Hummingbird

留学ビザ、旦那さんの駐在ビザ、ビジネスビザ、などなど何かしらのビザでアメリカの大学に行く場合、色々なデパートメントでたらい回しにされる場合があります。それはこの大学に限ってではなく、どこでもそうです（実際、New York Universityの友人にもありました）。「それは、○○でやってくれると思うから、そっちに行って」と言われ、そこに行くと「それはうちではない」と、いったい誰が処理をしてくれるんだ！というケースです。なので、この大学でそういう経験をしたとしても、それはこの大学のスタッフが悪いわけじゃないということを知っているといいと思います。日本はとても親切なサービスを提供してくれるのに長けているので、それに慣れている日本人には不安になるかもしれませんが、ガンガン突っ込んで質問していったほうがいいです。たくさんのビザや書類がありすぎるのです。移民や短期の滞在者の手続きなどが何年かごとに国単位で変わるので、大学のスタッフもそれについていけていないのです。全てがスムースにいったら相当ラッキーだったと思ったほうがいいと思います。この大学のスタッフは基本優しいし親切です。ちょっと面倒ですが、これも経験だと思ってわからないことや、納得がいかないことがあったら、きちんと言ったほうがいいです。もしかすると、たまたま話した相手が知らないだけで、他の人なら知っているかもしれなせん（そんなことは日常茶飯事です）。

夏は比較的短いですが（ここ何年かは異常気象で長いですが）とても過ごしやすいです。湿気もないし、めったに30度を超えるようなことはありません。自然も多いし、湖も多いし、夏を避暑地として過ごすにはとても良いところです。冬は基本雨ばっかりで、雨でなくても曇っているのでどんよりしています。慣れだと思いますが、朝晩はマイナスになるのは普通です。私はこちらに来る前に南カリフォルニアにいたので、体が慣れるのにちょっと苦労しました（5年経った今でもちょっと冬はしんどいです）。シアトルでは結構多くの人がかかるのですが、日光不足でうつのような気分になります。実際、私も医者にみてもらって血液検査をしたところ、ビタミンDが足りないといわれ、ちょうどその時の医者(Family doctor)がカリフォルニア出身だったということもあり的確にアドバイスしてもらいました。寒いところが苦手な人や、カリフォルニアのように晴れが多い地域からの人はあまり好きじゃないかもしれません。世界的に有名な企業があるので、アメリカのあちこちから転職して引越しをしてくる人の間でも、天気がダメでまた転職して違う州に引っ越す人も少なくはありません。1－2年の留学だったら我慢できるかもしれませんが、もし長期で考えているなら、気候もちゃんと考慮したほうがいいかもしれませんね。

Huntington Beachはオレンジカウンティの海沿いの市の中で、真ん中にあり、Newport Beach（ドラマ”OC”に出てくる場所）やLong Beachにすぐ行ける距離にあります。サーフィンで有名で、年に１，２度サーフィンの大会などが開かれます。Huntington Beachは比較的古い家が多く静かで、安全です。私がいたころはどちらかというと、ビジネスというより住宅地なのでサーフィン以外は特にここでするというものはありません。高層ビルなどもありません。でもビーチはきれいだし、Pacific Coast Highway（ビーチ沿いの道路）を車で走るだけでも、とても気持ちのいい街です。日本人も多くはありませんがいます。違う市、Irvineなどのほうが日本人は多いです。オレンジカウンティ全体の話なんだと思いますが、ESLのクラスがカウンティ手動なのか市なのかよくわかりませんが、無料であります。もちろん留学してどこかのカレッジのESLを取れば、それは有料です。この無料のクラスに入っていましたが、カレッジのクラスより面白いと思います。もっと国際色豊かで、フレキシブルです。無料なのでテキストを買わされたりもしませんでした。留学する場合はもちろんどこかのスクールに属さなくてはいけないと思いますが、additionalで通ってみてもいいと思います。

基本的に南カリフォルニアは車がないと、とても不便です。私は現地に住んでいたのでホームステイや寮を利用していなかったので、20マイルくらい離れたところから車で通っていました。留学生の友達もどれだけ近くに住んでいたかはわかりませんが、みんな車で通っていたと思います。生徒数が多いので、時間によっては駐車場を見つけるのに時間がかかります。校舎自体は立体駐車場もあるのですが、生徒数が多いので間に合いません。もちろん朝一番のクラスや夜のクラスをとれば、駐車場はそこまでうまっていません。キャンパス周辺の道はそこまで混雑していなかったと思います。ただほとんどの人が10〜30マイル離れたところから車で来るので、フリーウェイを利用します。カリフォルニアのフリーウェイはほぼ毎日渋滞します。レーンも多いし、ちょっとでも間があるとウインカーも出さすにものすごいスピードで入ってきます。次第に慣れるとは思いますが、車を運転するのが得意じゃない人はちょっとしんどいかもしれません。実際、駐在で来ている奥さん達は旦那さんにフリーウェイには乗るなと言われ、ほとんど下道か誰かに運転を頼むかしている人も多かったです。Fullertonに限らず、南カリフォルニアで生活をするとなると、基本何をするにも車が欠かせません。買い物するにも、ビーチに行くにも、バスでは相当の時間がかかります。

California State Universityはカリフォルニアのいたる所にあって、キャンパスごとで単独の大学になります。私はMasterのプログラムにいたのですが、同級生（同じセメスターに始めた生徒）で日本人は私だけでした。秋入学と春入学があって、私のプログラムでいうと大体各セメスターに日本人が一人入ってくる割合でした。大学全体に関しても、そんなに日本人はみかけなかったと思います。当時はまだアジア人もそれほどたくさんというわけではなく、白人とメキシコ人が大半だったと思います。ESLには通っていないので、ESLで入学する場合はもう少し他のアジア人、日本人は多いとは思います。基本的に、どの生徒も親切でカリフォルニア人の気質なのか大体みんな穏やかです。Fullerton自体には日本人はあまり住んではいないと思います。ただオレンジカウンティ全体でいうと、日本のマーケットもあるし、日本人もたくさん住んでいるので、日本人慣れはしていると思います。私の同級生でいうと、もちろんアメリカ人が大半でしたが、アフリカ、韓国、中国、タイ、パキスタン、UAEなどから来ている人が1～2人ずついて、国際色は豊かでした。