私はトゥールーズ第二大学はJean Jauresという名のとおり、歴史的にも左寄りのg思想を持つ大学です。つまり、学生運動がとても盛んな学校です。私が滞在していた2015年度は、授業が休校になることはありませんでしたが、2014年度は学生運動による学校閉鎖もあったようです。私が大学についたときに驚いたのは、大学全体が工事現場のような状態ということです。クレーン車が何台も並び、授業中もドリル音など、がしゃがしゃうるさいです。トゥールーズ第二大学に長くいる学生の話によると、これでも数年前よりずっときれいで快適になったようです。語学を学ぶ学生のための校舎は、新しくて大きな建物でしたが、他の校舎は、トレーラーのような教室がほとんどでした。冬場は寒く、汚くて、工事も窓からほんの1メートルのところで行われていたので、前の席にいなければ先生の声が何も聞こえませんでした。インターネットも、wifiがありますが、校舎によってつながりやすい場所とそうでないところがありました。フランスの大学なら普通かもしれませんが、校舎内外でドラッグのにおいがすることも多々ありました。大学のあるMirailの周りは、治安が悪いことで有名です。学生がいる限り安全ですが、授業外では、まず立ち寄らない場所という感じでした。