デントン

散髪 他の投稿にも書いた通り、デントンは本当に店舗があまりありませんし、私は、その前にも海外滞在時は日本人の美容室にお願いをしていて、デントン近郊ではあまり見つけられず、少なくともアジア人で、という事で、（デントンからは出ますが）Ko-Martの入っているショッピングセンター内の韓国系の美容師のやっている美容室で一度髪を切りました。できはまぁまぁで満足でした。 医療 住んでいる期間は、あまりこれと言って特に病気もしなく、気にも留めていなかったからかも知れませんが、デントンでは病院もあまり見掛けられなかった印象があります。私はUNTに通っていたので、何かあればそちらのヘルス・センターに掛かる、という感じでした。 でも、音楽を専攻していて腕の支障があり、その治療医はデントンには居なかったので、デントン近くの教授の家でプラクティスをされる以外は、アーリントンのその治療医のオフィスまで知り合いが行く場合に車に同乗させてもらったりしながら行っていました。 仕事 永住権や就労ビザがないアジア系の若者の様な人や、メキシコの不法移民を安く不法に就労させたり、という企業も中にはあった様ですが、一般的に永住権や就労ビザを有していない留学生はアルバイトにも従事できません。

飲食 西海岸だとアジア系の人口もかなりになるので、和食も手に入り易いですが、西海岸等や大都市と違い、日本食は手に入りにくいですし、日本食レストランもダラス辺りまで行かないとないと思います。アービング辺りまで行くと、Ko-Martという韓国系のスーパーがあり、フードコートもありますが、キムチの入ったとても辛い麺とかばかりです（し、値段の記載されていない場合は日本人だと思われるとぼったくられる場合もあるのでちゃんと買う際は尋ねたりして確認をしましょう）。 私はデントンには日本経由ではなく、それまで滞在していたカナダのビクトリアからだったのですが、途中乗り継ぎをしたデンバー空港では、ビクトリアやバンク―バーでは必ずフードコートの中に一店は見られたアジア系の店舗がなく初のバーガーやポテトだけのフードコートの光景にややショックだったのを覚えています。（カナダでは内陸部のエドモントンのモールでもフードコートに中華料理の店はあったので。） なので、バーガーやフライドポテトや他にも米国型の食事が好きな人には歓迎かも知れませんが、日本食が無いとダメ、という人は、この辺りの地に馴染むには少々工夫が必要になってくると思います。

国民性/日本人の割合 デントンでは、子供等は特にそうなのかも知れませんが、アジア人をあまり見かけない様で、一度、行ったばかりの頃に買い物をしていると、私の顔を見てびっくりした黒人の子に出会った事があります。思いがけないちょっとしたカルチャー・ショックでした。(笑) 宗教 信仰がない人々もいるでしょうが、それ以外ではクリスチャンが大多数だと思います。でも、私が住んでいたアパートに、日本の様にエホバの方が正装をしていらっしゃったこともありました。 教育 私はその前はカナダに居たのですが、教育は一般的に大学以上になると学費はアメリカの方が高いです。 遊び デントンは、ピクニックとか散策等という意味での遊び場は、あまりありません。小さなバーぐらいだと思います。車でダラスまで出るのが主流です。 物価 物価は日本とあまり変わりません。でも、一度美味しい日本食が食べたい、とスーパーで高めのインスタントのうどんを買ったのですが、値段と味は比例しませんでした。 自然環境 環境は悪くはありませんが、景色がとても綺麗、という事もありません。住宅地や店舗などの建物以外は、ずーっと平原と道路が続きます。

空調システム テキサスは夏は暑く、冬も暖房が必要なくらいには気温が下がるので、私の住んでいたアパートにもエアコンや暖房のシステムがあったのですが、節約をしようとして、出かける度にオフにし、帰って来たらオンにし、という事を日々行っていると、初めの月に、電気代の請求が200ドルを超えてしまいました。向こうのエアコン等は特にオンになる際に一番電力を食うらしく、なので外出中も２４時間付けっぱなしにしている方が随分とお得、という事です。^ ^. 携帯電話 向こうの携帯は、電話を掛ける方ではなく、受話した方がその通話分の料金を請求されるシステムになっています。又、アメリカでは、社会保障番号を持っていないと、保証人等無しには、プリペイド携帯以外は契約できない会社もあります。社会保障番号は、以前は、希望する入国者には与えられていたみたいですが、近年そういう事も減ってきたようです。 治安 街灯などが比較的少なく、夜は暗めなので、夜間での一人での徒歩など、女性は特に気を付けてください。 健康保険 海外で医療に掛かった場合、請求書を取っておけば、日本帰国後に申請すれば、海外で受けた治療内容に対する日本の健康保険が適用され、適用分返還が可能となる様です。

デントンの位置する気候帯は、乾燥帯なのかと思う程、砂漠地方の気候に近いと言うか、というのは一体どういう事かというと、秋から春までの日中と朝夜の、一日の中の寒暖差が大きかったのを覚えています。 朝夜はコート着、昼は半袖一枚、なんていう日もありました。 後は、昨今日本国内でも増えてきた、スコールの様な大変な大雨は秋には比較的頻繁にありました。 やはりアメリカは車社会で、それ以外の公共交通機関もこの地はあまり恵まれていないので、アクセスのある方は、車があれば便利だと思います。 後は、メキシコと国境線を共有していて、メキシコからの移民が、不法移民の人も含め少なくないので、治安には気を付けたいです。 近くのスーパーにも警官が配備されており、北テキサス大学の学内セキュリティも、単なる警備員ではなく、警察が常駐していました。 内陸部で、新鮮な魚介類はお手頃価格では入手し辛いかと思います。 国も文化も違う為、色々な事が異なるので、やはり実際住むとなる前に、ベーシックな会話表現や、日常や緊急の場面で必要となる英語力ぐらいは身に着けておきたいと思います。 一度住んでみて、やはりデントンは、大学に通う為の町なんだ、と実感しました。