ニューヨーク州立大学バッファロー校

私たちが一番お世話になるオフィスはおそらく留学生用のオフィスだと思うのですが、UBにもInternational Students and Scholar Services（通称ISSS）というオフィスがあります。最初に留学生が受けるオリエンテーションから、留学生向けの色々なイベント開催まで多岐に渡って活動しているオフィスです。 UBは留学生が多いからか、オフィスのスタッフの方々も対応になれていて、さらに皆さんとても感じがよく、留学生のために力になりたいと思っているのが本当に伝わって来るような人たちなので、何かあった時に相談しにも行きやすいですし、さらに先ほど述べたように様々な事態にもなれているので対応もスムーズにしてくれ、頼りになる存在だと思います。 また、本当にこのオフィスが様々なイベントも開催してくれています。バッファローのツアーや、ナイアガラの滝へ行くツアー、一番最近のものだとバッファローの交響楽団のコンサートを見に行きました。もちろんいくらか費用はかかりますが、このコンサートも＄23ほどと、全てあまり高くないので十分に参加する価値があると思います。 一旦UBに入学希望を出したあとは、アンバサダーとしてUBの生徒がついてくれて様々な質問にも答えてくれて沢山サポートをしてくれます。 私が今までに受けたスタッフの対応からの視点だけにはなりますが、大変満足しています。

バッファローは車がないと本当に不便だと思います。 私自身車を持っておらず、今現在大変不便な生活を送っています。 キャンパスに住んでいるので、学校内には毎日シャトルバスもありますし、学校へいくぶんにはなんの問題もありませんが、学外に買い物や遊びにダウンタウンに行くのに本当に困っています。特にnorthキャンパス周辺には買い出しに行けるようなスーパーもなく、一応最寄りのスーパー何箇所かに行くシャトルバスもあるのですがそれが土曜日だけで、かつ重い荷物を持ってとても寒いバッファローの気候の中歩かなければならないのが本当に大変だと思います。 電車やバスももちろんありはするのですが、電車は線路が1本しかないこと、バスも本数も少ないですし線路もわかりづらいのでとてもじゃないですが充実してるとは言えないです。 ですので、もしこちらに1年以上滞在するのでしたら車の購入を強くおすすめします。私は1年しかこちらにいない予定なのでもとからその予定は立てていなかったため国際免許も持っていないのですが、日本にいる両親に頼んで代理でとってもらい、週末等にレンタカーを借りるか現在検討しているほど本当に不便です。11月からマイナスに行くバッファローで外を歩くことが本当に困難なので、ぜひこの面も検討することを強くおすすめします。

ＵＢには、様々な課外活動の機会があります。 とても国際色豊かな大学なので、さまざまな学生クラブがあります。 まず、それぞれの国のクラブ。 （アフリカン、中国、日本、フィリピン、マレーシア、韓国、インドネシア、インド、香港、台湾、ラテンアメリカ、アジアンアメリカン、等のinternational clubs） ビジネス、エンジニア、などの専攻に基づいたクラブ。 宗教（クリスチャン、ユダヤ教、イスラム教、等）に関するクラブ。 サークルＫなどのボランティアクラブ。 各スポーツのクラブ。 私の知っているだけでこれくらいあるので、もっとたくさんあるのだと思います。 興味のある方はSA (student association)のページを見てみるとよいかと思います。 また、クラブ以外でも、様々なフラタニティーがあります。Professionalなものから、Socialまで、興味のあるところに入ると友達の輪も広がってよいかと思います。 私は在学時にどちらもほとんどかかわりはなかったのですが、学内の課外活動は、友人作りのいいきっかけになるのではと思います。 他にも学校主催のCommunity serviceだったり、イベントが毎日のように開催されたりしていました。

