。ネットワークを広げる事で、自分を助けてくれる人も多くなります。副次的効果として、ソーシャルキャピタルを増加する事もでき、精神的な安定も与えてくれます。勿論最初は誰であっても、外国人とのコミュニケーションが億劫であるのは間違いありません。しかし外国人も私たち日本人と同じように喜怒哀楽を持つ人間です。英語でも積極的に話しかけてみましょう。失敗を数多く経験すれば、その数だけ改善する機会を得る事ができます。ネットワークを広げる努力を積む中で、あなたの英語力養成にも大きく貢献するはずです。

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    daikonoroshi
    日本
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    総合コメント5.0
    滞在者(滞在期間:2013年7月~2014年11月)2014/11/09
    日本人の永住権について もしあなたが永住権(Permanent Residency = PR)についてお考えなのであれば、まずSkilled Occupation List Australiaを確認する事をお薦め致します。エンジニア、アカウンタント、ナース、ソーシャルワーカーなど、政府が永住権取得の支援しているスキルがリストとなっております。基本的に永住権はこのリストに載っている職業でないと取得できません。留学を一つの踏み台として考える場合、以下のような流れが考えられます。始めに、学士号か修士号で2年間の学習期間を積むこと。この際、修学期間は1.5年ではいけません。また学部は、スキルリストに記載されている職業に直結する学部(EngineeringやAccounting)である必要があります。2年間の修学期間が修了すると、自動的に2年間のワーキングビザ取得を政府から承認されます。その間に、スキルリストに記載されている職業に就くことが必須となります。またIELTSでoverall score 7を取得する事が必須です。永住権取得はポイント制となっており、点数の高い人から政府が永住権を承認するというシステムになっております。私の場合、開発学修士を選択し且つ期間が1.5年であるため、追加の2年ワーキングビザはおりません。また博士課程まで修学したとしても、元々開発学はスキルリストに掲載されていないため、永住権取得は不可能です。若しあなたが真剣に永住権取得をお考えになっているのであれば、上記の情報をお役立て下さいね。(また以上は2014年11月現在の情報です。政府の方針によってスキルリストが変更になる場合もありますのでご注意下さい。)

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    daikonoroshi
    日本
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    国民性5.0
    滞在者(滞在期間:2013年7月~2014年11月)2014/11/09
    日本人と欧米人(豪州人)の物事の考え方の違いについて ありきたりかもしれませんが、日本人と欧米人の考え方の違いについてのお話です。私たちが話す日本語と英語では、ご存知の通り文法構造が異なります。日本語では、言いたい事は最後に来ますね。例えば、「私はアカデミックスキルを身につけるために、豪州へ留学する」と言えます。それに対し英語では、「I will study abroad in Australia, because I want to get academic skill.」となります。この文法構造の違いは、そのまま思考法の違いにもつながります。日本人の間接的な物言いと、欧米人の直接的な物言いはこうした違いから来ているのですね。従って、英語を話すという事は、単にコミュニケーションの問題ではなく、「欧米の思考法を手に入れる」ということになるのです。ここには大変大きな意味があります。と言いますのも、日本で頻繁に話題になっているロジカルシンキングは、英語を話す事によって初めて手に入ると考える為です。豪州の大学院で研究し英語で考えるようになってから、以上の点に気付く事が出来ました。英語はそもそも構造が論理的に出来ているので、ロジカルシンキングをする際大変有効な手段となります。欧米人はこの思考法を幼い頃から内面化しているので、論理的に話すという事が習慣化しています。郷に入れば郷に従えで、彼らの思考法をあなたも意識的に実践する事で、より深く豪州を知る機会となるでしょう。

