マルタの語学留学とは

マルタ留学は、日本人にとって馴染みがないかもしれないですが、 マルタは過去の歴史から英語が公用語であるため、非英語圏ヨーロッパの諸国からは英語留学の場として、以前から注目されていました。 そのため語学留学の留学先としては実績と歴史があります。

マルタはヨーロッパ随一のリゾート地であるため、ビーチの近くでリゾート気分を味わいながら留学したい人にとって 非常に合う環境でしょう。 ダイビングなどのマリンスポーツ、世界遺産への観光など、語学学校のアクティビティも非常に楽しいものが多いです。

マルタでは英語とマルタ語が公用語とされています。 そのためマルタでホームステイを行う場合、ホストファミリーはマルタ語で会話をするのが通常です。 もちろん、留学生相手に話しかける時は英語になりますが、家族内での会話はマルタ語になります。

マルタの語学学校はヨーロピアンが多く、日本人の割合が非常に少ないのが特徴です。 各語学学校によって、提供しているコースや特徴が異なるため、自分に合う最適な語学学校を選びましょう。

マルタの留学期間が90日以上になる場合は、マルタのバレッタにある移民局で、滞在の延長申請する必要があります。

マルタの語学留学の費用

マルタの語学学校の費用は、各語学学校及びコースによって異なります。 また語学学校によってはシーズンによって料金が変動する場合もあります。

目安としては、語学学校の学費は一ヶ月で8〜15万円程度になります。 語学留学に費用は、為替の変動によっても影響受けるため注意しましょう。

マルタの語学学校に留学するためには、学費、滞在費、お小遣い、マルタまでの航空券代金、 留学期間中の保険代金が必要になります。

入学を希望するマルタの語学学校が決まったら、具体的な学費や滞在費用を確認して、 計画的に留学費用を準備するようにしましょう。

マルタの語学学校の特徴

マルタの語学学校の特徴は、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの国への留学と較べて日本人比率が低いことでしょう。 しかし注意しないといけないのは、全体的として日本人の割合が少ないとしても、入学する語学学校には日本人が多い場合、 更には語学学校全体で日本人が少ないとしても、クラスには日本人が多い場合もあり得るため、 自分に周りに日本人が確実にいないかどうかは状況によっても異なります。 しかし、それでもその他の国に較べて日本人が少ない環境になる可能性は高いとは言えます。

日本人が少ないということは、マルタの人たちも日本人に慣れていないということでもあります。 例えば、日本人に慣れている、日本人の文化背景を理解しているホストファミリーであれば、色々とサポートしてくれる可能性もあります。

同様に語学学校でも日本人の学生が多ければ、先生も日本人の癖や苦手なところが経験から分かる分、日本人にとって分かりやすい授業を してくれる場合があります。 しかしマルタではこれらの状況は期待しない方がよいでしょう。

またマルタ留学で見落としがちなのが航空券の費用です。 1ヶ月や数週間の短期留学になると、学費や滞在費ではなく実は航空券代金が留学費用の大部分を占めます。

航空券代金を抜いて留学費用を計算し、他の留学プランより安かったからとマルタ留学に決定し、 その後航空券を購入したら、結果的に他の留学プランより高くになった、ということもあります。

マルタの語学学校の入学

マルタの語学学校は、18歳以上であれば基本的に誰でも入学可能です。 18歳未満になると一般英語コースには入学できない場合がありますが、その代わりに語学学校によってはジュニアコースと 呼ばれる子どもを対象にしたプログラムを提供しています。

ビジネス英語コースや進学準備コースなど一部のコースを除き、マルタの語学学校の入学に英語力は必要ありません。 どの英語力であっても入学ができるように、レベル分けがされています。

マルタの語学学校に入学した初日にレベルチェックテストを受け、適切なクラスに割り振られます。 レベルチェックテストは、筆記試験だけでなく、リーディング、スピーキング、リスニングなどコミュニケーション能力もチェックされます。

日本人は筆記試験では高得点でも、このコミュニケーション能力で低い評価がされてしまい、結果的に初級レベルのクラスに入ってしまうことが多いです。 そのため、せっかく日本人が少ない環境のためにマルタに留学しても、同じクラスには日本人が多かった、ということもあり得ます。 また初級クラスになると、授業で教わる文法などは非常に簡単な内容になります。

このような状況を避ける一番の方法は、日本で出来る限り英語の練習をしておくことです。 自己紹介、留学の目的、帰国後の予定、なぜマルタにしたのか、趣味、日本の家族のこと、など留学先で聞かれるであろうことは、 全て日本で話す練習しておきましょう。