ＵＢは大きい大学なので、食堂（カフェテリア）は困らない数＆種類があります。 サウスキャンパスに関してはよく知りませんが、ノースキャンパスで私が在学時に覚えている限りでは、 Student Union ・Tim Horton (コーヒーショップ。ドーナツなども売っていて) ・Soma Sushi（えせ日本食。スシだけ売っていました。味は微妙） ・店名は忘れましたが、イタリアン料理、メキシカン、スムージー屋さん、キャンパスキャッシュの使える学校のカフェテリア、等 UB commons ・Dancing chopsticks（中国人オーナーの日本食料理屋。日本食とは程遠い味） ・コリアナ（韓国料理屋） ・SUBWAY ・バーガーキング ・他にもインド料理、Chinese foodのファーストフード、などがありました この２箇所が食事できるところが集まっている場所ですが、他にも、それぞれのビルディングにちょこちょこと食事をするところ、購入できるところはあります。 また、オンキャンパスの寮にもカフェテリアが入っているところもあります。私は寮に住んでいなかったので利用したことはありませんが、割と安くで量はたくさん食べれると聞いた事があります。 様々な種類の料理が楽しめるので、十分楽しめるのではないかと思います。

UBはとても広いキャンパスで、northキャンパスとsouthキャンパスがあるのですが、キャンパス内にいくつも寮と学内アパートメントがあります。 southの方には寮が二つ、northにも寮が二つあります。（そのうち一つのエリコットという寮はいくつもの建物が組み合わさったとても複雑な広い寮なので”一つ”と数えるのが正しいのかは少々微妙ですが・・） 寮は主にundergraduateの生徒が住んでいます。とくにエリコットは一年生のfreshmanが多い寮なので、とくに賑やかな寮です。二人部屋や四人部屋、一応一人部屋もあるのですが、例え一人部屋であっても部屋にバス・トイレがついている部屋はありません。4人単位で共同か、フロアで共同かというようなかたちになっています。（日本人にとっては少々つらいような気がします・・・） 私はそれがいやというのもあって（笑）学内アパートの方に住んでいます。 しかし、アパートはgraduateかスタッフか、またはupper graduate（3年生以上）の生徒でなければ住むことができません。アパートはやはり寮よりも落ち着いていて、騒がしくて眠れない！なんてことはあまりないと思います。（ルームメイトにもよるのかもしれませんが・・） 学内の寮・アパートは授業に行くのも便利ですし、学内シャトルバスも出ているのでいいと思います。しかし、問題は家賃が高い。電気代や水道代全て込みなのはいいのですが、それで月約7～8万くらいだと思います。学外の方が断然安いのですが、それには車が欠かせないので車がないのであれば断然学内にとりあえず住むのがいいと思います。

まず、国際色に関しては、非常に多様です。ドイツやイタリアなどヨーロッパの方は少ないと思います。あまり、ヨーロッパの 人と知り合うことがありませんでした。アジア人が非常に多く、特に韓国や中国の人が多いです。韓国からは、交換留学生も多いと感じました。また、アメリカンチャイニーズがかなり多かった印象もあります。 国別のアソシエーションがあり、自分が興味のある国のアソシエーションが主催するイベントへ行けば、無限のように友達ができます。例えば、日本のアソシエーションもあり、そのイベントには日本に興味がある人、日本語を勉強中の人が多く参加します。 日本人の比率は低くはないでしょう。4年間通う通常の留学生は多くないですが、毎年交換留学や語学留学で多くの日本人が来ます。しかし、自分が行った当時は日本人でかたまる人が多かった印象です。なので日本人と関わりを一切持たず、多国籍の人々と知り合いたいという人にとって、それは十分可能だと思います。実際に、あの人日本人だったんだ、と後から気づくこともありました。 自分が思っていた以上に、日本語に興味がある学生は多かったです。アメリカや韓国や中国と、国籍を問わず、日本語がきっかけで知り合うことができました。

食事ができる場所は多いです。また、料理の種類も多く、インド・韓国・中国・メキシコ・イタリアの料理などがあります。日本料理の店も2店舗学内にありますが、いわゆる外国の日本料理です。(こんなの和食じゃないよっていうものもあります)もちろん、ハンバーガーやフライなどが売っている店もあります。有名なお店でいうと、サブウェイがあります。 校内の通路やちょっとしたスペースに小さなカフェスペースが数カ所あり、セルフでいれるコーヒーがあったり、軽食(サンドウィッチやサラダなど)が売られています。このスペースでの食事は比較的安価だとおもいます。 スターバックスが1店舗、ティムホートンが2店舗、校内にあります。値段は日本より少し安いです。 あとは、オンキャンパスの寮がいくつかあり、寮にもレストランやダイニングがあります。ダイニングでの食事はブュッフェ形式で、様々な種類の料理やデザートがあります。友達と行くのがおすすめです。レストランは、ハンバーガーやサンドウィッチのお店や、サラダのお店、カフェがあります。寮によっては日本のコンビニのような、アイスやお菓子・パン・ハム・チーズやヨーグルト、またある程度の日用品が売られている場所もあります。