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  • daikonoroshi
    日本
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    カリキュラム、教材5.0
    在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/11/09
    授業への取組み方について(最初のセメスター)  UQでの最初のセメスターですべき事は、大きく2つあると考えられます。アカデミックスキルの習得と、ネットワークの拡充です。一つ目のアカデミックスキルに関しましては、UQが無料で提供しているUQ Student Servicesをお薦め致します。Websiteに飛んで頂きLearningというセクションに入って頂くと、様々なワークショップのスケジュールが閲覧できます。ワークショップは特定のアカデミックスキルを伸ばすことを目的としており、あなたの弱点を集中的に克服できます。例えば、Research Skill、Literature Review、Essay Structureなど、日本人の学生が触れた事のないスキルが多く紹介されています。エッセイを書き上げる為には、基本的なアカデミックスキルの知識がないと対応できませんので、是非ワークショップに参加して下さい。私の場合、最初のセメスターでスキルを身につける事を疎かにしていたため、かなり苦戦致しました。しかしワークショップに参加したことで、「自分が認知していない弱点」を知る事ができ、大変有用でした。二つ目のネットワークの拡充では、同じ授業を受講している学生と友人になる事が大変重要です。友人を持つ事で授業への対策がはかどり、更に異文化理解にもつながります。副次的なメリットとして、あなたの日本人としてのアイデンティティが強固になるという点も挙げられるでしょう。日本人を意識する事は、あなたの日本への理解を深める良い機会となるでしょう。他国との相対的比較の中で、日本文化の特異性が浮かび上がってきます。

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  • daikonoroshi
    日本
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    買い物、飲食5.0
    在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/11/09
    UQセントルシア(St Lucia)キャンパスの食堂について 日本の大学と異なり食堂が充実している点が、UQの大きな特徴と言えるでしょう。これはUQに限った事ではなく豪州の大学全体に言える事だと思いますが、以下食堂関係の施設を紹介させて頂きます。セントルシアキャンパスには、大小合わせ約5つのコーヒーカフェがあります。お洒落な雰囲気のカフェが多く、学生の勉強スペースや教授らの小ミーティングスペースになっていたりします。またPizza caféは特にお薦め致します。大学の食堂でありながら、大変質の高いピザを楽しむ事が出来ます。Pizza Caféの近くには、キャンパスで最も大きい食堂が隣接しており、中にはSubway、Sushi shop、Chinese shop 、ケバブ屋さんなどが入っています。またキャンパスの反対側にも、これよりは小規模ですがSushi shopやcoffee caféなどが入った食堂があります。特にSushi shopは世界中の学生から人気で、国籍関係なく色々な学生が楽しんでいる様子を目にします。他には図書館に隣接するお店もあります。Bioscience Libraryには、Burger urgeというハンバーガー屋さんとDarwinというカフェが隣接しています。Social Science and Humanity Libraryには、Merioというカフェが隣接しています。どの施設も味が大変良く、また立地も良い為、勉強に疲れた時の気分転換の場所としては最適でしょう。大学の食堂を上手く使いこなす事も、楽しいキャンパスライフに欠かせない要素となります。

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  • daikonoroshi
    日本
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    カリキュラム、教材5.0
    在校生(通学期間:2013年7月~2014年11月)2014/11/09
    UQの国際性、多様性の意味について  UQのアドバンテージとして、国際多様性が頻繁に取り上げられますが、何故この多様性が重要なのか、私の体験を利用して考察したいと思います。結論から申し上げますと、在り来りですが「多様性を尊重する力=寛容性」・「コミュニケーションスキル」の2点が挙げられます。例えば、私の場合講義の中で様々なグループプロジェクトが行われました。一つのプロジェクトでは、チリ・ニカラグア・エルサルバドル・豪州の学生と協力しました。言い換えればラテン文化、欧米文化、アジア文化の混合です。ラテン系の学生は平均的に大変コミュニケーション能力が高く、積極的に議論で発言する傾向があります。またストーリーを作り出す事に長けているようにも感じました。一方で豪州系の学生は論理的な思考を議論の中で押し出してきます。私の場合は、日本人的な愚直さ生真面目さという点で、他の文化圏の学生と違っていたように感じます。この3文化の相違は、プロジェクトを進める上で有利に働きました。流れとしては、ラテン系の学生が直接に関係ない事でも兎に角発言し、それを欧米の学生が論理的に詰め、続いて私が細かく論理をチェックし議論を進展させるという形が頻繁に見受けられました。また、プレゼンテーションではラテン系学生が存在感を示しました。以上は私個人の一体験であり勿論一般化する事は出来ませんが、「多文化の強みを活かし合い恊働する」という経験は、グローバル化の時代には必須のスキルとなってくるでしょう。そのような意味で、国際多様性のある環境で勉強する事に意味があると考えます。

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