口コミ10件

  • YUGA
    日本
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    学校の雰囲気5.0
    元在校生(通学期間:2009年7月~2011年5月)2016/01/23
    大学の雰囲気はいいです。アイビーリーグの1校ですし、世界的にも有名な大学なので、米国、世界の各地から、意識が高く優秀と言われる人材、そしてコロンビア大学の高い学費を払える経済力がバックにある学生が集まり、また、キャンパス内の建物には歴史を感じさせる建物もあるので、米国内の他の語学学校や大学、あるいは日本の大学に比べれば、どことなく洗練された雰囲気さえあると思います。 また、大学が存在するニューヨークという土地柄からか、学校の雰囲気にリベラルなところがあります。例えば、学生と教員、ともに人種や出身に多様性があり、そしてそれが尊重されるべきという雰囲気です。私の場合も、経済学の先生はイタリア人とギリシャ人、貿易理論の先生はインド人といった具合でした。おそらく、大学側も出身の多様性が確保されるように学生を選抜していると思います。もちろん、学生の中でも、ヨーロッパ系、アフリカ系、アジア系と、出身が近い者同士で集う傾向があり、全ての人達が混ざり合うというわけでは決してないですが、一方で、私の経験から言えば、アジア系あるいは日本人だからといって、学内で特にマイノリティーとしての疎外感を感じることもありませんでした。

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  • YUGA
    日本
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    コストパフォーマンス3.0
    元在校生(通学期間:2009年7月~2011年5月)2016/01/23
    コロンビア大学の学費は高いです。私が在籍したSchool of International and Public Affairs (SIPA)について言えば、正式な学期が始まる前の英語のサマークラス約1カ月の学費が約5000ドル、学期中の学費は、1年2セメスター制で、1セメスターの学費が約2万ドルでした。他にも、施設費、保険料などの費用が約2000ドルかかりました。米国では著名な教授を迎え入れるためにはそれなりの大きな金額が必要となるとのことですが、それでもかなりの金額です。しかも、コンピュータ設備やフィットネスジム、プールの設備は、日本の大学にある設備と比較すると若干古いような...私の場合、学費については奨学金を得ていたので心配せずに済みましたが、私費留学となるとかなりの経済力が必要になる額です。 そんなコロンビア大学ですが、日本のいくつかの大学と交換留学で提携していて、その制度を使って留学すると、日本の大学に学費を払っていれば、コロンビア大学で学費を払わずに交換留学中学ぶことができる道もあるそうです。私が在籍していた時は、その制度を利用して東京大学の大学院から留学している学生もいました。

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  • YUGA
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    交通4.5
    元在校生(通学期間:2009年7月~2011年5月)2016/01/23
    コロンビア大学(あるいはニューヨーク市内にある大学)の良いところは、車を購入せずとも生活ができるところ。米国でも郊外にある大学では、スーパーで買い物をするためにも車が必要となり、学生にとっては車の購入が大きな出費になるかも知れませんが、ニューヨークでは地下鉄に乗れば市内どこへでも行けるし、コロンビア大学なら大学の近くにスーパーマーケットが複数あるので、日常の買い物に困ることはありません。 コロンビア大学最寄りの駅は地下鉄1号線の116 St。ちなみに2号線と3号線、B線とC線にも116 St駅がありますが、これらの駅は1号線の駅とは別物で、また治安があまり良くないと言われている地区にある駅なので、ロウアーマンハッタンからキャンパス近くの寮に帰ろうとした時に路線を間違えないように注意しましょう。特に、1号線と、2号線と3号線はロウアーマンハッタンでは同じ路線で、途中で分岐するので、中心街に遊びに行った帰りには、電車を乗り間違えないよう、注意が必要です。 交通に関してさらに言えば、米国の他の都市に遠出して行くときも、ボストンやワシントンDCなら鉄道で行けるし、南部、中西部や西海岸の都市にもニューヨークを本拠とするJet Blueなどの格安航空で行けるので、便利、というか至便です。

