留学・観光業関係者 公式 ラングペディア
現地エージェントの方が料金が安い場合が多いのは、国内エージェントとはサービス内容が違うからです。
日本国内にあるエージェントは、主に渡航までのサポート(留学プランの相談・決定、学校・滞在先手配、学校への料金の支払い、ビザ取得サポート、海外旅行傷害保険・航空券の手配等)です。エージェントのオフィスで直接対面して相談することができ、国内で時差もないので、電話やメールでの問い合わせもしやすいです。現地にもオフィスがあり、渡航前サポートに加えて、現地でのサポートを提供しているエージェントも多くあります。
一方、現地エージェントは、渡航後のサポート(現地生活の相談全般)が中心になります。ビザ取得や留学プラン相談など出発前サポートも行っている現地エージェントもありますが、全てメールでのやり取りになるため、国内エージェントに比べると制限があり、時間も掛かるので、自分で準備する項目が多くなるでしょう。
確かに現地エージェントの方が、日々現地で生活しているスタッフが対応するので、情報量は多く最新でしょう。ただ、渡航前にしなくてはならない準備に関する情報に関しては、日本国内エージェントの方が熟知していて迅速に対応できる場合が多いといえます。
出発前に現地サポートを付けたけど、あまり利用しなかったという留学経験者も多いので、現地サポートのみを考えているのであれば、現地に行ってから自分で見て決めるという方法もあります。
エージェントを利用せず、自分で情報を集め、気になる学校と直接やり取りをして、すべて自分で手配することも可能です。
料金ばかりにとらわれず、それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、自分に必要なサービスが受けられるエージェントを利用することが大切です。エージェントを決める際は、1社だけではなく、2~3社とやり取りをしてみて比較してから決定するのがお勧めです。
また、エージェントを利用するからと言って、すべてをエージェントに任せてしまうのではなく、情報収集は自分自身でも行ってください。