留学自体がとても古いので参考になるかどうかかなり怪しいのですが、わかる範囲でお応えします。グラナダ大学でも私はメインキャンパスではなくアルハンブラ宮殿に行く方向にある、留学生用の特別コースのキャンパスで世界中から来た生徒たちと一緒に学びました。
留学生用だったので、スペインやスペインの歴史、文化の基礎知識のない外国人向けにスペイン人の教授陣が熱心に教えてくださったのを覚えています。私は特にスペインの芸術史の講義、あとは文学の講義がとても楽しく没頭しました。
大学だけでなく町中がシエスタタイムがあって、午前中授業にいくと、午後にはいったんうちに戻り(お店も、官公庁もタクシーもなくなる)、一日で一番の食事、昼食を食べ、シエスタしてから夕方にまたキャンパスに戻るというスタイルがいかにもスペインらしかったです。
街はいかにもグラナダ!という感じで歩いて行ける範囲でたくさん見どころ、楽しみどころがあります。週末に夜遊びもスペインの雰囲気が味わえてとても面白かったです。
私はホームステイだったので、家庭料理、朝のフランスパンの配達(牛乳みたいに)、チュロスやさんに朝、家族分のチュロスを買いにお使いに行ったことなんかもいい思い出です。
まだ通貨がユーロに統合させる前のお話なので、今のスペインとはかなり違うとは思いますが、すこしでも参考になればと思います。