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大学によって違うと思いますし、学部によっても違うでしょうが、私の受けたコースは、非常に充実していました。 メソッドも多彩だし、学生が寄与できる部分も多かったです。 最初、授業についていくことは非常に大変で、仲間と事前勉強会などをしましたので、なんとか単位をとることができました。

私は、アメリカにいる間、病気をしませんでした。緊張感があるからでしょうか。ただ、ちょっとした怪我と虫歯治療跡がとれてしまったことがありました。 大学に診療所があります。ここで、まず間に合います。 歯医者は、図書館の職員においえてもらい、大学の近くの歯科に行きました。日本よりも予防歯科が発達していて、クリーニングで通う習慣があることをはじめて知りました。 ワシントン大学のメディカル・スクールは、全米でも非常に優秀で有名なので、まず医療は心配ないです。

食事は、学内と学外と半々というところでしょうか。住んでいたのは民間のアパートですが、とくに寮の食堂はよく使いました。ただ、アメリカ人の胃袋はとても大きいようで、量は非常に多いです。ただ、その量にもしだいに慣れてきます。学外にも、しゃれたレストランが多く、楽しめました。 自炊してもよかったのですが、時間の余裕がありませんでしたので、もっぱら外食でした。

私はロースクールのLLMコースに留学しておりましたが、図書館のなかに専用のデスクをいただきましたので、非常にはかどりました。図書館も充実していますし、スタッフもなかなか優秀でした。

ワシントン大学は、ワシントン州立の大学なので、州内の学生が優遇されていて、授業料も安いです。しかし、他州、外国の学生も数多くいます。 街全体として、黒人の比率が低いですが、アジア人は多いです。 日本人も多いですが、日本人でもさまざまなタイプがいます。 まず、現地化した方、現地勤務の方のご子息、留学生は、企業派遣、自分のちからで留学している人、親のちからで留学している人など。 ワシントン大学は、入学じたいが難しいので、かなりの学力を要求されますが、シアトルのなかには、日本にいられなくなってきた人もいて、地元の方には、日本人というのは、いったいどういう人たちなのか、理解に苦しむ場面もたまにあります。（全然英語ができなくて、学校にもついていけなくて、ブラブラしているような人もいます、ということです。） とくに大学院では、企業派遣の方が多く、ひとつのコミュニティーになっています。で、いっしょに大学の授業を乗り切ろう、という雰囲気があり、また、そのノウハウもあります。また、先生もそれに慣れています。