Kokoko

コミュニティカレッジからワシントン大学に編入した３年間をシアトルで過ごしました。 他の方がおっしゃっているように、曇りと雨の日ばかり。でも夏の２ヶ月は何とも言えない晴れ間ですばらしい天気が続きます。緑と湖と海の近いとてもきれいなこの街が大好きでした。シアトルは今でも私にとってとても大事な場所です。 曇りと雨が多いので、学生の間は自然と家や学校やカフェにこもってコーヒーを飲みながら勉強に明け暮れました。引っ越してから６ヶ月間ホームステイをして、ノースゲートのあたりのアパートでのシェアを２年間、最後の１年間はUniversity Districtのスタジオで住みました。現在の家賃の相場はわかりませんが、私がいた頃は＄６００出せばいいところに住めました。 Green Lakeは散歩したり走ったりするのに最適。近くにあるZoka Cafeのコーヒーは私の一番好きなスポットでした。日本食が恋しくなった時は、友達とBelltownにあるUmi Sake Houseというところのハッピーアワーにお寿司を食べに行きました。日本にお土産を買ったり、誰かがきたときはいつもダウンタウンのPike Place Marketに行きました。 悲しい事に、近年アマゾンが拡大してきて、街が変わって来てるみたいです。また近々行きたいなぁと思っています。

私がマンハッタンを訪れるときに一番好きだった地域はイーストビレッジです。 かわいいカフェやお店がいっぱいあるのですが、ここでは私が好きだったカフェを紹介したいと思います。 Zuker Bakery（http://zuckerbakery.com/） 南米のクッキー（オーナーはユダヤ系だと思うのですが。）Alfajoresは絶品です。私が行き始めた頃は一つ＄１で売ってたのに、去年の年末に訪れた際はなんと＄２．５に。。。チョコとエスプレッソ味もありますが、個人的にはバニラがオススメ。美味しいミントティーもあって、かわいいポットに入れてくれるので小さいですが、店内でゆっくりするのもいいです。 Ciao For Now(http://www.ciaofornownyc.com/) コーヒーとスイーツのテイクアウトだけでも、ブランチや遅めのランチも楽しめるカフェ。内装がアンティークでとってもかわいいです。お値段は少し高めですが、ベジタリアンの選択肢やグルテンフリーのスイーツもあり。 Angelica kitchen（http://www.angelicakitchen.com/） ビーガンのおいしいご飯とデザートが食べれるお店。私がいた頃は、ディナータイムは結構込んでいました。隣にテイクアウトだけのお店もあり。

大学卒業後、インターンシップで１年間ニューヨークの非営利団体と劇場で働きました。 ここでは私の住んでいたアパートと、周辺の環境を紹介したいと思います。 住居は日系のの掲示板で見つけたクイーンズのアストリアにあるアパートで２人のルームメイトと２ベッドルームをシェアしました。アパート探しは、人気のある所だと競争率が高いので、私はインタビューに行ったその日に即決することになりました。 ２人とはとても仲良くなり、引っ越してからも一緒旅行したり、会いに行ったりしています。生活した毎日は今でもとても良い思い出です。 アストリアはギリシャ、イタリア系の移民の街で、カフェや美味しいレストランが点在しています。家族も多く、安全な地域だと思います。私の家はアストリアのブロードウェイの駅まで約１０分ほどだったので、マンハッタンまでも黄色のラインで１５分ほどで、イーストビレッジに通勤していたころも３０分ほどでつきました。しかし去年の年末ニューヨークを訪れた際に、アストリアは家賃がかなり高くなって来ている（私がいた当時もクイーンズにしては結構高い方でした。）という事を聞きました。 アパートの近所に低価格のビュッフェスタイルのブラジル料理のお店があって、バーベキューのお肉や新鮮なおいしいサラダが今でもたまに恋しくなります。

私はシアトルのコミュニティカレッジからUWにトランスファーして、学部を１年半で卒業しました。専攻したのは演劇学部(Drama)で、６０単位が演劇関係のクラスを取る必要がありました。そのなかでも演技、コスチュームやライティング、理論と分析などさらに詳しく専攻することもできます。私は総合的にすべてを学べるコースを選びました。 演劇学部は大学院のコースが有名なため、有能な講師が揃っています。年に数回公演があり、オーディションに参加することが可能です。（学部外生でも可能） その他、私はコミュニティカレッジで必須の科目をすでに取っていたので、自由に専攻できる科目がたくさんありました。UWにいって良かったと思えることは、いろいろな学部の生徒に会う事ができ、様々なクラスを受講できることです。 私は夏に４週間、インドに行くスタディーアブロードプログラムに参加しました。実は学費も校内でうけるよりずっと安かったんです。そこでグローバライゼーションと社会正義について学び、その後の進路を考えるとても大切な経験となりました。UWはいろいろなスタディーアブロードプログラムを用意しているので、もし機会があればぜひオススメします。プログラムによって費用、フォーカス、もらえる単位等が違うので、学部のアドバイザーとも相談してから決めるのがいいかと思います。

私は見学せずに入学したため、どんな校舎か知らずにオリエンテーションで初めて学校を訪れました。ロケーションはミッションストリートと１０thと１１thストリートの間。バートのシビックセンター駅から徒歩約１０分ほど。電車やバスでの通学には便利です。 周りはここ数年でたくさんのテクの会社が参入してきており、ツイターやウーバーが近所にいます。しかし、コミュニティセンター等も点在しているため、ホームレス人口も結構あります。 建物自体は６階建て、ロビーは去年新しくリノベーションされ、いろいろなアートの展示をしています。２階はプログラムのオフィス、図書館、コンピューターラボ、教室、メディテーションルーム、３階は本屋さん、カフェ、教室、ナマステホール（広めの教室）4階はレセプションとさらにプログラムのオフィス、５階は教室と事務のオフィス、６階は表現アーツのオフィスと教室、小さな屋上庭園です。 小さな建物で、小さなコミュニティーなので、いろいろな人と顔見知りになります。様々なアナウンスメントの広告が校内の至る所にあり、常にいろんなイベントが開催されています。 私は以前州立の大きな大学に通っていたので、施設としては充実してるとは言い切れませんが、学費が施設にばかり費やされているのではない、と思うと、いいかな、と思います。そしてCIISのコミュニティーとしては、いい環境だと感じています。