Polytechnic University of Milan

ミラノ工科大学は、国際色豊かで世界中から留学生が集まっています。主にエラスムス(EU間の交換留学制度)で半年や１年間で留学しに来ているヨーロッパ人がほとんどです。授業でいうと、英語のコースとイタリア語のコースがあるのですが、英語のコースはほとんどが留学生、イタリア人はほとんどがイタリア語コースを受講しているようでした。 アジア人はというと、ものすごく少ないです。私の受講していた授業でも、８０人から１２０人程度のものまで様々でしたが、どのクラスにも日本人は私だけ、他中国人がいるかいないかといったような、本当にアジア人が少ない環境です。これについては私は非常に肯定的に捉えていたので、良い環境なのではと思います。ミラノ工科大学に通う日本人の友人もいましたが、私の知っている中では１０人程度。学生数が数万人というなかで、この人数は非常に少ないと思います。日本人が多い環境に居ると時折日本人でのコミュニティに頼りがちになってしまうこともありますが、ミラノでは常に西洋人の中に自分がアジア人１人で活動するという環境が何よりも自信になるとおもいます。そういった意味で、日本人の少ない環境で世界中から集まる学生達と共に切磋琢磨しながら学ぶいい機会だと思います。