口コミ・評判15件

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  • nuhcs
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    交通4.5
    元在校生(通学期間:2009年4月~2010年3月)2016/01/29
    今回は、ケルン大学まわりの交通について紹介したい。ケルン大学は、ケルン市の中心街から少し外れたところにあるとはいえ、例えば、ケルン中央駅から約20分ほどである。この際に主に使用するのが、シュラッセバーンという路面電車である。あるいは、バスも走っている。ドイツの大きい都市では、日本のJR、私鉄のようないわゆる電車ではなく、都市内の移動では、路面電車、地下鉄、バスの使用が一般的である。いわゆる電車は、都市間の少し遠い移動の際に使用する。ケルン大学の最寄駅は、医学部は異なるが、Universität(ウニヴァジテート)かDasselstr.(ダッセルシュトラッセ)である。両者とも、シュトラッセバーンの9番の路線が通っているが、後者の駅にはさらに、レギオナルバーン、つまりいわゆる電車の路線も通っている。ここからは、ケルン中央駅はもちろんボン中央駅まで一本で行くことができる。9番の路線は、飲み屋などが多くあるツーピッヒャープラッツ駅や、最も開けておりケルンの中心とも言えるノイマルクト駅にも直通しており(前者は3分、後者も8分程度)、買い物や食事をする際に便利に利用できる。もし一人暮らしをするなら9番の沿線に住むことをおすすめする。以上のように、ケルン大学の立地はかなり便利だと思われる。

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  • nuhcs
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    買い物、飲食4.0
    元在校生(通学期間:2009年4月~2010年3月)2016/01/29
    以前に紹介したように、ケルン大学には学食(メンザ)があり、それほど価格も高くないことから、飲食はそこで済ませればいいよう思われるが、いかんせんおいしくなくすぐに飽きてしまうことだろう。しかし、だからといって、メンザ以外で食事しようとすると、ドイツでは外食は割高なので一度で10ユーロ以上の出費となってしまい、普通の留学生とってはかなり痛い状況である。そこで、自宅での自炊がおそらく週間になると思われる。一般的に簡単に食べられるものは、パンとおかず(チーズ、ハム、野菜など)のセットである。ライ麦のパンなどはパサパサしているが、ブロートヒェンという丸パンはかなり日本人の口に合うはずである。このパンをよく食べていた。パン屋(べカライ)は朝早くから空いており便利である(土日はやっていない場合があるので、金曜日などに週末の分を購入しておく必要がある。これは、パン以外にも当てはまる)。また、最近では、ドイツのスーパーでも、カップヌードルなどのグロバール展開している日本の商品を購入することができるし、アジア食材屋に行けば、醤油などの日本の調味料や食材を買うことができる。ケルンの場合、どうしても欲しい日本のものがあれば、デュッセルドルフまで行けば大抵のものは手に入る。そうした調味料や食材を使い、日本風の料理をすることも可能であり、たまには簡素なドイツ料理から解放されるのもリフレッシュになる。

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  • nuhcs
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    学生寮3.0
    元在校生(通学期間:2009年4月~2010年3月)2016/01/29
    以前に紹介したように、学生寮の多くがボーンゲマインシャフトという形態を取っている。ボーンゲマインシャフトとは、複数の学生が共同に住む居住スタイルであるが、ルームシェアとは異なり、各人が自分の部屋を持ち、キッチン、リビング、洗面所を共有するスタイルであり、その意味では、シェアハウスに近く、個人の空間がかなり守られている。共用部分に関する家財道具(掃除機など家電やオーブンなど設備など)は、大学から支給される費用で購入する場合が多い。ただし、消耗品は、使用したい個人が購入する。印象的だったものが、トイレットペーパーである。これも個人の所有であり、トイレに備え付けのトイレットペーパーは置かれていない。毎回部屋から持って行くのである。こうした居住スタイルのため、住んでいるメンバーによって居住スペースの雰囲気は大きく違ってくる。掃除やゴミ捨ての当番は交代制であるが、整理整頓ができる人がいないと、共用部分はかなり汚くなるし、きれい好きがいれば、いつもきれいに保たれる。ただし、こまかな掃除道具などは消耗品扱いで、掃除したい人が購入しなければならない。個人的には、神経質な人が損する住居スタイルである思われる。気になる人は、一人部屋を選ぶか、学生寮以外で一人暮らしすることをお勧めするが、ケルンではその場合にはお金がかなりかかることになる。

