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- カーディフ大学への投稿
- カリキュラム、教材4.0
- 元在校生(通学期間:2000年9月~2003年8月)2014/12/14
- 学期末のテストは40%が合格ライン。今はどうなっているか分かりませんが、5月末から7月中旬くらいが大学としてのテスト期間で、理系の学部が先に試験が行われていました。6月の中旬には全て終わっていたと思います。試験会場は、カンニングなどが行われないように、異なる学部の人が縦に並ぶ、という席順になっていました。ただし、理系の試験は、全てが筆記式です。マークシートなどは、一切ありません。だから、カンニングの使用もないのですが…。 問いとしては、「心臓の仕組みについて書きなさい」 など、1文のみ。それに対して、自分が学んだ知識を、できるだけたくさん書く、というのが試験でした。文字だけでなく、図解なども書かなければいけませんでした。3時間で5問中2問を選んで回答するとか、そんな数だったと思います。1学期の中では、10分野位の勉強をするので、山を張って勉強すると、設問にその分野がなかった時に、点数の半分を一気に失う事になるので、全体をまんべんなく勉強する必要があり、大変でした。一方で、授業にきちんと出ていると、これは必ずテストに出ます!と言ってくれる先生がたまーにいたので、少なくとも5問のうちの1問はこの先生の分野だな、という予測はできました。 100点満点というのは、存在しないに等しいです。80点取れたら、かなりすごい、というレベル。皆、60点台前後、たまに70点台、という感じでした。合格ラインに満たなかった人は、追試。それでもだめなら、留年になっていたと記憶しています。翌年にその科目だけやり直す、という事は出来なかったと思います。
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- キングス・カレッジ・ロンドンへの投稿
- カリキュラム、教材4.5
- 元在校生(通学期間:2003年9月~2004年10月)2014/12/14
- King’s collegeでは理系のマスターコースを選択していました。定期的な授業は、ロンドンブリッジのそばのGuy’s キャンパスで受け、研究室は、それぞれ、自分が選んだ研究室があるキャンパスに赴いていました。私が選らんだ研究室はWestminsterのSt Thomas’s病院内にあったので、ロンドンブリッジとWestminsterを往復する日々でした。地下鉄もありますが、ロンドン川沿いに歩いていくこともできるので、時間がある時には歩いて、ロンドンらしい景観を眺めながら気分転換をしていました。 私のいた研究室は、ポスドク2人、ドクター生2人の研究室で、この規模の小規模研究室が10ほどあり、1つの研究チームになっている感じでした。日本の大学院を知らないので比べようがないのですが、研究室では、朝から晩まで実験に没頭する日々でした。既に、研究室での研究の予定は決まっているので、その流れの中で、大学院生でも参加できる実験をやらせてもらう感じでした。もちろん、データは論文発表内で使われます。私が関わっていたのは動物実験だったのですが、最初は、練習用の動物を用意してもらい、ポスドクやドクター生の方がつきっきりで指導してくれました。慣れたころに、実際のデータどりを始め、最後は、自分で計画を立てて一連の流れを実施する、という風に進んでいきました。 論文執筆の際には、原論文のコピペや盗用がないよう、などの指導は常にありました。見つかった時点でマスターは取り消されるという説明も何度も聞いたように思います。私専属の指導者として、ポスドクのDrがついてくれたのエスが、執筆中にも何度もチェックしてくれたり、アドバイスをくれたりと、心強かったです。また、最後には自分の研究成果について説明するプレゼンテーションもあるのですが、研究室のメンバーで何度も聞いてくれ、十分な練習の場を踏ませてもらえたので、本番も緊張する事なく望むことができました。自主性を重んじはしますが、バックアップは惜しまない、という体制だったので、充実した日々が送れたと思います。
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- 総合コメント4.0
- 元在校生(通学期間:2000年9月~2003年8月)2014/12/14
