フィレンツェ

フィレンツェ市内はそんなに広いわけではありません。なので市内バスで大概はOK！街並みを眺めながら徒歩で30分…なんてのもあり。市内の移動でタクシーはあまり使いませんでした。バスは一回のチケットで90分乗り放題です。自己申告ですが、たまに見廻りの方が乗ってきます。きまって、4、5人のイタリア人はつかまって切符を切られてます。罰金がありますので気を付けて下さいね。タクシーは流しがあまりありませんので駅や最寄りのタクシー乗り場、または電話で呼び出すという感じです。土地勘のない頃は良く使ってましたが、やはり割高です。バスは断然安いですが、時間の面で不安がありますのでTPOで使い分けて下さい。他の州に行くにはフィレンツェは便利です。出発、終着なのでとても分かりやすいです。サンタマリアノヴェッラ駅近くにSENA社の郊外バスがありますので、時間はかかりますが値段がかなり安いです!バスの方が治安も良いですしね。長距離バスならトイレ付です。但し、運転が荒い運転手も居るので酔いやすい方はご注意下さい。携帯電話片手にラジオ聴きながらノリノリで運転していますので致し方ないのでしょうか。この時ばっかりは日本の丁寧な運転手を思い出してしまいます。。

僕は料理留学なので観光地を巡るより飲食中心の生活です。フィレンツェにはオステリア始めトラットリア、リストランテが数多くあります。ミシュランの星付きも何箇所かありますし、ガンベロロッソで高く評価されているお店も多数あります。更に、イタリア語が話せなくても安心な日本人が働いている（カメリエーレで）お店も多くあります。レストランだけではなく、エノテカで働いている方もいらっしゃるのでワイン勉強で来られる方も絶好です。ここで店名を書くことは良いのか悪いのか分からないので、店名は伏せますがネットで検索すれば出てくると思いますので調べて見て下さい。サンタマリアノヴェッラ教会近くにフィレンツェに住む日本人が多く集まるビッレリアもあります。更にその近くにはラーメン屋もあるので日本生活が恋しくなったら是非、飲んだ後のラーメンという黄金ルートで楽しんで下さい!厨房を覗けば日本人が居るお店も多いですので、その方にお願いすれば厨房の中も見せて貰える事もあると思います。イタリア語が少し話せる様になったら、シェフに『日本からイタリア料理を勉強しに来ました。』と言うと少なからずサービスしてくれます！僕はこの作戦を必ず実行していました。笑　　是非ぜひお試し下さいね！

アルプス山脈に近い北イタリアとは違い、比較的温暖な気候で過ごせるのが、トスカーナ州とその南。 冬はたびたび霧がありますが、雪は降らず、寒い時期も短いので、暮らしやすいです！ 春、夏のシーズンは、ミケランジェロ広場から観る街の風景とお花が美しいです。

フィレンツェの市街中心地は、ほとんど歩いて回れるくらいの大きさです。 そこに、小さな工房や、沢山の語学学校、美術系学校、料理学校、美術館、デザインスタジオ、工房ショップ、美術館、博物館などが、ぎっしり詰まっているという感じです。 ルネサンスの町並みが、そのまま保存されており、ため息の出る程きれいです。 この小さな街に、世界中からの観光客や、学生が集まり、滞在しています。 物価は、日本と比べて同じ位ですが、学生の生活費は場合は、節約次第で日本よりかなり安くしている人が多いようです。学生ビザでアルバイトもできます。 以前は、街にも、どの学校にも、日本人があふれていましたが、この１〜２年は、ほとんど見かけなくなりました。中国人、インド人、南米人、ロシア人などが増えてきています。今年は、ドルがユーロに対して強くなり、その影響でアメリカ人も急激に増えました。 美術、デザイン、工芸、芸術、料理などを学ぶには、勉学の環境・内容・歴史・物価・治安・対日感情などあらゆる面で素晴らしいところと言えます。

学生です。 日本に比べて物価は少々高め(東京の都会の方だと同じくらいかも知れません) よく日本で聞いていた通りのんびりしたイタリア人が多くお店や公共施設での対応は覚悟しておいた方が良いです。 ただ、イタリア語英語共に話せませんが片言でも耳を傾けてくれる人は多いように感じます。 治安は思っていたほど悪くはなく、私の住んでいた地域では夜中出歩かない、スリ(特にバス)に気をつける等すれば大して日本と変わりありませんでした。

フィレンツェのチェントロ（センター街）はドゥーオモを中心に観光向けスポットが沢山あります。観光客向けのレストランも数多くありますが下調べはかなり大切です。 観光地での料理は当たり外れが多く、がっかりした経験が多くありました。 フィレンツェ名物はビステッカが有名かもしれませんが、まずはトリッパイオと呼ばれるトリッパ、ランプレドットの専門屋台で『パニーノ　コン　ランプレドット』を召し上がると良いかと思われます。ランプレドット（ギアラ）をパンで挟み、辛いトマトソースとパセリソースで食べます。パンが硬いのが難ですがフィレンツェ独特のパニーノです。 有名なお店では、中央市場にあります『ネルボーネ』や、チェントロから少し外れますが『イル　チブレオ』という有名なレストランが経営しているトリッパイオが観光客中心にお昼時にはもの凄い行列です。 通な食べ方はパンをつけ汁に浸して食べます。『モルト　バニャーレ　ペルファヴォーレ』と店員さんにお願いすると良いかと思われます。こうするとパンも柔らかくなり味も染みて美味しいです。是非赤ワインと召し上がって見てください。中央市場はにあるメルボーネは色々な観光本にも載ってますのでチェックしてみて下さい。