口コミ13件

  • スクオラ・ポリテクニカ・ディ・デザインへの投稿
    michka
    日本
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    設備4.0
    在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
    SPDはデザインに必要な設備が充実しています。校舎は7階建てで各階に教室が設けてあるわけですが、地下にはモデルメイキングに使うラボ、更に、食堂(カフェテリア)が2つと、休憩スペースが複数あります。 各教室は、それぞれの名前が有名なデザイナーからとった名前になっていて、例えばMunari room (イタリア人デザイナーのBruno Munari)といったように、案外見分けも付きやすくいいネーミングだと思います。 モデルラボには複数の工作機械があり、特にカーデザインの生徒向けにはもう一つ部屋があるようで、デザインのプロトタイプを作成できるようになっています。工作機械は、安全に関するテストをパスすれば誰でも使用可です。とはいえ、授業で絶対必要なのでプロダクトデザインの生徒はテストはパスしなければなりません。 食堂は2タイプでレストランとカフェテリアがありますが、隣接したIULM大学内部も使用可能です。レストランは主にパスタやピザ(セットメニュー可)でしっかり食べたい人向けで、カフェはサラダやペストリー、コーヒーといった軽食/ドリンクのみの利用です。昼食は持参する人も多いですし、近隣のカフェに行くことも多いです。 最後に、休憩スペースには…なんとコーヒー専門の自販機があります。主に0.55ユーロ/杯ですが、砂糖量調節も可能です。ただ、アメリカンコーヒーはありません。エスプレッソ、カプチーノ、モカチーノ、ホットチョコレートなどイタリアらしいドリンクで、休憩中はみんなで楽しんでます。

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  • スクオラ・ポリテクニカ・ディ・デザインへの投稿
    michka
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    カリキュラム、教材4.0
    在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
    SPDはその名の通りデザイン学校で、プロダクトデザイン、カーデザイン、インテリアデザイン、フードデザイン、ウェブデザイン、ヴィジュアルデザインといったコースを提供しています。イタリアなので、カーデザイン、インテリア、プロダクトには人気が高まっているようですが、どのコースも実践的なスキルが身に着くようです。 私は、プロダクトデザインの1年生です。バックグラウンドとして、デザインを専門で学んでいない人が選択できるプロダクトデザインの1年コースで、修了後、更に15か月のマスターコース(主な進学先マスターはインダストリアル、インテリア)に進学可能です。このコースは、セオリーというより実践重視で、とにかくデザインに必要なスキルが早く身に付きます。スケジュールによりますが、授業はほぼ毎日、開始時間と終了時間は日によりけりで、午後からや午前からももちろんあります。だからと言って空き時間は、毎日出る課題を粛々とこなして基礎を身に着けていきます。教材は学校が準備しますが、最低必要物資の筆記具や紙、ペンタブレット、イラストレータやフォトショなどは自身で購入することになります。(学校にも必要ソフトのインストールされたPCはたくさんあります) 学校の準備する教材も、授業終了後にサーバにアップロードされるので、もちろん復習できますし、存分にプロダクトデザインの勉強が可能です。

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  • スクオラ・ポリテクニカ・ディ・デザインへの投稿
    michka
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    学校の雰囲気4.0
    在校生(通学期間:2015年10月~2016年7月)2016/01/10
    Scuola Politecnica di Design (SPD)はミラノでデザインの高等教育機関として1954年に初めて設立された学校で、60年もの歴史があります。それだけの歴史がある学校ならば校舎もすごくヴィンテージな雰囲気なのでは…と思われるかもしれませんが、それとは打って変わってモダンな校舎です。デザインの勉強にも熱が入ります。近年で新校舎が建築され、内装はコンクリートと鉄で近代的な造りで、特に夜、灯りの灯った校舎を外から見ると大変美しいです。 SPDは毎日、たくさんの生徒の出入りがあり、お昼休みなどとてもにぎやかな学校です。また、イタリアの学校でもイタリア人の生徒はさほど多くなく国際色豊かなので色々な言語が聞こえてきます。IULM大学が隣接しているので、その大学の生徒の雰囲気も味わえます。(こちらはイタリア人がメインの学校のようです) 授業の時間になると、SPD内は真剣なモードに入ります。スケッチの練習をしている人、モデルを作っている人、議論を交わしている人、講義中も皆真剣にデザインを学んでいるので白熱しています。ただ、イタリアという国において休憩はとても大切なので、休憩スペースはすごくアットホームです。オン&オフの切り替えがしっかりできる雰囲気だと思います。
    SPD校舎

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