- Cardiff大学では、理系の学部を選択していました。1日4コマで授業が行われていました。水曜の午後は基本的には授業がなく、アルバイトをしていました。1コマの時間が90分と長かったです。日本の大学のように、自分の予定に合わせて時間割を組む、と行った事はありませんでした。とるべき授業が学部で決まっており、その講義を全て受けると、必然的に時間割ができる、という感じでした。学科で仲間は20人ほどでしたが、ほぼ毎日、同じ教室で勉強していました。違う学科の人もうける授業というのがあるので、実際のクラスは、もっと大人数です。出欠をとるという事はありませんでした。だからといってサボっている人もいませんでした。1コマ抜けると、かなり授業が進むので、皆、比較的真面目に大学に出て来ていたと思います。私は、医学系の学部にいたので、2年生になってからは、附属の病院での授業もありました。異なる環境で勉強できたので、新鮮でした。 授業がない時間帯には、クラブ活動のようなものもありました。スポーツ系のクラブが多かったような気がします。私は、余裕がなくて参加できませんでしたが、サッカーとかしている友達が多かったです。他の大学の人とも知り合いになれたりするので、時間に余裕のある人はお勧めです! Canteenや売店のようなものもあり、お昼も買う事が出来ました。大学にはパブもあり、夜なんかは、皆、よく飲みに行っていましたよ。町のパブよりも安く飲めるので、溜まり場のような感じになっていました。ただ、市街地からは徒歩5分くらいだったので、街にでてランチ、という人や、寮が近いので、一回帰ってからランチを食べて、また午後から出てくる、という人も結構いました。
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- その他レジデンス3.5
- 元在校生(通学期間:2003年9月~2004年10月)2014/12/14
- ロンドン大学では、大学のほぼすべてのcollegeの人が利用できる家の斡旋業務を行う所がありましたが、私は完全なシェアというのは避けたかったので、自分で不動産屋をあたり、家を探しました。結果、選んだのは玄関は1つだけれど、中で完全に分離されていて、キッチン、トイレ、バスも共有することなく生活ができるアパートでした。玄関が1つなので、郵便物だけが混ざってしまうのですが、気が付いた人が分けて置いておく、という暗黙のルールがありました。自品が無くなる、といったトラブルは一切ありませんでした。大学院に行っていたので、勉強の時間が欲しい、という事があったので、ハウスシェアなどにしなくて良かったと思っています。 部屋は、ベッドと机、タンスが1つの質素な部屋でした。コンロ、冷蔵庫、シャワーもついていましたが、レンジがなかったので、これは、自分で揃えました。セントラルヒーティング代込の部屋だったので、寒いけれど暖房はお金がかかるし…、といったことはありませんでした。個人的な意見ですが、水道・ガス・電気は全てコミコミの家賃になっているところをお勧めします。 不便だったのは、洗濯機がなかったこと。近くにコインランドリーがたくさんありましたが、下着類は、自分で手で洗っていました。また、シェアハウスではないので、庭がなく、洗濯物を干すスペースもなかったので、その確保にも苦労しました。もう1点は、コンロの位置が、やたらと高かったこと。お鍋を置くと、中身が見えない位高い場所に設置されていました。あまり料理をする事を想定していないのかな、とも思いましたが、私は自炊が多かったので、鍋を火からおろしては中身を確認して、また火にかけるという作業の繰り返しでした。 自分の通う学校の場所と、交通網を確認し、移動に便利な場所に住むことをお勧めします!
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- 交通2.5
- 元在校生(通学期間:2003年9月~2004年10月)2014/12/14
- Tubeやバスを使って移動していましたが、とにかく時間通りに来ません。日本に帰ってきた時には、1分遅れたら謝罪のアナウンスが入ることに驚いた位です。時間には余裕を持って行動する、というのは大前提です。また、私は常に交通マップを持ち歩いていました。どのバス停にどのバスが止まるのか、Tubeの駅の場所と共に記載されたとても便利な地図でした。Tubeの駅などで配布されていました。バスが故障したので、降りてください、とか、30分以上待った挙句に、同じ系統のバスが何台も続けてくるなんていうのは日常茶飯事です。急いでいる時に、この先、別のバスに乗り換えて目的地に着くにはどうするか?バスは諦めてTubeで行くには?など、地図は大活躍でした。ぜひ、鞄に入れて持ち歩く事をお勧めします。 Tubeは時刻表はありませんが、○分間隔、とか書いていますし、あと○分で来ます、という表示は出ますが、いい加減なものでした。あと5分出来ます、と書いてあったのに、7分に延びていたりとか…。まぁ、その延びた時間通りには来るので、正確といえば正確なのかもしれませんが…。待つ、ということができる国民性だなー、と感じました。私がいたころは、電子マネーを持っているか、現金かで大きく運賃が異なりました。また、乗り越し精算というシステムがないので、目的地までの切符を持っていることが必須です。バスも、いい加減な運賃回収方法でしたが、時々、警察?みたいな人が乗り込んできて、レシートのチェックをすることがありました。いずれも罰金がかなり高かったように思いますので、目的地をしっかり把握して、正確に支払い、証拠を降りるまで持っておく、というのは大切だと思います。
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