口コミ15件
- エラスムス大学ロッテルダムへの投稿
- 総合コメント4.0
- 在校生(通学期間:2014年8月~2015年6月)2014/11/17
- *他校と比較したポイント 当然のことながら、留"学"ですから勉強面での条件の比較が最も重要だと思います。具体的な例ですと、 ・カリキュラムについて 本当に学びたい学問があるのか、その学校でなければだめなのか 授業時間数や課題、教授、教材 単位(交換留学であればどのくらい単位交換できるのか等) などがあげられると思いますが、中長期的に海外に住むことになるので、この他にも金銭面や学習環境、居住する上での周辺環境なども比較する重要なポイントでした。 ・金銭面について 授業料、教材費 生活費 (留学する国によって生活費がまるで異なるので、これについても事前に調べておき、月々いくらくらい必要なのかを知っておくといいと思います。北欧に留学した友人は物価について無知だったため、到着してから困っていました) ・学習環境 図書館 (図書館の設備が整っているかは、意外にも重要な点だと留学してから気が付きました。エラスムス大学ロッテルダムは、蔵書が少なく、レポートの参考文献にできるような本があまりなかったため苦労しました。また、参考書などがあったとしても1~2冊なので、取り合いになっている人もいました。) ・周辺環境 治安についてもしっかりと調べ、どの地域なら安全に学生生活が送れるか考えておきました。治安がよくない地域に留学する場合は、なるべく学生寮を利用するなどのリスクマネジメントも必要だと思います。
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- 総合コメント4.5
- 在校生(通学期間:2014年8月~2015年6月)2014/11/17
- *留学生活の中で一番印象に残っているエピソード エラスムス大学ロッテルダムに留学に来て1番最初の授業とその試験が最も印象的でした。日本で在籍している大学で私は商学部に所属し、国際経済学を専攻していたため、留学先で履修したSocial Sciencesの科目やヨーロッパ政治学についての基礎知識がまるでありませんでした。それに加えて、30人ほどいるクラスに有色人種は私1人のみで、留学生の多くはエラスムスプログラムというヨーロッパ域内での交換留学性か、アメリカからの留学生であるため、留学生はもとより、何人かの先生も日本人を見慣れていないのかじろじろ凝視されました。おそらく彼らにとってはなぜ日本人がわざわざオランダに来てまでヨーロッパ政治について学びたいのか不思議だったのだと思いますが、そういった態度や私の知識不足のせいではじめのうちは授業に行くのがつらいと感じていました。しかし、せっかく留学に来て、今まで学ぶことのできなかった分野を英語で勉強することができる絶好のチャンスを無駄にするまいと、必死に食らいついて勉強しました。最初のクラスの試験はtake-home examといったレポート形式だったため、文献と今まで培った国際経済学の知識を駆使して精一杯取り組んだ結果、留学生の中で2番目の成績を納めることができ、今後の自信につながりました。この経験を通して、困難な授業も必死に諦めずに努力することで、アウェイな地にいてもしっかりと自分の力を発揮することができるんだなと実感しました。
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- 総合コメント4.0
- 在校生(通学期間:2014年8月~2015年6月)2014/11/04
- *留学について家族の反応や説得 母親が帰国子女ということもあり、留学について家族は肯定的でした。しかしもちろん安全面の問題や、留学して何を学びたいのか、帰国した後どうしたいのかということは説明する義務があると思ったため、1度きちんと話し合いました。もしも留学について反対されるご家族の方がいらっしゃった場合には、留学の何について反対しているのかを聞き、自分でその問題を解決してから説得してみてください。本当に自分にとって留学が必要不可欠なものであるなら、それくらいのボトルネックは解消できるはずですし、その姿勢を見てご家族も理解をしてくださるはずです。 私の場合は金銭面が問題でした。上記の通り留学そのものには賛成していたのですが、金銭面での協力はあまりできないと言われてしまいました。もともと大学生のうちに1年間の留学を計画していたためこつこつ自分で貯金していたのですが、そう言われてからは本格的に資金計画を練りました。その結果、2年間で最低限必要な額を用意することができました。また、応募要件を満たした奨学金に端から応募した結果、返済不要の毎月給付型の奨学金生として採用されたので非常に助かっています。前年度から様々な目的の留学に適応される「トビタテ!留学JAPAN」という留学支援制度も設立されたので、金銭面がネックになっている方も、せっかくの留学の機会をあきらめないで、ぜひチャレンジしてほしいです。
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- 総合コメント2.0
- 在校生(通学期間:2014年8月~2015年6月)2014/11/04
