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  • nekosan
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    国民性4.0
    滞在者(滞在期間:2010年6月~)2016/01/29
    スペイン人は陽気でフレンドリー。そんなイメージがありますが、あまり当たっていません。確かにお祭り好きだし、サッカーの試合やトマトを投げたり牛に追われたりするお祭りに参加しているところを見ると、明るくて楽しい物好きな様子が見て取れます。しかしお祭り事ではない日常生活でのスペイン人を見ていると、印象はだいぶ変わってきます。 マドリードの人は、総じてそっけない、もしくは冷たいです。店員や役所の公務員の態度を始め、学校の事務員、大家、道を行き買う人々と、笑顔を見ることはほとんどありません。日本人にとってのいわゆる外人であるアメリカ人(や主に英語圏の人)のような、目があったらニッコリという反応はほとんど見かけません。表情がないことに加え、持ち前の彫の深さ(目力が半端なく怖い人が多いです・・・笑)も手伝って、怒っているか機嫌が悪いかとしか思えない表情なのです。狭い車内にベビーカーを押し込んで入ってくるし、道を譲らないし、レジの列には平然と割り込んでくるし、駅で肩がぶつかっても謝らない人ばかり。レジの打ちミスがあっても謝らないし、客が傍で見ていても店員同士で話し続けているし…。 一方、一度知り合いになるととにかく世話好きな一面が見られます。道で見かけたら遠くからでも手を振ってあいさつする感じです。道徳心より友情というか、例えば友達がポイ捨てをしても、ポイ捨ては悪いという発想にはならず、ゴミ箱が近くになかったからしょうがない、という風に考えるというか…。また失敗を責めずフォローするのが上手なので、正直救われることが多いです。上下関係なく誰とでも何でも本音で話し合えるのも、ストレスがたまらずいい関係を続けられる理由かもしれません。 特に大事なのが家族で、何はともあれ家族優先。一度銀行で振り込み待ちの列に並んでいた時、窓口の人の携帯が鳴りました。学校で子供がけがをしたとのことで、お客放置でそのまま(タイムカードも押さずに!)外出してしまいました。でも誰も文句を言わないし、それを当然と思っているようでした。 家族・友人に限らず、お店などでも顔見知りになると対応が変わります。気さくに話してくれるようになったり、いっぱい奢ってくれたりするのです。他人には冷たいが、一度知り合いになるとしつこい位気にかけてくれる。それがスペイン人だと思います。

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  • nekosan
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    買い物、飲食2.0
    滞在者(滞在期間:2010年6月~)2016/01/29
    スペインは地理的にも習慣的にも、なかなかインターナショナルなブランドが参入してきません。入ってきたとしてもせいぜいバルセロナ止まりなので、マドリードの住民としては不満が募ります。また、新商品も日本のように頻繁に生産されないので、スーパーの棚はいつでも同じ顔触れです。 日本では15年程前に流行ったエッグタルトや10年程前から市民権を得ているベーグルのお店が、マドリードには数年前にやっと開店。今年に入ってベーグルが普通のスーパーのパン棚に並ぶようになりました。いわゆるおしゃれなカフェも、最近こそぐっと増えてきましたが、私が来た2010年当初はほとんどみかけませんでした。コーヒーやハーブティーを飲むのに、やっぱりお洒落で居心地のいい席でゆっくり座って話したいもの。こんな当たり前のことが数年前はできなかったのです。なぜかと言うと、スペイン人はバルで立ち飲みするからです。しかも、新しいものに興味がないスペイン人は、別にカプチーノやマッキアートがなくても何とも思わないようなんです(笑)カフェコンレチェ(コーヒー牛乳)があれば。そういう具合なので、外食に限らず、日本や他国では有名でも、スペインでは手に入らないものが意外と多いです。 一方、いわゆる普通のスパニッシュバルは大充実。ユーロ高もあって割安感はそんなにないですが、それでもビール一杯にお通しのオリーブがどんと提供されたり、そんなバルをハシゴしたりするのが、スペインを楽しむコツの一つです。バルでもレストランでも、バー席、店内席、テラス席とある場合は、それぞれ値段が変わります。手軽につまんで安く済ませたいときはバー席で立ち飲みをどうぞ。慣れるまで休めた気がしませんが、慣れると意外と気にならなくなる立ち飲みです。天気がいい日や、喫煙者の方はぜひテラス席へ。店内で食べているとタバコは吸えません。逆に嫌煙者は店内席をお勧めします。 買い物でも食事でも、店内に入る時や、席に座る時、帰る時は、店員にあいさつするのがルールです。日本ではお客側から何か言うことはないので、気にしていないと知らず知らずのうちに愛想の悪い東洋人になってしまうのでご注意を。