バッファロー自体は治安が悪い町で知られますが、授業のほとんどがノースキャンパスで行われ、ノースキャンパスはバッファローの隣町のAmherstに位置するので治安の面はさほど問題はありませんでした。 キャンパス内やキャンパス周辺は基本的に危ないところはありませんが、そうはいってもアメリカなので、夜は女の子が一人歩きができるほど安全ではありません。 テスト期間中は夜中まで学校の図書館で勉強する学生も多く、交通の便が悪いのでくるまで通学する学生が多かったのですが、図書館から駐車場まで少し距離があるので、真っ暗な中歩くのは少し怖かったです。 実際数十年前にキャンパス内で殺人事件が起こったり、私が在学中にも夜に駐車場でカバンを奪われたり、銃をつきつけられたという事件も何度かありました。 ただ先ほどものべたように、アメリカの大学ではよくあることなのでこの程度は自分が気をつけるしかないのかなと思います。 大学側でも対策をしており、ボランティアで夜に図書館から駐車場まで２人の男の学生が歩いてくれるというサービスもありました。 私も夜まで勉強していたときには何度か利用しましたが、残念ながら夜中は行っていませんでした。 総合的にみると、バッファローにあるBuffaloState Collegeや南部にある大学に比べたらずっと治安は良い方だと思います。

この大学は、とても国際色豊かな大学です。日本人は割合でいうとそんなに多くありませんが、中国人、韓国人、インド人が非常に多く、もちろんアメリカ人も多かったです。 なので様々な国や文化に基づいたクラブなどもあり、アメリカにいながら様々な国のことを学べ様々な国出身の友人もできます。 学内のカフェテリアにもインド料理、韓国料理、中華、日本料理など様々な国の料理が楽しめ、大学を歩いていてもいろんな国の学生を目にします。 また、学部によっても違うと思いますが、ニューヨーク州立大学バッファロー校には割と優秀な先生が集まっていると思います。学生の質も悪くないです。 大学院もある大学なので、研究も多く行われています。 私は工学部所属だったのですが、基礎のクラスから大学院の教授まで、授業の質は良く、ある程度難しかったです。悪く言えば良い成績をとるためには努力も必要です。 課題も多くテストやクイズも多かったです。 ただ、やはり教授によりけりなので、音楽のクラスやビジネスの初級のクラスなど、一般教養でとるためのクラスの教授はあまり熱心でなかったり容易にAをとることができました。 教授は学生に協力的な人が多く、オフィスアワーなどに積極的に通い努力するとその努力を認めてくれる教授も多かったと思います。 学生も教授も、全体的に質が良い大学だと思うので雰囲気は良いと思います。

UBはとても留学生の多い学校だと思います。 出身国も様々ですが、特にインドと中国出身の生徒がとても多く感じます。留学生が多いため、多様な地域、国に関するクラブも多数あります。JSAというjapanese student associationというクラブもあり、こちらは歴史も長く活発に活動しているクラブです。しかし、すべてのクラブに共通することですが、何もその人種、その国出身の人だけがメンバーというわけではなく、そこに興味のある人が集まっています。 UBには日本人もいますが、そこまで多くはありません。また、UB自体とても大きい大学で学部学科も多数存在するので同じ授業に日本人が何人もいるということはあまりないのではないかと思います。ですので、日本人がたくさんいるところにはあまり留学したくないという人にはいいのではないかと思います。たくさんいるわけではありませんが、全くいないわけでもないので何かあった時のためにも何人か知り合いがいると安心できるので、いいのでははないかと思います。 最後に、留学生のためのオフィスもあり、そこのスタッフの方々はほとんどがとてもフレンドリーで親切です。何か質問や問題があった時にも相談しに行きやすいのでそういった面でもいいのではないかと思います。