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  • nuhcs
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    学生寮4.0
    元在校生(通学期間:2009年4月~2010年3月)2016/01/29
    これは、学生寮に限った話ではないが、留学生はかなり長期(例えば、帰省や休暇の旅行など)で家を空けることがある。日本であれば、基本的にそのあいだの家賃は払うことになるが、ドイツでは、学生のみならず社会人も含めて、そうした長期不在のあいだに自分の家をまた貸しすることが一般的に容認されている。これを、ツヴィッシェンミーテと言い、それを斡旋するインターネットサイトも存在する(http://www.studenten-wg.de/K%F6ln,zwischenmiete.html)。家を空ける人も、短期で住みたい人も、このシステムを使うのが経済的であろう。とくに、留学生にとっては、留学が本格的に始まるまえに、格安でその都市にするチャンスが得られるため、とてもいい慣習であると思われる。最近では、サイト以外に、FacebookやTwitterなどのSNSを使って知り合いに募集をかける場合もある。私の場合も、仕事の都合でしばしばドイツに滞在するが、友人が部屋を空ける時には、部屋を利用させてもらっている。ただし、個人同士の契約なので、いろいろなトラブルが生じることもしばしばであり、メリットだけというわけではない。ドイツ人の多くは、契約に厳格なので、契約に違反しなければ、大抵の場合大丈夫であるが。

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  • nuhcs
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    スタッフの対応4.0
    元在校生(通学期間:2009年4月~2010年3月)2016/01/29
    ドイツに着くと、まずは決められた期間中に日本でいう学事に行きいろいろな指示を受けることになる。学事といっても日本の大学のように大きな受付があるわけではなく、事前の書類で行かねばならないオフィス(建物の一室である場合が多い)が指示される。おそらく、留学生用の学事であり、以降、相談事や用務がある場合、その場所で対応してもらうことが多いと思われる。最初に訪れた際には、到着の連絡をし、そこから学生生活に必要な指示を受ける。私の場合は、語学コースのレヴェルわけテストの日時場所、健康保険の案内、銀行口座の開講の案内、学生寮の使用案内、受け入れパーティの案内などを受けた。対応してくれる人は、いつも留学生を相手にしているのか、言葉が通じないことに慣れており、ゆっくりと対応してくれる。ケルン大学は日本からの留学生も多いので、わからない単語などはウェブの独和辞書を見せながら教えてくれ、かなり親切であったように記憶している。同じ時期に留学した学生は、寮の移動などでも相談に乗ってもらったようで、ドイツにしてはとても丁寧な対応をしてくれているように思われる(個人としての対応はともかく、おおやけでのドイツ人の対応は簡素な場合が多い)。

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  • nuhcs
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    カリキュラム、教材4.0
    元在校生(通学期間:2009年4月~2010年3月)2016/01/29
    今回は、大学での授業について説明したい。すでに紹介しているが、ケルン大学の場合、留学生は学期まえに幾つかにレヴェルわけされた語学コースに配属され、語学研究を受ける。そしてこの語学コースを継続しながら、大学が開講する授業に参加するわけだが、これがなかなか難しい。というのも、ドイツ語を日本で学習していたとしても、ドイツについて数ヶ月はドイツでの生活に慣れる必要や雑務などもありなかなか授業に必要なレヴェルに追いつけないからである。私の場合は、交換留学ということもあり、春学期からの留学(ドイツは、冬学期から1年が始まるので、春学期は難しい授業が多い)となり、春学期は語学コースでいっぱいいっぱいであった。半年、語学研究をしたあとはいよいよ大学の授業を受けることになるが、授業にはいろいろな形態がある。講義(フォアレーズング)、ゼミナール(プロゼミナール、ゼミナール、オーバーゼミナール)、コロキウムなどである。講義は、日本のものとだいたい同じであるが、テストがなく単位が出ないものもある。ゼミナールは、日本での学部生にあたる学生が最初に出るプロゼミ、学部生と大学院生の一部が出るゼミナール、大学院生と博士がであるオーバーゼミナールがあり、順々に内容は高度なものになる。1年間の交換留学であれば、プロゼミに参加できるかどうかのレヴェルで終わってしまうだろう。私もそうであった。

