Shandong University

講師はほとんどの場合、国際教育学院に所属する専門の先生がついてくれます。 他大学では、大学院生の学生がアルバイトで講師をやっていたりもしますが、山東大学はそうではないのでそこが一番いいなと思いました。 授業に対しても非常に情熱を持って取り組んでくれて、質問や勉強方法のアドバイスなどもたくさんくれます。 ある男性の先生は、テキストを自分で解説した動画を予習用に準備してくれていました。 先生がそこまで準備してくれると学生も自然とやる気が出ますし、力が付くと思います。 ただ、人によっては別のクラスの先生の方がいいという学生もいて、そのときは事務室で相談してみると変更に応じてくれる場合もあります。 長期留学の学生は慣れてきたら、中国人本科生の授業に聴講生として参加できる場合もあるので、先生に聞いてみるといいと思います。

留学生は、本科生として入学する場合以外は国際教育学院の中国語コースで学ぶことになります。 初級、中級、高級班がありそれぞれ初級2班、中級3班といったような感じで番号が振られていて、クラス分けテストによって自分のクラスが決まります。 私が所属していたクラスでは写真にあるように「発展漢語」というテキストを使っていました。 また別途、先生が用意したプリントやPPTなどを使ってディベートをしたりすることもあります。 特に初級班や中級班では欧米諸国の留学生が多いので、色んな意見が聞けて非常に有意義な授業になると思います。 3、4人で一組のグループを作り自国の文化や中国との相違点をプレゼンする授業もあったのですが、アウトプットすることで中国語が上達しました。