ポルト・アレグレ

ブラジル最南部の州リオグランデ・ド・スル州(南大河州と表記することがある)の州都。人口200万人足らずの落ち着いた美しい街。ブラジルのヨーロッパといわれる。日系人は少なく、州民の大半はイタリア系とドイツ系。州内を代表する大学は州立大学(UFRGS)とカトリック大学(PUC) 。いま日本でも広がりを見せている大きい串に肉の塊を刺して焼くブラジル風焼肉料理シュラスコChurrasco(ブラジル発音はシュハスコ)の本場。 女性はガウーシャと呼ばれ金髪が多くブラジル美人の産地としてよく知られている。 土地の人たちはコーヒーよりもシマホンと呼ばれる抹茶のようなものを特殊なクイヤとボンバという道具を使って朝から飲んでいる。 サッカーでは世界チャンピオンに輝いたグレミオ、インテルのホームであり、ワールドカップも当地で開催された。 ブラジル最大のパトス湖があることから琵琶湖を持つ滋賀県と兄弟県州を結んでいる。 ポルト・アレグレ市は金沢市と姉妹都市である。 多くの大統領を輩出した州であり、教育レベルは高く、識字率もブラジルトップである。閑静な都会であり、緑豊か、そしてグァイーバ川のほとりにある勉学には最高の地であろう。