Beloit College

私はベロイト大学で政治学を専攻しています。この大学は小さな田舎町のリベラルアーツ大学ながら、国際関係学、文化人類学、ビジネス経済学など様々な分野で全米に知られており、その中でも国際関係学の分野においてはとても名の知られた大学です。ベロイト大学の特徴として、総学生数約1200人で、ほぼすべての授業が20人程度の少人数制で行われているということです。大きな教室で行われる授業でも40人が最大なので、日本の大学の大教室で行われる授業と比べると本当に少ない人数で行われます。授業によっては中国人がたくさん居たりしますが、多くの授業では自分以外の留学生はいません。自分から積極的に教授や他のクラスメイトに質問したり話しかければ、授業中に教授が日本についての話題を振ってくれたり、クラスメイトが日本について質問したりしてくれるようになります。授業が少人数制なので、分からないところがあっても授業の後に質問しに行きやすい雰囲気があります。成績が不安でも、オフィスアワーにこまめに行って質問や相談などすることによって、教授が温情で多少どうにかしてくれることもあります。もっとも、毎日コツコツ課題などをこなしているなら、授業についていけなくなることは早々ありません。大学のレベルがそれなりに高いので、授業のレベルは決して低くはありませんが、高すぎることもないので、留学生にも比較的優しい大学だと思います。分からなくても聞きに行ける雰囲気、というのは、留学生にとってはとても大切なファクターなのではないでしょうか。