まず、大事なことはアメリカの大学は学部によってかなりカラーが異なることです。よって、私は社会学部に属していましたが、他の学部とかなりカラーが異なることが考えられます。私のいた社会学部は、かなり明るいフレンドリーな雰囲気でした。ある時、友人に勉強の分からないところをきいたところ、「ここでは皆、助け合う」といわれました。
どういう意味か、後になって分かったのですが、ハーバードなどのトップ大学だと成績が競争なために、課題が出るとあまり教え合わない傾向があるようです。実際、課題図書があると、図書館まで走り、その本を借り、他にある同じ本を隠すなどをして同級生の邪魔をするという話を聞いたことがあります(事実かは知りません)。
よってWestern Michiganは全米トップではないですが、その分、競争は弱く、フレンドリーに感じるかもしれません。ただし、あなたのレベルに合わず、もっと上に行きたいと思うこともあるかもしれません。また逆にそれでもレベルが高すぎ、退学していく友人も見ていますので、あながち底辺のレベルでもありません。よって私のお勧めはご自身の成績、TOEFLスコア、GER/GMATのスコアを見て、学校を決めるといいでしょう。高過ぎると退学の呻きにあう可能性が高まりますし、低すぎるとつまらないです。
またWestern Michiganを私が決めた理由は、当時、インターネットでは願書の提出ができず、すべて郵送でした。日本は大学が3月卒業ですから早めに行動しないと同じ年の9月に入学できません。Westernは異様に返答が早く、入学手続きがスムーズに進みました。他の大学はアメリカに来てから手紙の回答があったりして、対応の遅さに驚きました。Westernに来てみたら、留学生事務所に日本人の職員の方がいて、その方がアルバイトの学生を使って迅速に入学手続きをしていたことを知りました。よって、巡り合わせも否定できません。
以上、ご参考まで。あなたの留学の成功をお祈りしております。