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ハリウッド校の講師の方はみなさん協力的で、とても生徒の事を考えてくれる優しい方ばかりでした。英語の授業はもちろん、わかりやすく楽しく教えていただきました。さらに、先生方は授業以外での生徒とのコミュニケーションを大事にしていて、まるで友達同士のようなそんな関係が築けていたので非常に居心地が良かったです。語学の勉強の事だけでなく、編入する先の学校の事や、新しい住居のこと、新しくアメリカに来た人には銀行の口座開設や携帯電話の契約なども優しくサポートしてくれました。銀行の口座開設の時には実際に銀行まで一緒についてきてもらって、間違いがないように一つ一つ丁寧にサポートしてくれました。なんでも頼れる講師の方ばかりで、寮生活で困ったことがあればすぐに解決するためのお手伝いをしてくれたり、学校にいる間も「大丈夫？困ってることない？」と声をかけてくれたりととても助かりました。おかげで訳が分からず困ることもなく、安心して充実した日々を過ごすことが出来ました。LA Film School側のスタッフの方も気さくに話しかけてくれて、どこへ行っても疎外感を感じず、アットホームな気分でした。こんなに生徒の事を一心に気にしてくれる先生も珍しいと思います。ELSハリウッド校で1ヶ月過ごす事が出来てとても良かったです。

校舎がとても綺麗で、設備も充実していた上にセキュリティ面も万全で非常に安心して通う事が出来ました。隣の校舎が本当のLA FilmSchoolでしたが、出入り自由で本場ハリウッドで映像制作を学ぶ学生さんたちの姿が見られた事が印象的でした。また希望者には見学ツアーも行ってくれました。その見学ツアーが圧巻でした。実際の撮影セットの中へ入らせていただいたり、設営現場の見学もさせてもらいました。音響の部屋や大きなスクリーンのある映画館のような教室にも入らせてもらって、近未来的な建物の中でとても貴重な時間を過ごす事が出来ました。ELSに通う留学生はアジア系の方が多い印象ですが、その国の人同士で固まって動かないという事が少なく、みんなフレンドリーで、お昼ご飯に誘われたり、放課後にみんなでハリウッドの中心街に散歩へ行ったりユニバーサルスタジオへ遊びに行ったりもしました。休日の学校がない日でもみんなで集まってビーチへ行ったりと、充実した毎日を過ごす事が出来ました。遊びだけでなく授業も熱心に取り組んでいる人ばかりだったので、メリハリがあって非常に良い雰囲気の中語学の勉強に取り組む事が出来ました。他にも外部からのゲストのお話を聞けたり、フリードーナツやフリーピザがもらえたりと、たくさんのイベントが企画されていて、毎日学校へ行く事が楽しみでした。

ホームステイをしていました。家にはホストのお父さん、お母さん、そして高校生〜社会人の４兄弟に加えて、私の他に留学生が4人滞在しているという、寮生活のような、大家族でした。毎日賑やかで楽しく過ごしていました。文化の違いで戸惑った出来事は、みんな少しずつ時間にルーズな事や、約束事を平気ですっぽかしてしまう事などがありましたが、その点を妥協出来てしまえば、あとはお互いを尊重してしていて、居心地よく過ごす事が出来ました。学生だと、かなりパーティが多いです。パーティ以外にやることがないと言っても過言ではないくらい、他に遊べる施設がないので、毎週友達の誰かの家でパーティーが開催されていました。みんな派手に飲むので、救急車を呼んだことは何度かありました。そのパーティーで友達との仲を深めたり、新しい出会いも出来るので、留学生として勉強も大切ですが、パーティーに参加することも非常に貴重な経験でした。他の日本からの留学生で、ちょっとした食事に誘われただけでも「勉強したいから」とことごとく断っていた子は「つまらない子」と言われて、孤立してしまっていました。何事も両立が大切なのだと実感しました。学生の間に同じくらいの年代の子がいる家庭でホームステイが出来て、非常に有意義な時間を過ごすことが出来たと思いました。相手を尊重することさえ忘れなければ、なんでも乗り越えられるはずです。