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  • YUGA
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    治安、安全3.0
    元在校生(通学期間:2009年7月~2011年5月)2016/01/23
    大学のモーニングサイドハイツキャンパス内の治安については、特に問題はありません。もちろん、教室に忘れたジャケットが無くなっていたりということはありましたが、それは東京の大学でも同じことです。 大学の外についても、私がいた2009年~2011年は、全米の都市の中でもニューヨークは治安のいい方でした。そこかしこに監視カメラが設けられ、警備が強化されているので、学生同士で飲んだり、観光したりするために訪れるロウアーマンハッタンのメインストリートなら、夜遅くに歩いていても特に不安は感じませんでした。 一方で、当然のことながら、昼間でも立ち入ることが危険な地域も存在しました。(そして以下にあげる地域は今でもそうでしょう)。例えば、大学のモーニングサイドハイツキャンパスの東側一帯は治安が悪く、留学中、結局私は一度も立ち入ることはありませんでした。また、大学のすぐ北はハーレムですが、ハーレム内でも、125th Stなどのメインストリート以外は立ち入らない方がよいでしょう。他に、ニューヨーク市内では、サウス・ブロンクスなど、治安が悪くて決して立ち入るなと言われている地区がありましたが、特に訪れる必要がある地区でもないでしょう。

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  • YUGA
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    設備4.0
    元在校生(通学期間:2009年7月~2011年5月)2016/01/17
    設備については、通常の教室のほかに、フィットネスジム、プール、カフェ、学生食堂など、東京にある大きな大学と同様の設備が備わっており、それに加えて、24時間利用可能な図書館が設けられています。私が在籍していた2009年~2011年当時では、プールが大分古い施設のように感じられましたが、使用に際して支障をきたすほどではありませんでした。また、キャンパス(モーニングサイド・ハイツキャンパス)は割と小さく、各施設がコンパクトにまとまっているので、施設の間の移動が容易です。 図書館は、学内の中心となるバトラー図書館や、学部ごとの図書館があり、多くが24時間利用可能、当然のことながら、WiFiが備わっており、また、バトラー図書館については雰囲気のある建物なので、勉強する環境として悪くはない(周囲に熱心に勉強している学生がいるので、その点からもモチベーションも上がる)のですが、試験の時期になると、多くの学生が集中します。そのため、自習するための席を探すことが難しいことが多いです。自分が属する学部の建物の中で、自習するスペースをあらかじめ探しておくか、寮など他の場所で自習できる場所を見つけておいた方がいいかもしれません。

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  • YUGA
    日本
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    遊び5.0
    元在校生(通学期間:2009年7月~2011年5月)2016/01/17
    コロンビア大学の所在地、それはニューヨーク。世界の文化の中心地ですから、大学の勉強そっちのけで遊びたくなるくらい、エンターテイメントは充実しています。夏休みなど、少し長い休みの間は、ブロードウェイでミュージカルを鑑賞したり、ロウアーマンハッタンのショッピング街をぶらぶら歩いたり、話題のスポット巡りをしたりと、ニューヨークならではの楽しい過ごし方ができるのではないでしょうか。あるいは、週末、勉強の合間を縫って、ハーレムの街の中を歩いてみたり、セントラルパークを散策したりという息抜きも。こんな過ごし方はニューヨークでないとできません。 また、コロンビア大学の学生は、メトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、アメリカ自然史博物館といった、マンハッタンに所在する著名な美術館や博物館に優待料金で入ることができるので、貴重な美術品や博物館の展示に気軽にお目にかかることもできます。 私自身は、コロンビア大学のプログラムと教育の充実度について甲乙つけがたい大学にもいくつか合格できたのですが、大学での勉強以外の生活も考えて、ニューヨークにあるコロンビア大学を選びました。遊びも含めた留学期間中の生活全体について考えると、その選択は間違いでなかったと考えています。

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  • YUGA
    日本
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    学生寮4.0
    元在校生(通学期間:2009年7月~2011年5月)2016/01/16
    コロンビア大学は、さまざまな寮の選択肢を用意しており、その中から選ぶことになります。一つの難点は、総じて家賃が高いこと。最低でもひと月800ドル程度必要で、キッチンが着いたアパートタイプになると、2000ドル以上かかる場合もあります。 私が選択したのは、コロンビア大学の中心的なキャンパスである、モーニングサイド・ハイツキャンパスから歩いて10分程度のところにある、International Houseという寮です。マンハッタン内のニューヨーク大学やジュリアード音楽院の学生も入居しており、寮生の半分が外国人留学生という環境の中、多くの寮内のイベントを通じ、多国籍の友人のネットワークを築くことができます。シャワーやトイレは共有で、自分だけのスペースは3畳程度の狭い部屋しかありませんでしたが、寮の中にはジムや自習室もあり、むしろ便利でした。ひと月の家賃は約800ドル(2009年~2011年当時)。部屋の狭さに鑑みると、安くはありませんが、その中で生まれる多国籍の友人たちとの交流や、共有設備の充実度を考えると、大変良い選択肢であったと考えています。 寮については、入学の際に大学から案内がありますから、そちらを良く読み、検討して下さい。

