アーヘン

アーヘンはノルトラインヴェストファーレン州内の都市のひとつで、世界遺産のアーヘン大聖堂を有する学生都市です。 電車ではケルンから約50分、デュッセルドルフから約90分という場所に位置しており、バス一本でオランダ、ドイツ、ベルギーの国境に行くことができます。(ドイツの法律上)お店が閉まる日曜にはファールス(オランダ)にバスで買い物に行く人もいます。学生にとっては1学期300ユーロ弱を払えば州内公共交通機関で動き放題なので、学生に優しいといわれるドイツの中でも代表的な州であると言えると思います。 個人的にはアーヘンは都市すぎず田舎過ぎずとても暮らしやすい街だったと思います。物価はドイツの物価を測れると言われるケバブで表すと大体3.5€ぐらいです。すごく安いという訳ではないかもしれませんが、高くはないと思いいます。 アーヘンは学生が多いためアーヘン市内で住居を確保することができずに、バスや電車で1時間もせずに移動でき、混むこともほとんどないので、学生の中ではベルギーやオランダの近い街で部屋を借りている人もいるようです。交換留学生でないと寮に入るのも少し難しいと思います。 国境付近にはキャンプ場のある林や田園風景、市内でも大きな公園が幾つかあり、緑があります。街の構造は中世のいわゆる「ドイツ」によく見られた、城壁が街をぐるっと囲っていた円形の面影を残しています。(進撃の巨人やニュルンベルクと似たイメージで良いと思います)(壁自体の大部分は世界大戦で崩されてしまい、ほんの一部分しか残っていません)　世界遺産にも登録されている街のほぼ中心に位置するアーヘン大聖堂はとても綺麗で、日本人含めとても多くの観光客が訪れています。私は大聖堂の内部が大好きで何度も訪れました。第二次世界大戦中でも重要な都市として位置づけられ、歴史的に大きな意味を持つ街だと思います。 大学は一通りの学部が揃っていていろいろなことを学べます。学生にも観光にも、とってもおすすめの街です！