口コミ17件

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  • xiao
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    物価3.0
    滞在者(滞在期間:2015年9月~2016年3月)2016/01/13
    外資系企業であるマーサーが行った211都市を対象に行った生計費調査において2015年には6位、2014年には10位にランキングされるなど、「中国は物価が安い」などとは決して言えない状況となっています。確かに、食料品や交通費は日本と比べると比較的安価ですが、その他衣料、住居費、家庭用品などを含めた指標となるため、このような高い順位に位置しているのだと思います。滞在歴が長い人も口を揃えて物価が上昇していると言いますし、円安の影響でますます体感的には強まっているとのことです。こちらでも無印良品やユニクロなど日系の小売店が非常に人気ですが、日本と比較すると前者は約2倍、後者は3割~4割増しの値段設定となっており、これは他の海外メーカーにとっても同じです。そのため、日本で着慣れている海外メーカーの服や、化粧品などを上海で揃えようとすると膨大な支出がかかってしまうこととなるでしょう。そのため、留学の際にはハンドキャリーもしくはEMSなどで送ってもらう方がそのコストを考えても断然安いため、そちらをおすすめします。住居費も大変なコストを強いられます。6万程度のマンションでも、キッチン・バスルーム共用、個人の部屋は8畳も無い程度で築12~20年ほどと、日本の地方都市ではおよそ考えられないほどの住宅供給の状況です。家族向けの住居やオフィス用のテナントは多く提供されていますが、その中間層向けであったり個人向けのアパートが整備されていないため、満足できる賃貸物件を探すことは困難です。食費に関しては、確かに小規模の飲食店で食べる分には安いですが、都心部の方となるとそういった店舗もなくなるため、ファーストフード店で質素な食事をとるか、1000円以上のランチをとることを余儀なくされます。スターバックス一つとってみても、最も安い価格で飲めるドリンクはアメリカーノ22元(1元20円とすると440円)であり、決して食費が安いとは言えなくなっている状況です。そのため、留学となるとなるべく食堂で食事は済ませ、たまに豪華なお店でその分を奮発するといった具合でないと立ちいかなくなると思います。

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  • xiao
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    交通4.0
    滞在者(滞在期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/13
    現在利用できる地下鉄の路線数は14本となっており、朝方と夕方は大変込み合うこと、始発が遅く(6:00前ごろ)・終電が早い(22:30ごろ)ことを除けば移動の手段としては申し分ないと思います。また、大変安価であることも魅力で、遠出をしない限りは一回3元から5元の利用で済みます。路線バスは早朝から深夜まで走っていることは魅力ですが、これも路線によっては大変込み合うこと、降り場は○○路○○路など道の名称がつけられていることも多いことから滞在歴が浅い場合や中国語が不十分な場合には利用が困難となるでしょう。タクシーは流しのものもデパート、ホテル前にあるようなものも大変多く走っています。初乗り12元で、日本と比べると大変安価です。地下鉄の終電が早めに無くなってしまうため、その場合にはタクシーを使うのが便利でしょう。タクシーの運転手はほとんど英語を話せませんので、最低限道の名前などを覚えておくことは必要でしょうか。すべてメーター制であり、たまに遠回りをするドライバーもいますが、基本的には信頼の置けるタクシーが多いです。雨の日や混雑する朝方はタクシーをつかまえるのは困難で、配車アプリを利用する人も多くいます。上海市内の道はどこも、どの時間も大変込み合うため、なかなか時間を読むことが難しくなっています。そのため、日本よりも早めの行動が求められるかと思います。

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  • xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    仕事、アルバイト4.0
    滞在者(滞在期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/13
    日系企業が世界の中で最も多く存在する都市であるため、駐在員として赴任している日本人は非常に多く居ます。2500万人もの住民がいる都市で、サービス業などを中心として数多くの仕事の機会が溢れていそうですが、中国国民の仕事の機会を外国人が多く奪ってしまわないようにと、近年は就業ビザの申請・認可要件は厳しくなっているようで、当然ですが仕事内容に適していないビザを取得し、入国していた英語教師を務める外国人らが年末に多く検挙されたなどの事件もあり、その際の罰則も強制退去および再入国不可や多額の罰金を科せられるケースも多いです。それ留学生にとっても同じ事情であり、2016年1月時点で留学ビザ(X1、X2)を保有したまま大学からの許可を得ずにアルバイト、インターンシップに従事した場合には当局から罰則が科せられることになります。インターンシップの場合はX1ビザを取得後、居留許可を得、大学からの書類を公安局に提出することで再度居留許可資格が書き換えられ、可能になりますが、アルバイトの場合はアルバイトでもらえる額が規定されており(少額です)、その範囲内に収まる収入のアルバイトにしか就けないこととなっています。これは大学や都市によって適用の仕方が異なるようですので、個別の確認が必要となるでしょう。日本人が良く訪れる飲食店や、時々開かれる展示会や商談会の通訳など日本人学生が求められる場面は少なくないようで、日本人本科生はそのようなアルバイトに就いている人も多く居ます。

