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  • NEET
    日本
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    総合コメント4.0
    元在校生(通学期間:2010年9月~2010年10月)2014/11/05
    DİLMERはイスタンブルの目抜き通り(イスティクラル通り)やTaksim広場のすぐ近くにある。外国人が生活するには便利な地域である。有名なブルーモスクやトプカプ宮殿がある旧市街へはやや距離があるが歩いて行ける距離だが、あちらは観光客向けの店が多いので生活するならこの界隈が便利である。 今までの語学学校では日本人は必ずいたが、ここでは会うことはなかった。主な留学生はヨーロッパ人で、ヨーロッパ学を専攻しているからとか、トルコ移民と婚約してトルコ語に関心を持ったという人も複数いた。あるいはトルコ移民の子で親の国を見てみたいという人もいたし、ロシアの方からも来ていた。宗教上はトルコはイスラム国だが、ヨーロッパの一部として見られる面もあるようだ。変わり種ではウイグル人(国籍的には中国)もいた。ウイグル語とトルコ語はかなり近いらしく、お互いに会話が成立するらしい。 授業そのものはやはり基礎的なところから始まった。教員はたまに変な人がいると別クラスの人から聞いたが、自分の当たった教員は優秀で授業の質は高かったと思う。 台湾で中国語を学んだ際には日本人で漢字の知識があることはウズベキスタンの人の苦戦を見るとずいぶん恵まれていると思ったが、トルコに来ると逆に日本語話者は不利になる。言語的には日本語に類似することは多いのだが、例えば辞書にしても日本語ートルコ語辞書は数が少なく高価である。英語ートルコ語の辞書を使って教科書の単語を時間をかけて読み解いていった。 トルコ語という言語は聞き慣れないし、音にも馴染みのないものが多く苦労した面もある。一方で、歴史的にトルコ語はアラビア語の影響を受けてきたが近代ではアラビア語をできるだけ追放し、抜け落ちた部分をヨーロッパの言語で補おうとした歴史があるため、ヨーロッパ由来の言葉も多い。 そのような理由でやや苦労をしたものの、2ヶ月ほどの学習でトルコを旅することができる程度には身についた。駅で英語話せますかとトルコ語で聞いてもhayır (ノー)と言われることが多く、結局トルコ語を使わないといけなかったが、習った範囲で何とかなった点は大きい。 最後にトルコ人について。イスタンブルの街は埃っぽいところが多く途上国だなと感じる面は多いが、家に招かれてみると調度品が洗練されていて文化の蓄積を感じる。またとても親切な人も多く有意義な滞在になった。

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