英語とフランス語のバイリンガルの国であること。私の通った大学は英語の大学だったので、専門の授業は語学の問題を(フランス語よりは)なしに進めることができ、かつ第二外国語が学べることがとても魅力的だった。実際に専門の授業の他に、フランス語の授業をとることができた。町ではフランス語が基本的であったが、みなバイリンガルなので、フランス語が分からない時は英語を使うことができた。そのため、生活に言語の面で不自由することは少なかったように思う。逆に言えば、フランス語を使うことを強いられる機会が少なかったため、英語を使いがちであったことは反省点。しかし、英語圏でヨーロッパ(特にフランス)の雰囲気のある町であるモントリオールは、雰囲気と生活のしやすさを総合すると、とても良い環境にあると思う。
またモントリオールはフェスティバルの町として有名である。7月にあるジャズフェスティバルをはじめとして、いつもどこかでフェスティバルが開催されていて、観光には事欠かなかった。特に夏の間はお祭りが多い。冬になっても、氷点下の中の野外フェスや野外スケート場など、冬ならではのイベントも数多くある。
学びも観光もどちらもおもいきりできる、とても欲張りな私にぴったりでした。