- *留学までのスケジュール 私は交換留学なので正規入学のスケジュールについてはわかりかねますが、履修登録や後述のレジデンスパーミットなどについてはおそらく共通なので参考までに。 この学校だけなのか、ヨーロッパの大学がどこもそうなのかわかりませんが、何かの通知や変更の知らせが来てから、提出期限までの期間が短すぎることと、提出したのにその返事が遅すぎることに対してはかなり不満です。私は出願当初、経済学部への留学を希望していましたが、出願期限1か月前に語学要件のTOEFLの必要点数が10点も引き上げられてしまい、結果的に学部を変更せざるをえなくなりました。私のようにならないためにも、あらゆることに事前に余裕を持って行動するようにしてください。 まず交換留学の場合、5~6月にエラスムス大学ロッテルダムから正式に合格通知が届きます。(私の場合はメールに添付されたPDFファイルがOfficial Letter of Acceptanceでした。)出願書類を除き、すべての通知や連絡、登録はメールやインターネットを通して行われます。学生寮の場合、その合格通知を送付して、accomodationが確定します。また、履修の仮登録もネット上でこの時期に行われたので事前にシラバスを読んでどの授業をとるか決めておくとこの時期の負担も軽減します。レジデンスパーミットのための必要書類が来てから期限までも5日間しかなかったため非常に焦りましたが、銀行の残高証明書などは発行に時間がかかるのでその旨を伝えたら期限をのばしてくれました。レジデンスパーミットの受け取りも、周りは8月だったのに私はなかなか通知が来なかったため何度も催促のメールを送り、11月にやっと受け取ることができました。 物理的に期限に間に合わないこともあるので、きちんとそれを伝えて期限を変更してもらうことや、必要なものは何度も催促するなど根気がいることが多々ありますが、めげずにがんばってください。
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- 総合コメント4.5
- 在校生(通学期間:2014年8月~2015年6月)2014/11/04
- *事前準備 留学先を知るために、大学のホームページを隅から隅まで読み込み、留学生向けのプログラムはどのようなものであるか、受け入れ体制はどうなのか、どんなキャンパスなのかをよく調べました。履修する授業やおおまかな1年間の流れも決めることで、留学での生活を具体的にイメージすることができました。ホームページではわからないこと(取りたい授業の様子や留学生活の感想、細かい手続きについてなど)の詳細は、とにかくできるだけ多くの先輩を探し、コンタクトをとりました。どの先輩も親身になってくれて、非常に有益なアドバイスをしてくださるので、これから留学を検討される方も、遠慮せずにその大学への留学経験のある先輩に連絡をとってみることをおすすめします。 次に語学面についてですが、留学前に日本の大学で積極的に英語で行われる講義やセミナーに参加することで、英語で勉強することに慣れておくことが重要だと思います。エラスムス大学ロッテルダムに来る留学生の多くはネイティブのように英語を話すので英語ができるのは大前提です。 オランダ語は全く勉強しませんでしたが、国民の95%以上が英語を話すとも言われているほど英語が浸透しているので生活するのに困ることはありません。しかし、せっかく住むので少しはオランダ語ができないともったいない気がして、最近独学でオランダ語をはじめました。渡航前にもし余裕があったら最低限のオランダ語を身につけていく方がいいかもしれません。
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- 交通3.5
- 在校生(通学期間:2014年8月~2015年6月)2014/10/30
- 自転車 オランダは国民1人あたりの自転車の保有台数が世界一を誇るほどの自転車大国です。オランダ国土の四分の一が海抜0m以下ということから、環境に対する意識が他国の国民と比べて高いことや、国土が平らで自転車の運転がしやすいなどということが理由として言われています。エラスムス大学ロッテルダムへも、ほとんどの学生は自転車で通学しており、キャンパス内には自転車置き場がそこらじゅうにあります。もちろんどの学生寮にも自転車置き場は完備されていますし、スチューデントホテルにも貸出自転車があります。中古の自転車だと€40~なので、滞在が1年未満の留学生の多くも購入しています。日本のようなハンドブレーキは少なく、ペダルブレーキが主流なので日本人留学生は慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。自転車の盗難も非常に多いため、鍵を2重でつけるのも一般的です。夜間にはライトの点灯が義務付けられているほか、曲がる方向に手を出して合図を送ったり、自転車専用の信号があったりと自転車大国ならではのルールが多々あります。 NS(列車) 都市間を移動するのに利用されるのがNSという列車です。Sprinter(各駅停車)とIntercity(特急)がありますが、値段はあまり変わりません。また、1等車、2等車の違いも座席のゆとりに多少の差異はありますがあまり変わらないのでよほどのことがない限り2等車で十分でしょう。 地下鉄 エラスムス大学ロッテルダムの最寄り駅はkralingse zoomですが10分近く歩きます。また、夕方以降は地下鉄での事件が多発しているので夜間に1人で乗ることは絶対に控えてください。
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- 自然環境5.0
- 在校生(通学期間:2014年8月~2015年6月)2014/10/30
