口コミ15件
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- 総合コメント5.0
- 元在校生(通学期間:2000年7月~2002年6月)2016/09/27
- 英語圏では最古の技術系大学であり、1824年に設立された。キャンパスはハドソン川とトロイ市を臨む高台に建設されており、伝統建築と近代建築が融合している。工学分野での評価が特に高く、US News and World Report誌の大学評価では毎年全米の総合ランキングで40位前後に位置づけられている。 TIMES世界大学ランキング(総合)は100位前後と小規模の学校ながら世界での評価も極めて高い。
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- 遊び5.0
- 元在校生(通学期間:2000年7月~2002年6月)2014/12/20
- トロイ・セービングズ・バンク・ミュージック・ホールは、ダウンタウン・トロイの中でも特筆すべき場所だと思います。 http://www.troymusichall.org レンセラー工科大学からダウンタウンを見下ろすと一目で分かる特徴的な屋根の建物です。この1階は銀行なのですが、2階から上は全てコンサートホールなのです。 ほぼ毎週のようにコンサートが開かれ、著名なミュージシャンから地元のアマチュアまで様々な音楽を聴くことができます。 私が聴きに行ったものは、George Winston(ニューエイジ・ジャズピアノ)、Keb Mo(ブルース)、Rockapella(アカペラ)のほか、クリスマス・コンサートやニューイヤーコンサートも聴きました。 Box Office(チケット売り場)は同じ State St.に面した別の建物にあります。 歴史的な建物なのでエアコンは無く、真夏のコンサートでは休憩時間ごとに扉を開け放って夕方の冷気を入れていました。もともとトロイの夏はそんなに暑くないですが。 ホールの壁面にあるパイプオルガンは、私が留学していた2002年当時は演奏不可能な状態でしたが、2006年に修復され、現在はその音を聞くことができます。
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- 遊び4.0
- 元在校生(通学期間:2000年7月~2002年6月)2014/12/20
- Grafton Peace Pagoda は、レンセラー工科大学から東へ20キロメートルぐらい離れた森の中にあります。 http://www.graftonpeacepagoda.org 日蓮宗系の日本山妙法寺が建てたインド式の仏塔で、住職はジュンさんという日本人の尼僧です。ダウンタウンにあるキリスト教会のNPOを訪ねたときに「日本人ならジュンさんの所に行きなさい」と勧められて知りました。 日本山妙法寺は世界の各地にピース・パゴダを建てて活動し、ピース・ウォークなど平和運動でも知られています。 ここグラフトンではアメリカ人の信者、というかフォロワーさんも多くいて、ピース・ウォークはもちろん、ネイティブ・アメリカンの儀礼であるスウェット・ロッジをこの場所で開催したり、様々なイベントが行われています。 お寺そのものはセルフ・ビルドで建てられたもので、薪で焚く五右衛門風呂があったり、ジュンさんの質素な人柄が感じられます。 私は、パゴダ周辺の短距離のピース・ウォークに参加しましたが、トロイの街まではるばる歩いて来られたジュンさんをお見かけしたこともあります。 意外にも身近なところに日本とのつながりを発見しました。
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- 設備4.0
- 元在校生(通学期間:2000年7月~2002年6月)2014/12/20
- スポーツ・ジムは、15th St. に面した Mueller Center が学生なら自由に利用できます。マシン・トレーニングからエアロビクスまで揃っていて、トレーナーの指導も受けられます。目の前の画面でテレビを見ながらトレッドミルで走ったり自転車こいだり。新しく清潔な施設で、気持ちよいです。 Mueller Center の南に隣接する赤レンガのお城のような建物は通称 Armory(屋内練兵場)と呼ばれる体育館で、バスケットボールなどができるようになっています。 そのまた南に隣接するのが Robison Swimming Pool という室内温水プールで、年中やっています。室内ですがガラス天井のある開放的な雰囲気で、競泳用とシンクロナイズドスイミング用に水底の深さを変更できる構造になっています。 特筆すべきは、日本のほとんどの水泳プールと違って、ここではフィンスイミングが許可されていたことです。競泳の苦手な私は、ダイビング・マスク(水中メガネ)とスノーケル、フィン(足ひれ)を着けて泳ぎを楽しみました。冬の間は運動不足になりがちなので、これは良かったと思います。 スポーツ観戦の好きな人には、RPIは学生スポーツも盛んで、いくつものグラウンドと、アイスホッケーアリーナがあります。
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- 買い物、飲食4.0
- 元在校生(通学期間:2000年7月~2002年6月)2014/12/19
