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この学校はしないからちょっと離れた丘の上にある学校だった。だから周りには緑の丘が一面広がり、少し住宅がある程度。その丘は、どこからつながっているか分からないが、牛の放牧場。だからたまに牛がたくさんやってきて、モーって授業中に聞こえる。そんなのどかな環境が私は大好きだった。勉強で疲れても外であの綺麗な緑の景色を見ながらランチを食べるだけで気分が洗われる。それに、郊外だったからということもあり、家からちょっと離れて帰るのにもちょっと時間がかかるから、ちょっとした空き時間でも学校に残って何かしようという気になる。私が好きだった場所は図書館。今でもあるか分からないけど、図書館の中にはピアノルームがいくつかあり。防音なので、音楽選考の学生達が楽器の練習をしたり、図書館が貸し出ししているＣＤを聞く場所として使われていた。 私も音楽をとっていたので、あそこのピアノがとても好きだった。 その後、音楽科の新しいホールと専用の建物が図書館の反対側に新設された。 その中のピアノ/練習室も好きだったけど、やはりいつも学生がいっぱいでなかなか場所がとれず、結局私はいつもの図書館の一番奥のピアノの部屋へ通っていました。

この学校はこのシリコンバレーからほんの少しだけ離れた郊外なので、市内からも通えなくはない。私が在学中は留学生自体がとても少なく特に日本人は一人か二人のみ。なので、どの教科の先生も割りと留学生に対してとてもやさしくしてくれたという印象があった。特に一般教養のクラスはどうしても言われている英語が理解できないときには授業後に先生にそのことを伝えると、わざわざ私の為に時間をつくるから先生の部屋へきなさいといったこともあったり。あるとき私は課題の内容を聞き間違え（もしくはよく理解してなく）、まったく違う課題を一人だけだしてしまった時も、先生はやさしく、きみの努力が見える！それが私の一番求めているものだ！と言ってちゃんといい成績をくださった。数学の授業では先生にあらかじめ英語に自信がなくもしかしたら質問が理解できないかもしれないと伝えた。すると、テストの日。先生は私の横に座って一つづつ問題を説明してくれた。ということもあった。一番大変だったのは歴史の授業。毎週穴埋め問題やらミニテストも長文を書くことが多く、苦手だった。もちろんそれぞれのテストの点もよくなかった。これでは単位が取れないと思い先生に正直に相談した結果。先生はなんと特別課題を出してくれて、それを成績の追加点にしてくださった。だから、最初から英語に自信がなくても、大学の授業に不安があってもここの大学の先生方は本当に親身になってくれる人ばかりなので大きな大学に行く前のいいステップアップになると思います。

2006年/2007年ごろの留学当初はまだＩＴバブルの前で、シリコンバレーが今ほど沸騰しておらず。学生としてはちょうどよく賃貸を見つけれていました。例えば、私が学生の時に違う学生同士で２ベットトイレお風呂1つのアパートをたしか月＄１９００でシェアしてました。シェア人数は3人一人は大きめの部屋を＄１０００で、もう一人は小さめの部屋を＄５００でそして私はリビングルームにカーテンで仕切りをして部屋にして＄４００で住んでいました。そんな感じの家賃相場が3－4年もするとバブル？が始まり、どこのアパートや家も家賃は2倍くらいに跳ね上がっています。私のその住んでいたアパートも調べたところ、今では$2825-$2950だそうです。探せばまだ今でも安いところはあるのだろうけど、このまま物価が上がれば学生にも大変かもですね。

ここは、Ｓａｎ　Ｊｏｓｅ（サンホゼ）という街。あの有名なサンフランシスコからは約1時間ほど南の街。だからサンフランシスコほどまちまちしてなく、ちょっと穏やかでとてもすごしやすい印象だった。ここは別名シリコンバレーと言われているエンジニアの町としても有名かな。私が来たばかりのころ2007年はちょうど駐在ブームで日本の人がとても多かった記憶がある。だから？だったかなんでだかわからないけど、日本の産業もいっきに増えていったきがする。例えばダイソーとかユニクロとか無地もある。日系のスーパーもいくつかあるから、割高ではあるけど、結局日本のようになんでもそろう。そんな日本の文化や産業が受け入れられている町だからなのか？こっちで出会う現地の人々は日本の人や文化にとても暖かい気持ちをもっていてくれ、そして興味心身といった印象だった。日本人会というかそういう関連も多く、日本の風習を行うイベントも時期ごとにあり、日本を季節ごとにまた思い出せるのも好きです。例えば1月はどこかで餅つき大会、春にはお花見祭り、夏には夏祭り、そしてちゃんと灯篭流しも8月にあるんです。こんな感じで結局いごこちもよくて、いままでずーっと住んでいます。