- 私がロッテルダムに来て驚くことのひとつに、自然と都市の共存が挙げられます。ロッテルダムはオランダ第二の都市といわれるにも関わらず、本当にびっくりするほどうまく緑と調和しています。自動車用、自転車用、歩行者用と、どの道路のわきにも大抵は(ほぼ必ずと言っていいほど)芝があるか、等間隔で植樹がされています。エラスムス大学ロッテルダムの近くにも大きな公園が3つあるほか、徒歩圏内の小さな広場にはバスケットコートやフットサルコートが公共物として整備され、いつでも若者や子供たちが利用しています。街の中心部には、至る所に生花が飾られており、いかに花がオランダ人の日常に欠かせないものであるかを感じることができます。 また、キャンパスから歩いて3分ほどのところにはTrompenburg Tuinen & Arboretumという植物園(入園料€6)があり、様々な美しいガーデニングを見ることができます。敷地内にはいかにもヨーロッパ風の小屋があったり、広い芝の上には現代アートのモニュメントが、噴水の中央には大きな白鳥の像があり、自然とアートの調和をも楽しむことができます。 エラスムス大学ロッテルダムのキャンパスの中も、芝と植樹の管理が定期的になされており、常に綺麗に保たれています。
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- 食堂2.5
- 在校生(通学期間:2014年8月~2015年6月)2014/10/30
- 校内にはカフェテリアが5~6か所あり、どこもコーヒーやサンドイッチ、サラダ、マフィンなどを中心に販売しています。価格はコーヒー・マフィンが€2~、サンドイッチが€3~程度です。 中でも特に多くの学生に利用されている食堂が2つあります。 1つ目はFood Pavilionという中庭に面した大きなガラス張りの建物です。サンドイッチ+ドリンク€5~、ピザ+ドリンク€7の他、パスタやサラダなど、他のカフェテリアと比較するとメニューの種類は豊富です。テラス席も用意されており、天気がいい日には外の席が人気です。また、巨大なクッションを貸出しているので、食事をとりながら芝生の上にそれを置いてくつろぐ人も見受けられます。 もう一つの大きなカフェテリアは新たに完成したFood Plazaです。スターバックス、ホットサンド、サテー、フローズンアイスやアジアの麺類、オーガニックフード、ファストフードなど6店舗があり、昼時は多くの座席数があるにも関わらず非常に混雑します。この施設の中にある店での食事は他の食堂と比べて割高ですが、種類がたくさんあり味も比較的おいしいです。Frozz & Oodlzというお店は、日本のうどんも食べることができる貴重な場所です。
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- 設備4.5
- 在校生(通学期間:2014年8月~2015年6月)2014/10/30
- 設備 ところどころ古びていたり整備が行き届いていなかったりする箇所もありますが、総じて設備はよく整っていると感じます。 ジム 年間会員制で、運動器具や体育館を自由に使用することができ、多くの留学生も利用しています。体育館と建物自体が少し古い印象ですが、設備そのものはきちんと手入れされているようです。ジム入り口付近にはスポーツカフェがあり、テレビ画面でスポーツを見ながら飲食ができます。 図書館 蔵書の数や種類でいうと、あまり優れた図書館とは言えないかもしれません。大学指定の教科書や参考書ですらない場合が多く、専攻の分野によっては課題や授業の関連図書ですら探すのが困難、あるいは蔵書がないということが多々あります。しかし、勉強スペースという意味ではとても快適な図書館です。パソコンやコンセントの数、机・椅子の数も多いので、ブロック終盤を除き大抵は席を確保することができます。ソファと足置き台があり、友達とくつろぐこともでき、silence spaceといって、静かに勉強に集中できる部屋もあります。 図書館前にあるロッカーに無料で荷物を預けることもできますし、図書館内にはコピー機、プリンターがいくつか設置されています。
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- 管理、お手入れ2.5
- 在校生(通学期間:2014年8月~2015年6月)2014/10/30
- キャンパスはアメリカなどにありがちな、広大な大きさでもなく、端から端まですぐに往復できる小ささでもない中くらいの広さです。一般的な日本の総合大学と同じくらいの広さで、中庭を建物や食堂が囲み、学部ごとに使用する棟が異なるなど、キャンパスの構造も日本の大学と共通している部分が多く見られます。 安全面での管理 キャンパスの正面入り口には受付兼ガードマンのような場所があり、そこに常に人がいるようになっています。キャンパス内をまわっている警備の方々もいますし、そこに常駐している人も万が一なにかあったらすぐに駆けつけてくれるはずです。 衛生面の管理 掃除の用務員さんたちもおそらく相当数いるはずですが、ポイ捨てをする生徒が多数いるため清掃が追いついていないように思います。カフェテリアやスーパーの前はもちろんのこと、ベンチ周辺や建物の裏にはゴミがいつもたくさん落ちていて、綺麗とは言えない状況です。また、トイレについても生徒のマナーが悪いのか、清掃の頻度が少ないのか定かではありませんが、水浸しだったり汚かったりすることが多いです。 その他 ・空調の管理は教室単位なので自分で調節することができまが、オランダ人は寒さに強いのでいつも少し温度設定が低いように感じます。 ・芝や植物は定期的にきちんと管理されていて綺麗です。
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