south koreaの大学留学とは

韓国の大学は日本の同様に私立大学が多く、4年制の大学校は約200校の大学のうち国立(公立)大学は約45校ほどです。 韓国では4年制の大学校のと、日本の短期大学あるいは専門学校に相当する2年制の専門大学があります。

また韓国の大学の多くが語学堂と呼ばれる語学コースを持っています。 韓国では語学留学は語学学校ではなく語学堂に入学することが多いです。

大学校は日本と同様に通常の学部は4年制で、1,2年生は一般教養など基礎科目を学び、3,4年生は専門科目を学び卒業します。 しかし韓国は徴兵制度があるため、特に男子学生は4年以上かけて卒業することが多いです。 また医科、歯科、漢方医学系など一部の学部は6年制になっています。

韓国の大学は3月から新学年がスタートし、2学期制が多く採用されています。 2学期制の場合、3~6月が春学期、9~12月が秋学期となっています。

韓国は学歴社会です。出身大学によってその後の就職や出世の影響が非常に大きいとされています。 そのため韓国では激しい受験戦争があり、大学入学後も韓国の学生は勉強熱心です。

実際に卒業単位数や大学の授業時間は日本の大学よりも多いです。 また大学の図書館も24時間空いているところがあるなど、学生の勉強のためにサポートをしています。

韓国の大学では時間割にお昼休みがありません。 お昼の12時から授業が続いてしまう場合は早めにランチをしたり、逆に午前から13時まで授業が続く場合は遅めのランチ にするなど各自の時間割の中でお昼の時間を調整しています。

韓国の大学留学の費用

韓国の大学の費用は、各大学校及びコースによって変わります。 あくまでも相場になりますが、韓国の国立(公立)の4年制大学の学費は、年間で30〜50万円程度になります。 私立の大学であればより高い費用になります。 また医科、歯科などの一部の学部も、先ほどの相場の学費よりも高くなります。

韓国の大学の費用は、各大学校及びコースによって異なります。 また留学する年度によっても学費が異なる可能性があるため、希望の韓国の大学及びコースが決まったら、 必ず大学の公式サイトで確認しましょう。

韓国の大学留学には、大学校の学費、寄宿舎や下宿などの滞在費、食費、お小遣い、韓国までの航空券や 留学生活中の保険代金なども留学費用として必要になります。

韓国の大学の語学堂

韓国の大学では、語学堂と呼ばれる大学付属コースが充実しています。 そのため、語学留学となると進学目的でない人でも語学学校ではなく語学堂に留学します。

語学堂では進学目的の長期コースから、数週間程度の短期コースまで幅広く扱っています。 語学堂は、夏休み時期や冬安い時期にも特別コースを開講しているため、夏休みや冬休みの長期休暇を 利用して語学留学できるように用意されています。

韓国の各語学堂ごとに特徴や強みが異なるため、韓国の語学留学を検討している場合は、 自身の目的に合わせて最適な語学堂を選ぶようにしましょう。

特に特別コースは定員があるため、締め切り近くに申し込みをしても入学できない可能性もあるので注意しましょう

韓国の大学の入学

韓国の大学は、外国人留学生を対象にした特別選抜枠(外国人枠)が用意されています。 韓国の大学は2学期制のため、3月と9月に学期がスタートします。

9月入学を募集していない大学校もあるため、志望する韓国の大学校の募集要項を必ず確認して計画的に 準備するようにしましょう。

韓国の大学の入学には、日本の高校卒業を卒業または同等の資格が必要になります。 また一般的には、韓国語力のレベルが、韓国語能力試験(TOPIK)の5級以上が求めれ、入学までに韓国語レベルが条件に 満たない場合は語学堂の受講を指示される場合があります。

大学校によっては、韓国語の他に英語力のスコア証明が必要にある場合、もしくは韓国語力か英語力のいずれかのスコア証明 が必要になる場合もあります。

その他に最終学歴の成績証明が必要となります。 韓国の大学校によっては、就学計画書、エッセイの提出も求めれることがあります。

更に一般的には書類審査の上に、筆記試験と面接試験があります。

具体的な応募条件、必要書類及び試験内容は、韓国の各大学校によって異なり、更に毎年内容が変わる可能性があります。 また日本の大学に在学している場合は、現在までに取得している単位や専攻している学問によっても、入学条件が変わってきます。

必ず志望の大学校から正式な情報を確認した上で、入学に向けて準備するようにしましょう。