Niagara College Canada

私が住んでいたセントキャサリンはとても落ち着いた町で、キャンパスや少し栄えた場所に行く場合基本的にバスを使用するという感じでした。 キャンパスに行き始めて最初に感じたのは、とにかくインド人の学生が多い、ということでした。学部にもよるとは思いますが、私が専攻していたHospitalityの学部は特に多かったイメージです。ただ彼らとコミュニケーションをとる時はもちろん英語ですし、私の周りにはフレンドリーな生徒が多かったので、大した問題は感じませんでした。

トロントにあるカレッジより留学生の数が少ないこともあり、トロントのカレッジに通っていた日本人留学生の友人たちが口々に言っていた「インターナショナルオフィスが全然サポートしてくれない！」という不満を全く経験することなく、いつもとても親身に奨学金やビザの延長手続きなどについて相談・サポートしてくださいました。また定期的に学校がトロント行きのバスを出してくれていたため、大好きなトロントに安く出かけられる機会を得られてストレス発散にもなり、とても嬉しかったのを覚えています。私が通ったNiagara-on-the-Lakeキャンパスは、メインキャンパスではないため、こじんまりしていて大規模な施設利用などは望めませんが、キャンパス内にワイン畑があったりと自然の風景が広がっています。今は私が在籍していたときに比べて、キャンパス周辺の環境が抜群に良くなっており、キャンパスの真向かいには大きいアウトレットモールが出来、観光客と地元の人たちで日々賑わっています。なお、キャンパスからトロントへはバスで約１時間半の距離のため、遠すぎず、落ち着いた環境で勉学に集中して望むことができると思います。

ナイアガラカレッジには２つのキャンパス（ナイアガラオンザレイクキャンパス、ウェランドキャンパス）があります。ウェランドにはESLコースがあるため比較的日本人が多かった記憶があります。私の在籍していたナイアガラオンザレイクキャンパスは本科コースのため、日本人はとても少なかったです。敢えて言えば、国際ビジネスや観光・ホスピタリティコースに若干名の日本人が在籍していました。さらに、私が在籍していたのはpostgraduateコースだったためか、他に日本人はクラスにおらず、私が唯一のアジア人学生でした。クラスの大半がネイティブのカナダ人学生で、１０パーセント程度の留学生（アフリカ、南米）が在籍していました。これは、英語力を身につける意味では理想的な環境だったとは思いますが、授業の内容が専門的で難しいにも関わらず頼れる人がいなかったため、かなり辛い環境であったのも事実です。今となっては、もう少し留学生比率の高いコースを選んだ方が良かった、と思います。