Reviews6件
新規投稿- Staff3.0
- Current student(2014/8~2015/7)Dec 20, 2014
- スタッフの対応だが、フランスの平均といったところではないか。様々なディレクションをたらい回しにされる、時間通りに来ない(30分くらいの遅刻は普通)、約束してくれたことを忘れるなどは多々あるものの、感じはよく、概ね親切な対応が望める。融通も比較的ききやすい。しかし私は、学校がやってくれるはずの移民局の手続き(長期滞在の場合、フランス到着後三ヶ月以内にしなければならない手続きで、これを怠ると不法滞在になってしまう)を放置され、何度声をかけてもやってもらえない、家賃の引き落としの連絡が一人だけ回ってこなかったため、引き落とし日に十分な額が口座になく、手数料を払わされるなどといったトラブルはかなりあった。また、ポリテクニークでは、KESと呼ばれる学生自治会が大きな権限を持っており、そちらに回されることも多かった。こちらは対応も迅速で、どんな質問にも的確な答えが返ってくるため、非常に助かった。 また、国際課、住居関係のスタッフは概ね英語を話すことができるが、それ以外はフランス語のみの場合が多いので、注意が必要。 全般的に、二年次の交換留学生については、人数が少ないせいかガイダンスもなく、自分で聞きに行かなければ何も情報を与えてもらえないので、気をつける必要がある。
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- Curriculum4.0
- Current student(2014/8~2015/7)Nov 28, 2014
- ポリテクニークのカリキュラムは独特で、まず大学入学後の半年間は、軍事訓練に当てられる。外国人の学生は代わりに語学研修を課されることもある。一年生の後半から二年生は、教養の期間で、物理・化学・数学・経済といった授業がいくつか用意される。筆者が留学したのはこの期間。一年の授業を踏まえてカリキュラムが組まれている分、無駄なく高度な内容に移行できるという点では効率がよいが、途中から入ってくる留学生にはややキツイだろう。専門に分かれるのは三年生から。 二年の主要科目は、大人数の講義、15人程度の小クラスでの演出、の二部に分かれている。後者でのみ出席をとられるが、特に成績に大きな影響力はなさそうだ。 教材は、ポリテクニーク独自のPolyと呼ばれる本を用いる。言語はフランス語。どの科目でも同じデザインで、帯の色で科目を区別できる。分厚く小難しいが、必要な情報はほぼ全てまとまっている。他に、授業のスライドが配布される場合もある。これらの教材は多くの場合、試験にも持ち込みが可能である。 語学の授業も必修で、こちらは10人前後という小規模クラス。カリキュラム、教材はクラスによって様々。 また、スポーツの授業が必修であり、多種多様なスポーツからひとつ選んで所属することになる。
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- International, Japanese Ratio4.0
- Current student(2014/8~2015/7)Nov 25, 2014
- 現段階で、エコール・ポリテクニークに日本人は少ない。二年次には一人、三年次以上(マスター)に一人在籍しているのみである。従って、他の教育機関にあるような、日本人のコミュニティがなく、留学の環境としては最適である反面、何かと頼りにできる人を見つけることができず、最初は少々きついだろう。ただ、ポリテクニーク、及び隣接する教育機関、ENSTAには、かなり多くの日本人教師がいる(経済、日本語のクラスを受け持っている)ので、本当に困ったときには助けを求めることもできるかもしれない。 外国人は多い。中国人が最も多く、他にブラジル人、ヨーロッパの近隣諸国からも多くの学生が来ている。ただし、彼らは正規の学生と同じカリキュラムを履修し、正規の学生として扱われるため、留学生というわけではない。皆フランス語で会話し、フランスの雰囲気に馴染んでいるので、国際的な雰囲気はあまり感じられない。 留学生は、二年次には今年は三人しかいない(二年次の交換留学自体が、今年から始まったようである)。それに対し、マスターのコースにはかなり大勢の留学生がいる。こちらは授業も英語で、学生の間でも英語で話しているようだ。ただしポリテクニーク生との絡みはほぼなく、学校に国際的な雰囲気を提供してくれているとは言いがたい。