- 学外の食事で美味しかったのは、インド・パキスタン料理の Shalimar でした。ダウンタウンのFulton St. にあります。英語の人はシャライマーと発音していましたが、パキスタン風の発音ならシャリマールでしょう。どっちでもいいですが。 http://shalimartroyny.com インドからの留学生が多くいて、彼らが食べに来る店なので、味は本格的です。食べ放題の Lunch Buffet (当時$7.50だったか)もやっていたので、学校から下りてきて食べました。 この、ご当地の人が食べに来るというのが非常に重要で、アメリカ人を相手にするようになるとアメリカ味になってしまうようなのです。 ダウンタウンのモニュメントスクエアに面して金寿司(Sushi King)という店がありました。経営していたのはどうやら韓国人で、スシはヘルシー・フードということで食べに来るアメリカ人を相手にしていました。スシは、寿司飯にネタを乗せればそれなりにスシです。しかし、その他の「日本食」メニューは謎でした。Katsudon というのを注文してみたところ、平たいプレートに白いご飯、その上にハムカツみたいに薄っぺらな、肉のフライが乗って出てきました。タレも何もなし。 寿司ならばレイサム(Latham)にあるヨシ・スシが美味しかったです。マスターは日本人です。 http://yoshisushialbany.com
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- 買い物、飲食3.0
- 元在校生(通学期間:2000年7月~2002年6月)2014/12/19
- 学内の食事については、Dining Hall で食事をするためには Meal Plan を前払いで購入する必要があって、これがけっこう高かったので私は契約しませんでした。 よく利用したのは、図書館 Folsom Library 内にあるカフェで、サンドイッチとチリスープが食べられます。難点は時間がかかることです。アメリカでサンドイッチを注文するには、具材の注文を全部する必要があって、ハム&チーズ・サンドウィッチで、ハムはポークで、チーズはスウィス・チーズ、レタス・オニオン・トマトを入れて、マスタードとマヨネーズで、と言う具合に全部を事細かに指定して作ってもらうのです。店員は1名だけでやっているので、5〜6人が並んだだけでけっこうな時間がかかってしまいます。お昼時に、辛抱強〜く、待ちましたよ。 Rensselaer Union(学生会館のようなもの)の2階にはバーがあって、月に一度、おつまみ無料の日があって、チーズのフライとか、生野菜なんかですが、よく留学生同士で飲みに行きました。ブロッコリーやカリフラワーを生でドレッシング付けて食べると、なかなか美味しいものだとこの時初めて知りました。ボストンの地ビール Samuel Adams や、イギリスの Bass Pale Ale がFrom the Tap (生ビール)で飲めました。
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- 交通3.0
- 元在校生(通学期間:2000年7月~2002年6月)2014/12/19
- ニューヨーク・シティへは250キロメートルぐらいなので、車で行くなら東京・名古屋間ぐらいの感じです。頑張れば日帰りできます。 公共交通でニューヨーク・シティに行くならば、Albany-Rensselaer 駅から Amtrak の列車で New York Penn Station まで行くことができます。 Amtrak の時刻表はここで探せます。 http://www.amtrak.com/train-schedules-timetables Empire Service という路線で、1日12本程度の列車があります。日本の幹線鉄道のように「行けば乗れる」というダイヤでは全くありませんが、列車のスピードは速く、ニューヨーク・シティまで2時間半です。 Albany-Rensselaer 駅はトロイからは離れていて、Albany-Rensselaer 駅へ直行するバスはなく、オルバニーで乗り継ぐ必要があります。トロイから行くにはタクシーを使う方が便利です。 ニューヨーク・ペンステーションからオルバニーまで、グレイハウンドのバスがあります。一度利用したことがありますが、列車に比べて窮屈ですし、時間もかかるので、あまり快適な旅ではありませんでした。
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- 交通3.0
- 元在校生(通学期間:2000年7月~2002年6月)2014/12/19
- 環境問題を学びに来たので、自動車なしで1年間やってみましたが、やっぱり大変でした。 通学は徒歩が多かったです。「アプローチ」と呼ばれる階段を登って15分ほどかかりました。冬の吹雪の日に、夕方のクラスを終えて帰宅するときなどは、寒さが身にしみました。CDTA(Capital District Transportation Authority)が運行するバスがあって、1時間に1本程度でしたが、時間が合えばアパートのすぐ前までバスで帰ることができました。 CDTAのウェブサイトはこちら。 http://www.cdta.org/index.php ダウンタウン・トロイはかつての繁栄を失って久しく、買い物に行くにも一番近いスーパーマーケットは、ハドソン川を渡ったウォータブリート(Watervliet)にあるプライスチョッパー(PriceChopper)まで歩いて10分はかかりました。