中国の大学院留学とは

北京大学、清華大学、上海交通大学など中国には世界的に評価されている大学院があります。

中国の大学院では、経営学やITなどビジネスに関連する分野から、中国歴史や美術史などの 中国の文化に深く関連する分野まで、幅広い学問を学ぶことができます。

中国の大学院であれば、キャリアアップのために最適な学問を選ぶことができるでしょう。 中国の大学院を卒業すると、修士号または博士号の学位を取得できます。 中国の修士課程は2~3年、博士課程は3~4年で卒業することが通常です。

中国の大学院は、ビジネスに関わる分野など、英語で講義を行う専攻も増えています。 その場合、大学院の入学に必要になるのは中国語のレベルのスコア証明ではなく、TOFELなどの 英語力を証明するスコアの提出が求められます。

また一部の分野においては、学部課程での専攻分野、または職歴がないと入学できない専攻もあります。 大学院によっては、35歳以下などの年齢制限があります。

希望の中国の大学院が決まったら、入学における条件や手続きなど詳細を一度確認しておきましょう。

中国の大学院留学の費用

中国の大学院留学にかかる費用は、大学院や専攻するコースによって大きく異なります。 一般的な学費あれば年間で40〜50万円程度ですが、MBAの場合はこの4倍ほどの学費が相場になっています。

生活費や滞在費に関しても、中国のどの地域に留学するかによって変わってきます。 北京や上海などの都会で、更に都心部で生活した場合は、中国の地方で大学院留学した場合では、同じ期間でも 何倍も費用が変わってくるでしょう。

学費、滞在費用の他に、中国の大学院留学には、航空券代金、保険代金、ビザ申請料なども必要になります。

中国の大学院の特徴

中国の経済成長や、ビジネスシーンでの中国語の重要度の高まりから、世界中から留学生が集まっています。 中国の大学院留学を通じて世界中に人脈を作ることも可能で、そのネットワークは卒業後も大きな財産になるでしょう。

また中国の大学院では、経営学やマネージメントのビジネス分野、政治や法律、ジャーナリズム、コンピューターサイエンス、 通訳、翻訳、中国史など非常に幅広い分野を提供しています。

中国の大学院の入学

中国の大学院の入学には、大学院の入学申請書、学部課程の卒業証明書、成績証明書、推薦状、エッセイ、履歴書、中国語力の証明が必要になります。

中国語力の証明としては、HSK5〜6級以上が目安になります。 英語で講義を行うコースの場合は、中国語力ではなく、TOEFLなどの英語力のスコア証明が求められます。

大学院及び選考するコースによっては、書類選考の後、面接や入学テストが必要にある場合もあります。

中国の大学院は9月入学になります。一部のコースでは3月の入学を許可している場合もあります。 一般的な入学までの流れとしては、前年の12月までに入学の申請をし、試験や面接がある場合は2月~5月に行われます。

具体的な入学条件、及び願書の期日は各大学院によって異なりますので、 留学を希望する中国の大学院が決まったら、各大学院のウェブサイトなどで詳細を確認しましょう。