たまたま質問を見かけましたので回答いたします。
私は2019年11月よりブリュッセル自由大学(ULB)で研究員として勤務しております。入学に必要な諸手続きは調べてもらうとして、語学力について、私も参加している学生実験(理学部)の風景を中心に記載します。具体的な語学力を測る試験等があるかもしれませんがまずはおいときます。
結論から申せば英語が出来れば授業は理解できると思われます。
ULBは国際色豊かな環境で様々な出身者の方が授業を受けております。やはり教員の多くはベルギーないしフランスの方が多いので基本的にはフランス語で進めています。しかし、その後、フランス語圏以外の学生へは直ぐに英語で言い換えて伝えるようにしていますので英語が出来れば問題ないでしょう。私も学生からの質問は英語で返答しております。
また、以前中国人がスピーカーのセミナーに参加しましたが言語は英語ですべて行っておりました。
このようにフランス語が出来ればそれこそ問題ないですが、英語でも十分に教育を受けることが出来ます。
ULBのスタッフの多くは母国語のフランス語に加え英語が話せる人が多く、その点でも英語をおさえておけば入学後の最低限の生活は困らないと思われます。
ですが、ULBから送られてくる通知(授業やセミナーの案内、その他学校行事等)は基本フランス語です。私はフランス語が分からないので翻訳に頼っておりますが、主要言語の不安と言ったらこのあたりくらいでしょうか。
少し話が逸れますが、私がこちらへ来る際に非常に苦労したのが居住の確保です。
私は学生身分ではないので大学内の学生用アパートにはもちろん入れませんでしたが、同時期に研究室に入ってきた学生でもすでに満室で契約できない、と言っていました。
入学手続きの際に居住については大学側が用意してくれるものなのでしょうか?その点だけしっかりとご確認すべきと考えます。
以上、質問者様の疑問に少しでも応えられていたら幸いです。少しでも海外でご活躍される方が増えればうれしい限りです。
その他、何かございましたら遠慮なくご連絡ください。下記のアドレスに私のULBでの連絡先が載ったページがございます。
https://www.ulb.be/fr/yusaku-noda-1
以上、失礼いたします。