大きなショッピングモールはどれも徒歩で行ける距離にはなく、ルート7沿いに東へ行ったところにあるブランズウィック(Brunswick)のウォルマートと、ルート2でハドソン川の対岸をさらに西へ行ったところにあるモール街、レイサム・ファームズ(Latham Farms)、州都オルバニーの広大なクロスゲーツ・モール(Crossgates Mall)へはCDTAのバスがダウンタウンから出ていました。住み始めた頃の家具やテレビの買い物を、バスに積み込んで持って帰ったのは、大変でしたが笑える思い出です。 すてきな自転車を買って運動も兼ねて乗っていました。天気が良ければ自転車で学校に行くこともありましたが、ダウンタウンから学校のある丘の上まで急な坂道です。レイサム・ファームズまで自転車で行ったこともありますが、ルート2は自転車が安心して走れるような路側帯がなく、走っていて怖かったです。ここでは自転車はスポーツ用具であって、日常の足としては実用的ではありませんでした。 CDTAのバスにはバイク・キャリアを装備した車両もあって、自転車を2台だけ、バスの前面に積むことができます。隣町のスケネクタディ(Schenectady)までサイクリングに行ったときは、片道をバスで行きました。モホーク川沿いに鉄道廃線跡が Bike Path(サイクリングロード)として整備されています。
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- 自然環境4.0
- 元在校生(通学期間:2000年7月~2002年6月)2014/12/19
- アメリカ東海岸の気候は湿潤で、日本によく似ているといわれます。大陸の東岸にあるので海流との関係が似ているのでしょう。ワシントンDCが東京、ニューヨーク・シティは仙台、トロイは札幌のような気候に相当するのではないかと思います。夏はエアコンを必要とするほどではありません。冬にはいつも積雪し、トロイのハドソン川は凍ります。 留学生へのオリエンテーションで、冬への備えをどうすればいいか案内されます。防水のブーツ、耳を保護するフードや帽子、手袋は必需品です。建物に入ったら服や靴に付いた雪を落とし、教室に入ったら上着は脱ぐようにとも。 名古屋近くで育った私は、積雪する場所で生活したのは初めての経験でしたが、冷たい風だけが吹く冬よりも、雪が積もって景色が一変するのは、なかなか良いものだと思いました。雪の結晶が絵に描いたように六角形なのを初めて見ました。美しいものだと思いました。 道路は除雪車が来て除雪してくれますが、日替わりで道路の右側と左側を除雪するために、曜日ごとに駐車禁止となる側がどちらなのかをいつも気にしていないといけません。(この日替わり駐車規制は通年です。)私は自分の家の前で2度もレッカー移動されてしまいました。 車のタイヤは「オールシーズン・タイヤ」でしたので、チェーンを使ったりする必要はありませんでした。しかし、本当に危険なのは突然の気温低下で起きる「ブラック・アイス」いわゆるアイスバーン状態で、ハイウェイで事故現場に遭遇したこともあります。ブラックアイスに乗ってしまうと、車はずるずると横滑りして制御不能になります。
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- その他レジデンス4.0
- 元在校生(通学期間:2000年7月~2002年6月)2014/12/19
- 私は学校の外、ダウンタウン・トロイに住みました。 パートナーを連れて留学したので、最初は Family Housing(家族寮)に入れればと思ったのですが、当時空室はなく、紹介されたアパートも行ってみると希望と違うものでした。学校の案内センターで手にした Troy Record という地元の新聞に出ていた広告を見て電話したアパートは、ハドソン川を望む丘の上にあるキャンパスから坂を徒歩15分ほど下りた、川沿いのダウンタウンの 1st Street にあり、なんと1820年の建築! 創立1824年の大学よりさらに古い。古いのはレンガの外壁で、内部はもちろん何度も改築されていますが、本物のハードウッドの床で、20畳はありそうな大広間と、寝室、書斎、ダイニング、キッチン、バスルーム。子供なしの夫婦には十分すぎる広さで、家賃は月650ドルと格安でした。難点は洗濯機が置けなかったこと。一番近いローンドロマットまでハドソン川を渡って徒歩10分。1年目は車を持っていなかったので、雪の日もバッグを担いで洗濯に行きました(泣)。 こんな歴史的な建物に住めるのがダウンタウンの魅力ですが、治安が悪いというイメージのため、住んでいる学生はあまり多くありませんでした。トロイのダウンタウンは南北に細長く、私の住んでいたのはブロードウェイから遠くない中心部だったので、不安になるようなことはありませんでした。ルート7より北のノース・トロイや、ワシントン・パークより南に行くと、確かに…という感じになっていました。 家族寮はキャンパスの北東の外れにあって、私の学んでいた Sage Laboratory という校舎まで歩いたら20分ぐらいかかる距離だったので、結果的にはダウンタウンで正解でした。 キャンパス周辺には fraternity という共同生活する学生社交クラブがたくさんありましたが、留学生で住んでいる人に出会いませんでした。 他の日本人留学生はみんな、大学から離れた郊外型のアパートに住んでいて、車で通っていました。
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