アメリカの大学留学とは
大学留学を検討した際に、やはり候補になるはアメリカの大学。 日本人からの留学生だけでなく、世界中からアメリカの大学で教育を受けるために学生が集まっています。
アメリカは大学の数も多く、トップレベルの大学が多いのが留学に人気の理由です。 また大学のレベルだけなく、アメリカの教育制度に興味を持って、アメリカの大学留学を検討している人も多いのではないでしょうか。
アメリカの大学には、州立大学、私立大学、リベラルアーツ・カレッジの3種類あります。
一般的に私立大学より州立大学の方が費用が安いですが、州内の学生の学費と、外国人留学生や州外からの学生に対する学費は同じではありません。 州立大学だから安いと思って志望していた大学が、実は外国人の学費だとそこまで安くなかった、ということもあるので注意しましょう。
リベラルアーツ・カレッジでは、人文科学・自然科学・社会科学の分野に渡る学問・学術を学びます。 そのため、ほとんどのリベラルアーツ・カレッジは大学院を持たず、また全寮制の大学も多いです。 また教員と学生の比率も近く、少人数制での学習を特徴しています。
世界大学ランキングの評価基準には、大学の論文や教授の研究実績などが対象になっていることが多いため、 リベラルアーツ・カレッジは大学にレベルに見合った評価がされていません。
日本では知名度の低い大学もありますが、アメリカのリベラルアーツ・カレッジは非常に優秀な大学がたくさんあります。 リベラルアーツ教育を受けるためにアメリカの大学留学を検討する価値は十分にあります。
アメリカの大学留学の費用
有名私立大学であれば、卒業までの1,000万円以上の費用が必要と言われています。 そのため大学内で提供されている奨学金をもらい大学生活を送っている学生もいます。
もちろん奨学金をもらうためには良い成績が求められます。 ただ日本の大学と違い、奨学金の制度は非常に充実しています。 外国人留学生でも取得できる奨学金もあるので、志望する大学が定まったら奨学金情報についても調べてみると良いでしょう。
アメリカの大学の魅力
またアメリカの大学は、日本の大学のように、全員が高校を卒業してから大学進学を目指す訳ではありません。 一度、社会人経験をした上で、自身のキャリアップのために大学進学を目指したり、ギャップイヤーをしてから大学進学を目指す人もあります。
もちろん、大学在学中も全員が4年間の卒業を目指している訳ではなく、興味がある分野の学問を受講して、 単位が達したら学位をもらう、という考え方の学生が多いです。 そのため複数の分野にまたがって講義を積極的に受講し、6年間で2つの学位を取得して卒業するという形もあります。
アメリカの大学の入学
アメリカの大学は、最初から4年制大学に入学する方法と、最初に2年制大学に入学してから4年制大学に編入する方法があります。
アメリカの大学の留学するために、決められた試験を受けて合否を判定されるのではなく、過去の成績や課外活動、エッセイや推薦状、 英語力のスコア証明などから合否が判定されます。
合格率が非常に低い人気の大学であれば、過去の成績の良し悪しが重要になります。 そのため、一度2年制大学に入学して、2年制大学で優秀な成績を収めた上で4年制大学に編入する方法もあります。
アメリカの大学留学の準備
アメリカの大学に合格するためには英語力が全てではありませんが、アメリカの大学を卒業することをゴールと考えると やはり英語力は高ければ高いほど良いでしょう。
授業で積極的に意見を言うにも、講義の内容を100%理解するために、必ず英語力が必要になります。 大学の講義だけではなく、友人を作ったり、遊びに出かけるにも英語力があるに越したことはないです。
アメリカの大学留学を本気で目指しているのであれば、大学合格に向けての準備と同時進行で英語の勉強もしっかりとやっておくことをお勧めします。
アメリカの大学の特徴
留学生に人気のアメリカの大学に留学すれば、アメリカとのネットワークを作れることはもちろん、 世界中から集まっている留学生によって、世界とのネットワークを作ることができます。 アメリカの大学留学を通して築いた世界各国へのネットワークは、大学卒業後にも大きな強みになるでしょう。
アメリカの大学と一括りにしても、各大学によって特徴や校風が全く違います。 また西海岸と東海岸では、街の雰囲気から気候まで全く変わってきます。
もちろん、街によって物価も異なるため、4年間生活することになる大学留学であれば、 地域や大学の立地条件で費用も変わってきます。
最適な大学を選び、充実した大学留学を送れるようにしましょう。