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学校には寮といえる寮がなく、基本的に留学生はみなホームステイ、シェアハウス、またはアパートを借りることになる。私は学校の斡旋でホームステイを選んだのだが、とても良い家族に恵まれ、半年間１度も変えずに過ごした。これはかなり珍しいケースで、周囲の友人は家庭を変えたり、シェアハウスに移動するなどだいたいの人は移動するケースが多かった。American Homestayという企業を利用したのだが、アドバイザーのメールや電話の対応も早く、質問があってもすぐに対応してくれた。私の家はアメリカ人の家庭だったが、周りではアジア系の家庭が多い印象をもった。

ハイラインは約150ヶ国以上の国から留学生を受け入れており、これはワシントン州の中でNo１だと言われている。アジア、中東、アフリカ各国から留学生が集まっており、実際に授業を受けていてもダイバーシティーの豊かさを実感した。日本人の数はかなり多く、毎日誰かしらとすれ違ったりカフェテリアにいれば友達が一人はいるという状態だったが、自分次第でもちろん現地の友達もできると考えている。

私はビジネスの広告、HR（Human Resources)、社会学、心理学、宗教の授業を受講したのだが、どの授業も内容が濃く大変満足だった。特に後半３つの授業は日本人が私のみ、または私を含めても２人という状況だったので、アメリカ人の思考やアメリカ社会にある人種という根本の問題について学ぶことができた。 今回英語の授業は取らなかったのだが、大学の授業に必要な基礎的なReadingやWritingのクラスから現地生でも苦戦するようなWritingのクラスまで幅広くレベルを設けている。また、CertificateはTourism&Hospitality,Communication, Businessなど留学生でも半年〜１年でとれるプログラムがあるのだが、それを取ろうとするとどうしても日本人が多いクラスに当たってしまうようだった。特にTourism&Hospitalityのクラスは日本人の女の子に人気で、受講者は口を揃えて「日本人が多い」と言っていた。