延世大学校

大学全体はとても広く、牧場まであるほどですがとても管理が行き届いています。人気の私立大学なので、校舎や設備は新しくとても綺麗です。 語学堂は校舎が古いですが、毎日授業後に清掃の方が入られて、教室、廊下、お手洗いなど綺麗に清掃してくださいます。 教室の清掃では黒板もしっかり磨かれて、しっかり清掃されています。 日本人にとっては海外のお手洗いは不便であったり嫌なものかもしれませんが、トイレットペーパーはとても大きなロールが設置されているため心配ないし、清掃も１日に１度はしっかり清掃してあるようで特に汚いと感じたことはありません。 校舎は落書きなども無く綺麗です。 図書館はとても大きく、新しく綺麗です。中にはカフェなども入っています。 勉強部屋のような場所もあり、席ごとに仕切りがあり集中して勉強できるようになっています。 飲食はどこでもは出来ず、談話室のようなスペースが所々に設けられたりときちんとしているので散らかっている場所は特に見当たりませんでした。 食堂の清掃もよくされています。 お昼休みの出入りの多い時間はたまに前の人の汚れがそのままになっていることもありますが、テーブル拭きも置いてあったり、清掃の方が通ると綺麗にしていってくださいます。特に汚かったというようなことはありませんでした。

延世大学の語学堂のカリキュラムは、基本的に正しい韓国語の基礎をしっかりと身に付ける内容です。 自然な韓国語のアドバイスや、流行語のような言葉も、授業や教材に出て来ることもありますが、基本的にはきちんとした正しい韓国語の教育を目的とした内容の教材、授業です。 初級では特にその内容が強く、試験の回答や会話のテストなどでは、「確かに自然な言葉として間違ってはいないけど、このテストではこう回答するのが正解、こう回答してほしかった。」という訂正をされることも多くあります。 最初はそれを不満に思う人も居たりしましたが、それだけしっかりと基礎を身につけさせるので、中級や高級に入った時に、応用が出てくる場面での理解はとても楽です。 中でもライティングに強くなるカリキュラムです。 授業や宿題、試験でも、作文など文章を書く場面が多く、他の学校に転校していった生徒はよくライティングが韓国人のようだと褒められているようです。(友人にも何人か転校した人が居ました。) また、リーディングにも力を入れており、講師は担任とは別に居て、教材は新聞やコラムなど実際に国内で使用された文章がそのまま掲載されているため難しいですが、私生活でも新聞や雑誌などを読むのがとても早く、簡単になります。 また内容も様々なので、内容や言い回しから韓国の歴史や文化を深く学ぶことができます。 学期毎にイベントも多くあり、調理や演劇、カラオケ会などで交流も深まります。 高級では通常の授業に選択授業や別クラスとの討論会なども組み込まれてきます。 古文や経済なども学ぶことが出来るため、韓国での生活や就職などにも対応できます。

延世大学韓国語学堂の講師は、韓国語講師の授業、研修をしっかり受けた方たちです。 若い講師から年配の講師までいらっしゃり、クラス毎に担任講師とリーディングの講師が別についてくれます。 高級になると、選択授業が入ってきます。また討論会などの授業もあるため、私は滞在中10名ほどの講師に教えていただきましたが、どの講師も授業時間に遅刻などはなく、授業時間いっぱいに授業をしていただけました。 休み時間にくい込むこともしばしばあります。それほど熱心に教えていただけます。 授業中は無駄話などはほとんどありませんが、基本的に真面目に、しかし明るく和やかな雰囲気で授業を進めてくださいます。授業内容に沿った範囲での講師の体験談や韓国の文化についてなどリアルな話も聞くことが出来るため、授業は毎回楽しいです。 どの講師も全員に教科書の音読や発言をさせながら授業が進むので、差別なく全員が授業に参加でき、指導していただけます。 クラスが変わったあとも廊下や食堂などで見かけると声をかけて下さったり、授業以外の、韓国での生活やアルバイトや就職といった様々なことを気がけてくださり、慣れない海外での生活も安心して過ごすことができました。 みなさん親切です。 学期末などクラス会をするクラスも多いですが、その時に講師も時間を作って参加してくださったり、クラス最後の授業のときはみんなでケーキを食べたりとどのクラスも講師と生徒が仲良しです。