ロサンゼルスも場所は広いので、治安の良さ悪さの程度は様々です。渡米してすぐにハリウッドの中心地から歩いて20分ほどの場所に住んでいましたが、その時は治安の悪さをかなり実感しました。例えば、道を歩いているとパトカーが何台も通過していき、近くの銀行へ向かって行きました。そして銀行近くに行くと警察官がたくさん立っていて、その中で手錠をかけられた人が取り押さえられながら事情聴取をされていました。そんな光景は珍しくないそうです。真夜中でも１時間ごとにパトカーや救急車などのサイレンが響き渡り、なかなかしっかりと眠れませんでした。逃げた犯人を追うヘリコプターが長時間低空飛行でぐるぐる回っている光景も何度も見ました。もちろん夜出歩く事は出来ません。夕方であっても怪しい雰囲気がするのでペッパースプレーは手放せませんでした。ダウンタウンなどは特にホームレスの人がかなりいます。バスや電車の中もかなり異様な雰囲気で、日常的に使えるものではないと感じました。特にバスでよく見かけましたが、ものすごく臭いのキツイ人や、スピーカーで音楽をかけている人、平気でジャンキーな食事をしている人もいますし、電話越しに大声で怒鳴っている人もいました。バスや電車を利用するたびに肩身の狭い思いをすることが多かったです。慣れることが出来ず、日本人が比較的多くて治安の良い地域へ引っ越しました。

エルカミノカレッジには見るからに古そうな建物から、新築のまだ新しい匂いがする建物、プレハブのような建物もあります。さらに新しい建物が現在建設中で2018年頃に完成予定だそうです。クラスによって入る教室の建物がバラバラです。古い教室は実に不便です（笑）綺麗とは言えない黒板・古すぎるプロジェクター・傾いている椅子など、場所によっては授業に集中出来ないくらいです。さらに、ある建物では空調の調節が効かないらしく、夏はキンキンに冷やされていました。その寒さは羽織るものがないと風邪をひいてしまうくらいでした。そんなクラスの授業が一つありましたが、それ以外は非常に設備が充実していました。ほとんどのクラスはパソコンをスクリーンに映しての授業が多く、映像を見せてもらう事も多かったので、とてもわかりやすかったです。使用できるパソコンの数も多いので、休み時間に課題に取り組む事も可能です。席は早く行けば前の方の見やすい席も座れますし、毎回座るところを変える事も変な事ではないので、自分にとって一番授業を受けやすい席で受けるのが一番だと思います。授業が開始してから少し経つと鍵をかけてしまって、遅刻した人を中に入れてくれないという厳しい先生もいますので、授業には遅れないように学校へ向かう事をオススメします。

街がどこへ行っても綺麗でした。そして街の人もとても暖かかったです。特に印象的だったのが気候で、日本の夏、つまりオーストラリアでいう冬の時期に滞在していましたが、昼間は半袖で過ごす事が出来るくらいポカポカしていました。その代わり、朝晩は非常に冷え込みます。シャワーが辛かったです。水不足のためシャワー時間が決められていて、温まる事も出来ずただただ体を洗うだけの作業の時間でした。海にも行きましたが、冬の時期にもかかわらず泳いでいる人がたくさんいました。私は足をつけた時点で冷たすぎて諦めました。 天気がとてもよく、とても過ごしやすかったです。写真を見るたびに思い出しますが、空が青く澄んでいて、強い日差しのせいか、雲の白さが眩しかったです。日向と日陰でかなり温度差があるので、脱いだり着たりが簡単な服を着ていく事をオススメします。日差しで目がやられるのでサングラスや日傘を持っていくといいと思います。街の人の雰囲気もとてもよく、初対面でも仲良く話しかけてくれたり、困っていたらすぐに声をかけてくれたりして、居心地が非常に良かったです。 シャワーの大変さだけを除けぜひぜひ移住したいと思える、そんな滞在期間でした。

田舎な街に囲まれた、田舎から来る人にとっては少し都会と言える場所です。街の中心部はかなり狭いですが、その中にたくさんの種類豊富さまざまなグッズを取り揃えられるお店が並んでいます。近辺で学生がショッピングを出来る唯一の場所と言っても過言ではなかったので、集合場所といえばプラザ、洋服を買う場所といえばプラザというような感じでした。人で溢れかえっているわけでもなく、それぞれが各々の時間をゆったりと過ごしていました。近辺に住んでいれば問題ないですが、少し離れたところに住んでいてかつ学生の場合、非常に困る点が２つあります。一つ目は交通手段のなさです。バスも1日に数本しか出ていない上に、時間も定刻でない（遅い時も早く出発してしまう時もあります）し、バス停もかなり分かりにくいところにあります。最終バスに乗り損ねてしまう事が何度かあり、わざわざ車を持っている人に迎えに来てもらっていました。二つ目は店が早く閉まってしまうという点です。夕方になったらほとんどの店が閉まってしまいます。こんなにみんな働きたくないのか！とびっくりしてしまうくらいです。夜に遊ぶ手段が友達の家でのパーティーくらいしか私の周りではありませんでした。というのも、夜に空いているお店は年齢制限があって入れなかったので、夜は何もできないという事が何度かあり非常に不便でした。