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  • YUGA
    日本
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    講師5.0
    元在校生(通学期間:2009年9月~2011年5月)2016/01/03
    アイビーリーグの中でも比較的規模の大きいコロンビア大学は、米国の大学の中でも有能な講師、教授を集めている大学の一つです。私が在籍したコロンビア大学の国際公共政策大学院について言えば、国際開発の分野で「超」著名なジェフリー・サックス教授や、米国における日本政治研究の第一人者であるジェラルド・カーティス教授をはじめとした有名教授陣のほか、国連などの公的国際機関の出身者、銀行や証券会社などの国際金融分野の出身者、民間非営利団体の出身者など、多種多様なバックグラウンドをもつ教授、講師から講義を受ける機会が得られました。これらの教授や講師の講義においては、単に学問的な知識を得るのみならず、国際社会のそれぞれの現場において、どのように利害関係者の力が働いているのか、なぜ理想とされる政策が現実には実現していないのかといったことまでを含めて考え、理解することができ、大変貴重な経験となります。 もちろん、これらの教授や講師から講義を受けられる機会を生かせるかどうかは学生次第。有名な教授の授業でも、ただ授業を聞いているだけでは宝の持ち腐れになってしまいますので、得られた機会をいかせるよう、可能な限りしっかりと授業の準備をしておくことが必要です。

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  • YUGA
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    買い物、飲食4.5
    元在校生(通学期間:2009年7月~2011年5月)2016/01/03
    コロンビア大学における飲食事情に関して。コロンビア大学は、世界から人とモノが集まるニューヨークに位置するため、米国の中では、日本食を含め、買いたいものや食べたいものがあるときに困ることが比較的少ない学校だといえます。さらに、ニューヨークの中でも、マンハッタンに位置するので、食料品の買い物にも車が不要。キャンパス周辺の徒歩圏内にスーパーやレストランがありますので、それらで済ませることができるでしょう。ただ、問題は外食での物価の高さ。中華料理や中東料理屋台のテイクアウトなどを除けば、1度の昼食で20ドルくらいかかってしまうこともざらです。一つの対応としては、大学が用意する学生向けの食事サービスであるDining Planに加入すること。このDining Planを購入すると、学期中、学内のブッフェ形式の食堂が一定回数分使用できます。1学期あたり、回数により約1000ドル~約2500ドルですが、私はこのプランのうち一番安いプランに加入し、昼食にブッフェで多めにたべ、夕食はスーパーで購入した果物などで軽く済ませる、という食生活にしていました。もちろん、留学生仲間の中には、自炊している人もいましたが、忙しい留学期間、温かい食べ物を毎日しっかり食べるという意味では、大学が提供してくれるDining Planでの食事はありがたいものでした。

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  • YUGA
    日本
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    国際色、日本人比率5.0
    元在校生(通学期間:2009年7月~2011年5月)2016/01/03
    コロンビア大学の国際公共政策大学院(SIPA)に2年間留学しました。この国際公共政策大学院の魅力の一つが、学生の出身国が実に多様であること。コロンビア大学自体、留学生の比率が高い大学ですが、この大学院の主たるコースである国際関係修士/公共政策修士について言えば、約半数が東アジア、ラテンアメリカ、中東などの地域出身の留学生です。ニューヨークという、世界から人が集まる都市であることもいかして、これらの学生たちが、教室の外でも、自国の文化を紹介する行事や外部からの講師を招いた講演会を頻繁に実施するので、世界に広がるネットワークを作りたい、世界の様々な国々の実情について学びたい、と考えている学生にはぜひお勧めします。 日本人学生については、上記の国際関係修士/公共政策修士について言えば、全体約450人のうち、官庁派遣学生を中心に、毎年20人~30人程度が入学しています。留学先で日本人ばかりと交流することは望ましくないけれど、日本人が全くいない環境に行くのも不安、という留学希望の方にとっては、ちょうど良い環境ではないかと思いますし、留学先で出会った日本人と協力して、学内で日本に対する理解を深めるイベントを開催するなんてことも、よい経験になるのではないでしょうか。

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