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- Student dormitory5.0
- Current student(2012/7~2015/8)Nov 24, 2014
- 多少交通の便が悪い場所にあるため、学生たちはほとんどが、キャンパス内の学生寮に住んでいる。寮は二年ほど前に改装したそうで、とても清潔である。 本校ではスポーツの授業が必修であり、居住区間は選択したスポーツごとに分かれている。各スポーツのセクションに、共用の台所があり、学生たちは一括して食品を購入し、使った分だけ自己申告で払うという仕組みになっている。また、この台所は学生たちの交流の場にもなっており、テレビやピアノが備え付けられていることも。 ベッド、シャワー、トイレ付きの、casertと呼ばれる個室が基本。有線のインターネット環境が整備されている。収納スペースもあるがやや少なめ。シャワースペース用のカーテン、枕、マットレスは貸し出してくれる。シーツ、毛布は最初の一ヶ月のみ無料で借りることができ、後は有料なので自分で買わなければならない。部屋は一人には勿体ないほど広い。部屋によって多少の差こそあるが、大きな窓があり、冬も半袖で過ごせるほど暖かい。 特に門限などはなく、人の出入りも完全に自由なので、友人を泊めてあげるのにも困らないだろう。寝袋持参なら、五、六人程度十分泊めてあげられるかもしれない。また男女別の寮という概念はない。 家賃は光熱費混みで435ユーロ。
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- Traffic2.0
- Current student(2014/8~2015/7)Nov 24, 2014
- エコール・ポリテクニークは、以前はパリの中心部にあったものの、パリの南に移転した。パリからのアクセスは大きく分けて三つある。 (1)B線に乗り、Massy-Palaiseauに出て、そこからバス バスは安全で清潔、Massy-Palaiseauから十分ほどで寮の目の前のバス停に到着する。ただ、休日、夜間は極端に本数が少ない。 (2)B線に乗り、Massy-Palaiseauの数駅先、Lozere駅で降りて徒歩 深夜頃まで電車は運行している。しかし、この駅からはかなりきつい傾斜の坂道をのぼらなければならない。また、安全だと言われているものの、夜間は暗くなるので、一人で帰る女性にとっては少々心細いかもしれない。 (3)車 パリ市内から、渋滞がなければ30分ほど。 乗り換えが上手く行けば、パリまで30分ほどで出ることができるが、下手をすると一時間以上かかってしまう。学校内では、他の大学に比べても、多様で大掛かりな学生のイベントが頻繁に行われるので、平日は無理にパリに出ずとも、十分楽しめるのが救いではある。 また、Massy-PalaiseauにはTGVの駅があるため、旅行の際には大変便利である。
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- Cafeteria4.5
- Current student(2014/8~2015/7)Nov 24, 2014
- 前菜、メイン、デザートの種類がとにかく充実している。メインはオムレツ、羊のカレー、サーモンのソテー、牛ひき肉のステーキなどが日替わりで供される。チョイスは多いが、長い目で見るとレパートリーは少ない。デザートは、ミルフィーユ、ガトーショコラなどで、学生の間でも評判である。値段は、学生であれば、前菜・メイン・デザート・飲み物で4ユーロほど。特にメインは、同じお皿であれば、サラダバーの野菜を盛り放題なので、それだけでおなかいっぱいにすることもでき、安いメニューを選べば1.5ユーロ程度で満足に食べられる。味は値段相応ではあるが、他のフランスの大学食堂も何軒か試してみたところ、ここが一番美味しかった。 在学生は、学生証にまとまった金額をチャージし、食事をとってレジに行った後学生証を提示すると、その分の金額が自動的に引き落とされる仕組みである。外部者はフルコースのセット食券を購入しなければならない。 大学には学食はこの一軒しかないため、お昼時には大変込み合い、少し騒がしいが、席数も多いので回転がよく、無駄に待たされることは殆どない。 平日でも19時で閉まってしまうため、食事の時間帯が比較的遅いフランス人と一緒に、食堂でディナーを楽しめないのが難点か。
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