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  • nekosan
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    治安、安全2.0
    滞在者(滞在期間:2010年6月~)2016/01/28
    政府の某ウェブページや某ガイドブックなどで、バルセロナと並び治安が悪いとされているマドリードですが、実際は怖がる必要はないと思います。首絞め強盗だの、ケチャップ詐欺だの、字面を読むと非常に恐ろしく思えてしまいますが、実際はもちろん普通の日常が送れる街です。命の危険を感じたことは一度もありません。 ただ、スリが多いのは事実です。これは外国人のみならず、スペイン人もターゲットになっているので、日本人観光客(留学者・在住者)だからといって闇雲に怖がる必要はありませんが、それでも日本にいる時と同じ感覚でいてはいけません。私個人の話ですが、日本で使っていた口幅が広く閉じないタイプのトートバッグは使えなくなりました。ボタンタイプでも可ですが、ジッパータイプが一番安心します。たまに、携帯を取り出したりしてジッパーを閉め忘れていることに、しばらく経ってから気づくことがありますが、毎回最初に脳裏に浮かぶのは、「盗られたか!?」です。その後自分で閉め忘れたことを思い出してほっとするのですが。 口が閉まるからといって安心はできず、込み合う車内で徐々にジッパーをあけられて手を入れられたり、布地の場合は切られたり、という話も聞きます。トートバッグにしろ、ショルダーバッグにしろ、常に体の前側にくるようにし、腕でしっかり挟んでおくことが重要です。 バックパックも、口がしっかり閉まるし丈夫そうですが、安心できません。特にエスカレーターに乗っているときなど、後ろにピタッとくっついてくる人がいますが、大抵スリです。私も一度後ろ(というか斜め後ろで、不信者感ありありだった)に立たれたことがありますが、その前にその人を見たときから怪しそうだと思っていたので、エスカレーターで体を斜めにしてその人の顔が見えるようにしました。またスペイン人と一緒にいたときも、その人の後ろに疑ってしまうような風貌の人が立っていたので、あえてその人の方を見て乗っていました。 スリを防ぐこつは、のろのろしていないで早く歩く、立ち止まる(地図を見るなど)場合は店の入り口や改札周辺など、スペースがあり且つ人のいるところでする、バルやカフェで座る場合はテラスではなく店内にする、ことでしょうか。テラス席はスリだけでなく、物売りも来るので、色々とやっかい。喫煙者(スペインでは店内全禁煙)以外は店内の方がいいと思います。

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  • nekosan
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    交通2.0
    滞在者(滞在期間:2010年6月~)2016/01/28
    マドリードの公共交通には、地下鉄、電車、バス、高速鉄道があります。 マドリードの地下鉄は世界一良い、というのが会社自身の評価で、駅構内などに大々的に書いてあったりするのですが、東京の地下鉄を知っている者からすると、お粗末すぎて笑えてきます。運賃は何度も値上がり、2010年の渡西当時は9€だった回数券が、今(2012年以降)では12.20€となっています。普通乗車券も全路線定額だったものが、一駅ごとに値上がりするシステムに。1ヶ月定期券も2010年の46€から、今では54,60€となりました。反面、人員削減の為に本数は減り、駅の出入り口は閉鎖(複数ある出入り口のうち一つ以上が閉鎖中)されたままです。雨漏り・エスカレーターの故障は日常茶飯事で、蛍光灯が複数切れていても放置されたままのホームや改札を何度か見かけました。また日本のような時刻表がなく、何分間隔で走っているとしか分からないので、日本から来ると慣れるまで苦労します。東京のようにラッシュ時は2、3分おき、昼間でも5分おき程ならまだいいのですが、朝でも5分以上待つ事がざらだし、昼は8分以上、夜になると15分待つ事も少なくありません。おまけにストライキが頻繁にあり、その度に缶詰め状態になります。 バスも地下鉄同様待ちますが、比較的本数が多いように感じます。ただ、外出好きな高齢者が多いスペインでは、階段の上り下りのないバスが好まれるので、路線にもよりますが、座れないことが多いです。 一方電車は路線が少なく市内での使い勝手が悪い為か、空いていることがおおいです。こちらは日本のように時刻表があるので、本数は地下鉄ほど多くはありませんが、効率的に予定も立てられます。遅延もあまりないようです。 高速鉄道は、スペイン北部方面と南部方面で駅が分れています。一例としてビルバオからマドリードへ来ると北部のチャマルティン駅に到着しますが、そのままセビージャへ行こうとすると、今度は南部のアトーチャ駅から出発するので、駅間の移動が必要です。乗り換えなしで行ける地下鉄1号線が使われますが、狭い車両に利用客の多さもあって、快適ではありません。さらにスリ発生率も高い路線です。 地下鉄もバスもクリスマスイブの夜からクリスマスの朝は運休となるので注意が必要です。(夜行バスは1時間に一本という少ない本数ですが一応走っています)

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