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  • xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    自然環境2.0
    滞在者(滞在期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/12
    中国の中で最も発展した都市であるだけに、どこを歩いても高層ビルと細長いマンションで埋め尽くされています。外縁部の松江(Songjiang)区やその南に位置する2つの区などはまだ緑が残されているとは言えるのですが、もともと工業団地などが優先的に形成された地域でもあり、最近では都心部に収まりきれない研究センターや工場などがそこへ集積され、再開発されるような計画も実施されており、このままだと市自体が宮崎県ほどの大きさを誇る大きな都市だとはいえ、緑が一つも無くなってしまうのではないかと危惧しています。政府もこれではまずいと、都心部の方でも緑と共生できるようなデザインの建物を奨めようとしているようではありますが、まだまだ開発の方が先手のようで本腰を入れて動いている風でもありません。市内を走る多くの車から排出される排気ガスも問題で、道端に植えられた植物はいつもほこりを被っています。中国国内では沿岸部は大気汚染は比較的穏やかであると伝えられていますが、大気が動きにくくなる秋~冬になると上空で大気が停留するようで、1週間を通して空気が悪くなる時期もあります。秋から冬になると政府発表のPM2.5指数で200を超える日が多くなり(当局発表のものは信用が置けないため、アメリカ政府のものをチェックしている人もいます。)、外が霞んでいるように見える日が多くなります。ただ、留学生として一定期間滞在しているとあまり気にならなくなってくるのが現状です。呼吸器や心臓関連で何らかの通院歴がある方などは必ずマスクをつけて外出することが必要になってくるかと思います。

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  • xiao
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    治安、安全4.5
    滞在者(滞在期間:2015年9月~2016年1月)2016/01/12
    日本国内の中国に対する報道を経験すると中国の治安面に対して不安を抱くことも多いかと思いますが、人口数に対する犯罪発生率を勘案すると実際は日本と同じくらいの水準にあるのでは無いかと思います。こちらに渡航してきた日本人もみな口を揃えて同じような感想を述べています。夜中に街を歩いて暴漢に襲われるなどの被害にも遭遇したことはありませんし、周りの人が被害に遭ったなどは聞いたことはありません。しかし、海外に滞在する者としての最低限の注意だけは怠ってはならないと思います。また、中国は政治的な要因によってその関係が大きく変動する国の1つですので、定期的に領事館などからの情報に目を通して置くことも必要でしょう。想像以上に安全であると述べてきた上海ですが、スリや詐欺などの軽犯罪は多く発生しており、十分気を付けることが必要です。以前には、地下鉄構内を歩いていた際に後ろからトングのようなものでコートの中の携帯を取ろうとしていた人に友人が遭遇した話などを耳にもしましたし、有名な観光地付近では毎日、堪能な英語や日本語を利用し、高級茶葉を売りつけようとする2人組もいます。その他にも携帯のSMSによる詐欺やアパートメントの賃貸を巡る詐欺も多くあるようですので、公共交通機関を利用する際には身の回り品は懐の深いところにしまう、お金・モノを巡る取引が生じる際には事前にインターネットで類似事例の情報を集めるなどの対策を行うことが大事でしょう。

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  • xiao
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    人種、日本人の割合5.0
    滞在者(滞在期間:2015年9月~2016年3月)2016/01/12
    上海は非常に国際色豊かな都市であり、世界各国からの観光客や駐在員が集っています。一日街を歩いていれば違う国籍の人とすれ違わない日は無いでしょう。ただ、上海市の中でも地域ごとによって偏りはあり、郊外に行けばその地域に通う留学生以外見かけないような街もあります。逆に都心部の方となると、駐在員向けのアパートメントやマンションがあり、欧米人の好みに合うような飲食店やカルフールなど外資系スーパー、デパートが多く存在しています。そのため、1つの都市に居るだけで世界各国から集った人たちと関わることができるエキサイティングな都市であると感じます。留学中にはクラスメートを始めとしてそういった人たちと関わるのも良い機会になるのではないでしょうか。その中でも日本人が居留している数は多く、近年の円安や大気汚染により妻子は日本に帰国したなどのケースから減少しているようですが、2015年時点で約5万人いるとみられています。出張等の一時的な滞在を含めるとその2倍の数にもなるとされており、現時点では日本人の滞在者数が最も多い都市となっています。虹橋・古北地区と呼ばれる地区には日本人向けのマンションや日本人オーナーの飲食店が数多く存在し、上海に居ながら日本にいるかのような雰囲気を味わうことができます。

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  • xiao
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    国民性3.5
    滞在者(滞在期間:2015年9月~2016年3月)2016/01/12
    私がこれまでに感じた上海人らしさを端的に表すと「合理主義・せっかち・個人主義」です。まず、中国人、そして上海人は特に合理主義的な考え方が強いように思えます。これは私たちにとっては良い意味でも悪い意味でも捉えることが出来ます。「自分のためにならない事柄は関係ない」という感性がどこかあり、不親切に思えるような場面もあります。また、このことが上海人の財布の紐が固いと言われるゆえんにも繋がっているような気がします。2つ目に、上海人はせっかちです。日本では電車を乗客として乗り降りする際には降りる人を先に下してしまうのが普通ですが、上海では乗る人が降りる人の流れをかき分けて我先にと乗り込もうとするため、人とぶつかることは多々起こります。また、路上においても一緒で、近郊の浙江省や江蘇省と比べても電動バイクや自動車のクラクション音がなる頻度は多いように思われます。そして、3つ目に個人主義が他の地域と比べても強いように思われます。ただ、個人主義といっても上海人は「信じられるのは自分だけ(または親しい友人、親族だけ)」という考え方ということができるでしょう。多くの人種が行き交っている長い歴史を持つ上海だからこそ、そういった考えが生まれてきたのかもしれません。ただ、友人として親しくなれば、非常に友人関係を重んじるために献身的になってくれる人も多くいます。3つ挙げた私が考える特徴に共通するように、中国人(とりわけ上海人)は「日本の大阪人を強めた感じ」という人もいますが、私もその考えに賛同します。せっかちで、お金の話になるとシビアで神経を使うけれども、おせっかちなぐらいに尽くしてくれるような瞬間もあったりして、と時には疲れるけれどもなんだかんだいいな、と思える国民性ではないかと思います。

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