日本を出国する前、「日本とは比べものにならないくらい乾燥しているから、のど飴を忘れないで」とか「保湿本気でしないとガッサガサになるよ」とか「寝る時はマスクしないと声出なくなる」などと言われていたのでそんなに乾燥しているのかと多少ビビり気味で準備をしていました。しかし到着してみたら全然！（過剰に意識しすぎていたのかもしれません）今の所まだ一度ものど飴にお世話になる時もありませんし、マスクも必要ありません。少々多めに水分補給をすれば十分なくらいです。カラッとしているので夏も過ごしやすく、天気も良いので外で過ごす機会が多くなりました。雨が降らないのは有名なことですが、珍しく雨が降った時にはみんな大騒ぎです。車の事故も増えるみたいですし、傘を持っている人が少ないので外を歩いている人たちはフードを被って小走りで通っていきます。湿気が少ないおかげで髪の毛のカールが取れにくくなった事が印象的です。そして一番オススメしたいのがやはり、ロサンゼルスの夕日です。初めて見た時は感動しました。住んで半年以上経ちますが、未だにあの夕日を見るたびに映画の主人公になったような、そんな気分になってしまいます（笑）ヤシの木と真っ赤な夕日のコラボ、これはここでしか味わえない貴重な風景だと思います。

私が今まで見てきた中で一番の田舎な街にあります。自然に囲まれたゆったりとした環境のなかで過ごすことが出来ます。学校の運動場はとっても広く、全面緑の芝で埋め尽くされています。さらに遠くを見るとたくさんの牛や羊が放牧されているのを見ることが出来ます（臭いは感じません）。雨もあまり降らず、一年を通してあったかいので、お昼休みはみんな外に出て芝生に寝転がってランチを食べます。男の子たちはラグビーをして楽しんでいます。 小さな学校ですので、ほとんど生徒と友達になれます。すれ違う人みんなと挨拶をしていました。先生も非常に優しい （悪い意味でいうと適当）な人が多いので、授業もお話をして終わったり、お菓子を持ってきてくれてみんなで食べたりということがたくさんあってとても楽しかったです。 さまざまな人種の方がいますが、差別やいじめなど全くなく、みんな仲良くやっていました。そこがとても印象的でした。 優しい人が本当にたくさんいるので、困った時にすぐに「大丈夫？」と声をかけてくれたり、テストで良い点を取ったりしたら全力で褒めてくれたりと、過ごしていてとても心が温かくなるというか、非常に居心地のいい雰囲気でした。

授業料は非常に安いです。留学ではなく現地に住んでいる人でしたらかなりの破格で授業を受けることが出来ます。しかし、留学生は授業料に加えて学校独自の保険代や、その他の諸費用が重なって、安いとは言えなくなります。入国するために日本から保険に入っているのにもかかわらず、学校の保険に入らなければいけない（校内のヘルスケアセンターの利用が出来ますがほとんど誰も使いません）のでかなり無駄なお金だったなと思ってしまいます。しかし他の四年生大学と比べると全然お得なので、短大に通った後に四年生大学にトランスファーしようとしている方にとっては比較的オススメ出来る学校であると思います。 教材費に関して、クラスによって購入しなければならない必須の教科書はバラバラで、教科書がいらないというクラスもあります。特に高いといった印象はありませんが、アマゾンなどのレンタルを利用する人が多いです。 クラスの種類も多いほうだと思うので、自分にあった時間・レベルのクラスを調整するのは簡単だと思います。留学生なら優先的にクラスの登録が出来るので、入りたかったクラスが定員オーバーで入れなかったということは少ないです。 コンピューター設備や、チューターも豊富で授業以外での勉強のサポートがしっかりしているので、お昼休みの時間も充実して自身の勉強を進めることが出来ます。