YUKIK

ILSCには他の語学学校に比べてすごくたくさんの種類のコースがあり、おかげで私はすごくいい留学のスタートを切ることができました。中でも一番初めにとった「クリエイティブイングリッシュ」の印象は今でも鮮明に残っています。このコースはクラスメイトとお話を作ったり、小劇を作ったりするんですが、当時の私の英語レベルは4、このコースは4と5の人が参加できるものだったので自分よりしゃべれる人が格段に多く、初めはヒィヒィ言いながらついていくのがやっと、という感じでした。でも授業の内容がグループで何かを作り上げる、というものだったので片言なりにもみんなでワイワイ言いながら話し合う授業を通して、私の英語力は最初の1ヶ月でぐんっと伸びたのを実感できました。どの学校にもスピーキングやリスニング、コミュニケーションのクラスはあると思いますが、それを応用して何かを一緒に作り上げるという経験は、英語力を伸ばすのにも、また友人関係を築くのにも役立ちました。実際このコースを一緒にとったメンバーとは、コースが終わってからも長く交友関係が続き留学生活を楽しくしてくれました。たくさん選択肢があるという点で、私は友達にもILSCをいつもオススメしています。

私の通うNewnham campus はDon Mills Rd. と Finch Ave. E 付近にあります。この校舎はわりと最近改装されたようでどこもとてもキレイです。教室には何パターンかタイプがあって、大学の講義室のように先生の話を聞くのに適したもの、ESLなどグループディスカッションが多い授業向けのイスと机が一体化してコロコロが付いた机が揃った教室、また大半の教室は長机とイスが揃った教室で先生との距離も近く授業を受けられます。先生によって、ひたすらホワイトボードに書いていく先生と パワーポイントを使って進める先生といますが、どの教室にもこの二つは備わっています。また、私は授業をとっていないので詳しくはわかりませんが 美容など専門コースの人たちが使う専門機材の備わった教室も見かけます。校舎内にはコーヒーショップ、本屋、カフェテリア、図書館、ジム、体育館、コンピュータ室などの設備も整っていて 学業で必要なものから息抜きの時間まであまり不自由なく学校で過ごせます。校舎内あちこちに机と椅子やソファがあり、いつもたくさんの人が勉強や話し合いをしていますが 数が備わっているのでいつも必ず場所を見つけることができ助かります。キレイなのと設備が整っているのでいつも快適です。

私がとっているパートタイムのコースは、平日の夜と週末、または完全にオンラインで受講するタイプのもので 私を含めた生徒はもちろん、講師の先生方も昼間は本職で仕事をしている人がほとんどです。私が講師の先生方で満足している点は、どの先生も現役で教えている科目に通じる職業で活躍されている方達なので 教科書からの情報だけではなく生の状況や実体験の話を交えて授業が進んでいくとこるです。教科書の内容は日本でもそうですがドライで、ついつい暗記に走ってしまう面が多々ありますがそういう内容はあまり身にならなかったりしますよね？でも先生がわかりやすい例を出して教えてくれるので、教科書の内容がもっと現実味を帯びて 実際仕事に就いたときに役立つ内容に変わります。そういう点では大学というより専門学校色が強い授業だと思います。あとは先生によってはコースが終わっても連絡を取ってくれて、周りで求人していると情報を送ってくれたりもします。人とのつながり（コネ）が職探しに重要な国なので、こういう情報はとてもありがたいです。 もちろんどこの国のどこの学校に行ってもあるように、先生によっての良し悪し 好き嫌いはありますが、全体的に実用的な内容を教えてくれる先生が多いと思います。

ダウンタウンから離れたところに立地しているからか、また私が通っているのがパートタイムの夜または週末のみのクラスだからかわかりませんが、この3年間日本人が私の他にいたのはたった一度きりで、英語の習得にはバッチリです！最近は逆に日本人のスクールメイトが欲しいなぁと思い始めたくらいです。なので少し寂しく感じるかもしれませんが、よくある「英語を勉強しに来たのに日本人と日本語に毎日囲まれて過ごしている」という状況にはなりにくい学校だと思います。 ESLのコースもありますが、現地の大学なのでカナディアンも通っていますし、もちろん他の国から移民でやって来た人たちもたくさんいます。全体的にインド人と特に中国人の割合が高く感じますが、それでも疎外感を感じるようなことはあまりないです。みんな英語がペラペラで焦るかというとそんなこともないのでご安心を。私は最初に受けなければいけないレベルチェックテストの会場で 英語をほぼ全く理解していないと思われる中国の方を見かけましたし、ちゃんとレベルに合ったところから始められる仕組みは整っています。 ちなみにこれはあくまで私の通っているパートタイムの状況です。ESLのコースや昼間のコースだともう少し状況が変わって もう少し日本人の割合が増えるかもしれませんし 国際色の比率も変わるかもしれませんが、日本人が多すぎて…という確率は低いと思います。