ボーンマス留学

ロンドンからバスで約2時間半、イングランド南部にあるビーチ沿いの街です。 ヒースロー空港からも直通のバスが出ています。 治安もよく、気候もイギリスの中では温暖なエリアです。 留学生も多いので街の人たちも外国人に対して優しく、物価もロンドンに比べると非常に安く留学生にとっても生活のしやすい街です。 ヨーロッパの中でも有名なビーチ、野生の馬に出会えるニューフォレスト、観光地としても有名なダードルドアなど、自然に癒される環境も整っています。 ボーンマスでの主要な交通手段はバスです。ロンドンで有名な赤ではありませんが、黄色の2階建バスも走っています。最近はバス会社のアプリをダウンロードして課金することで簡単にバスに乗れるようになっています。主要ルートには3分に1本ほどバスがきますので、交通手段に困ることもありません。 タウンセンターと言われる街の中心地に全てのものが集まっています。 巨大なスーパーマーケット、薬局、百貨店、映画館、レストラン、カフェ、パブなどタウンセンターに行けば全ての用事を済ませることができます。 夏の間、ビーチはたくさんの人で溢れかえります。 ヨーロッパやイギリス人にとっては夏のホリデーを過ごす場所としても有名です。 ビーチ沿いにはたくさんのホテルが立ち並び、雰囲気の良いレストランも数多くあります。 ボーンマスには大学、カレッジ、語学学校と数多くの学校があり、留学生の街と呼ばれる側面もあります。 語学学校も、全世界展開をしているような有名な学校も多くあります。 とはいえ、語学学校のメインの生徒さんはスペインやイタリアからの留学生なので、せっかく海外で語学学校に通ったのに日本人だらけ、ということにはなりません。 留学生が多いので留学生でも家を借りたりするハードルもそこまで高くはありません。 せっかくボーンマスというローカルな街に住むのであれば、ご自分で家を探してみるのもおすすめです。

治安は比較的良かったと思いますが、語学学校入学時には、夜に出かける際は1人で行動せず、友人と行動したりタクシーを使うよう呼び掛けられました。私は友人とパブに行った帰り、自分1人で夜中12時ごろにホームステイ先に帰宅したことも何度かありましたが、特に問題はなかったです。ただ友人は、夜に歩いていたらお金を出すように言われたり、私もバスのお金が無くなったから貸してくれなど声をかけられたこともあるので、夜に1人で行動するのはオススメはしないです。

街中を移動するための交通手段はバスが中心となります。バス会社は2社あり、いずれかを選んでバスカード（定期）を購入すると、乗り降りし放題となりますので、特に郊外でホームスティしている方は必須アイテムとなります。バスカードは各学校で購入すると学生割引料金で購入することができます。 ロンドンなど遠出をする際は、電車かバス（Coach）かを選べますが、バスが断然安いです。停留所はbornemouth駅の真ん前ですので、アクセスは変わりません。数ヶ月滞在する留学生で何度かロンドンや海外旅行に行くために空港へ向かう予定のある方はNational Express（Coach運営会社）のStudentカードを購入すれば格安で利用できるのでおすすめです。購入はインターネットでもできます。

ボーンマスはブライトンという街と雰囲気が似ていてビーチも有名ですが、ブライトンよりも田舎で自然がたくさんあってのんびりしていて、留学生の人数も少なめです。ボーンマスのタウンセンターには一通りの日用品が揃うお店があって、服や雑貨屋さん、デパートなどなんでも売っていますが、全体的には小さくて品数が少ないので、私は服や靴などのショッピングはロンドンに行ってすることが多かったです。日本食が恋しいときはタウンセンターから少し離れたところにある日本食レストランに行っていました。サウスハンプトンというボーンマスから電車で１５分のところに行くと、大きなショッピングモールもあります。ボーンマスはイギリス国内でも有名なビーチがあるので、春・夏にはとても賑わっていますが、冬になると気候もすごく寒くて日が落ちるのが早くて３時には真っ暗になります。毎年秋にはボーンファイヤーというお祭りがあって、花火が綺麗で日本のお祭りのように屋台もたくさん出ます。クリスマスシーズンになるとタウンセンター中がデコレーションでいっぱいになって、たくさんの人で賑わっています。その他にも、毎月アンティークマーケットが開催されたり、春～夏頃にはいろんな国の食べ物の屋台が出たりダンスフェスティバルがあったり、楽しいイベントがたくさんあります。

寮もホームステイもシェアも経験した結果、基本的にどれも１ヶ月４００ポンド前後でしたが、シェアは大人数になればなるほど１人あたりの家賃が安くなります（６、７人でシェアして１ヶ月２５０ポンドくらいの友人もいました）。寮は水道代電気代インターネット代全て込みだったので食費だけでした。ホームステイは水道電気インターネット代＋朝晩ご飯がついていました。シェアは、私の場合２人でシェアをしていたので高めで家賃だけで４００ポンド＋水道代電気代インターネット代食費が必要でした。食費は、毎日自炊をすれば日本と同じくらいの生活費で済むと思います。私の場合、芸術大学に通っていたので、作品作りに必要なものを買ったりするのにかなりお金がかかりました。外食で使うのは１回だいたい１５００円～２０００円くらいで、タクシーも日本と変わらないか少し安めです。全体的にロンドンに比べると物価は安めだと思います。節約するとすれば、バスに乗らずに歩いたり、学校にお弁当を持って行くなど自炊したりすることが一番だと思います。ロンドン行きのバスや電車のチケットも、あらかじめ何ヶ月も前に購入しておくとかなり安めに買えるのでおすすめです。あとは、日用品などは現地で安く売っていますが、ネットで購入した方が安いものもあります。日本のものが恋しくなったときは、近所のアジア系スーパーやロンドンのジャパンセンターの他に、アマゾン（UK）で検索すると意外にたくさん見つかるので便利ですよ！