日本語教授法の修士課程があり、日本語プログラムも充実しているため、オレゴン大学に留学したいと思いました。当時はマックレーン・松岡教授、片岡教授、藤井教授という日本人の先生がおられ、非常に幅広い日本語教育の現場を体験できました。大学院で学ぶには、適切な指導者がいることが第一です。授業が日本語で行われ、教授法、言語学、その他の分野を教えるコースは、アメリカでは少ないと思います。大学の知名度から言っても、オレゴン大学大学院アジア学部は歴史もあり難関としても有名で、是非とも勉強したいと思う環境が整っていました。修士課程で中国語を学ぶ機会もあり、外国語教育を受ける側の気持ちを改めて認識することができ良かったと思います。同じ漢字圏とはいえ、発音の難しさや文法の複雑さに、いつも驚かされ絶えず勉強するのが第一だと痛感しました。学内の食堂なども充実していて、昼食に中華風ランチとかメニューにあったり、結構楽しい思い出ができました。とにかく体力勝負の毎日でしたので、よく食べた記憶があります。TAとして2年間を通して奨学金を頂き、教えながら勉強する日々という、かなり厳しい面もありましたが、経済的には非常に助けられたと思っています。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。是非、頑張ってオレゴン大学に留学して下さい。