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  • nuhcs
    日本
    1人が「参考になった」と評価
    買い物、飲食4.0
    元在校生(通学期間:2009年4月~2010年3月)2016/01/29
    今回は、大学の周辺で図書を購入できる場所について紹介したい。私は、人文系の学部学科に留学し、社会学や哲学の講義を受けたが、基本的文献や教科書についてはテキストや図書を購入しなければならなかった。ケルン大学の近く、ウニヴァジテートシュトラッセ(駅名)のすぐそばには幾つかの書店がある。そのなかでもよく利用したのが、Witsch+Behrendtという本屋(http://www.schweitzer-online.de/info/Ansprechpartner/)と、WiSo-Studienberatungszentrumという本屋である。前者には、法学、社会学、言語学などのかなり専門的な図書が取り揃えられており、後者には、一般的な図書も置いてあるが、とくに哲学の図書(古典も含めて)が多く販売されていた。私の場合、研究書や論文集よりも一次文献を多く利用したので、後者の書店を頻繁に利用したことを覚えている。また、ケルンにはMayersche Buchhandlungというチェーン店の大きな本屋(一番大きいものはノイマルクト広場にある)が幾つか存在するが、雑誌、小説、漫画などの大衆的なものはこの書店で手にいれることができる。

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  • nuhcs
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    課外活動4.0
    元在校生(通学期間:2009年4月~2010年3月)2016/01/29
    今回は、日本でいうサークルなどの課外活動について紹介したい。厳密に言うと、ドイツでは、大学生だけが所属するサークルというシステムはほとんど存在しない。というのも、大学に限定された集まりよりも、地域社会に依存した集まりの方に人気があるからである。その集まりは、フェアアインと言い、同じ趣味(運動や文化など)を持つ者が集まり活動する。その母体となるのは、もちろん大学も含められるがが文化会館、地域施設、教会である。私も、ケルンのスポーツ施設が主催してたボクシングエクササイズのフェアアインに所属していた。連帯感は、大学のサークルに比べるとそれほどなく(飲み会や催し物など)、参加したい時に参加し、練習したり、交流を深めたりする程度であった。ここには、ドイツ独特の個人主義が生きていると思われる。また、フェアアインとは違うが、或る特定のお店に定期的に集まってお酒を飲みながら議論や話し合いをするシュタムティッシュという集まりも存在する。地域由来のものもあるが、例えば、大学だと、ゼミナールなど授業のあとに集まり、引き続き議論を行うこともある。私も何度も参加したが、ドイツ語能力や授業理解の向上を目指すなら、参加してもよいかもしれない。

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  • nuhcs
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    国際色、日本人比率3.0
    元在校生(通学期間:2009年4月~2010年3月)2016/01/23
    ケルン大学に留学する日本人はドイツ全体から見ても多い。それは、ケルン大学自体がドイツ最大の大学であるという理由だけからではなく、日本のドイツ語系学部・学科がある大学がケルン大学と交換留学の協定を結んでいることも大きな理由となっている。私自身も、当時所属していた上智大学の協定校がケルン大学であったので、その大学に留学することになった。一般留学生の場合も、ケルン大学が大きい都市の大学であり、多くの学部を有することから、選ばれることが多いそうだ。ただし、すべての学部・学科に日本人が多いわけではなく、比較的留学することが簡単な日本学(ヤパノロギー)やドイツ語学(ゲマニスティック)に日本人が集中することがしばしであると思われる。というのも、それほど学問性が高くないうえに、そこに属するドイツ人の学生も日本語ができる場合があり、習学することが容易だからである。留学生を交えたパーティーなどが定期的に開かれる場合も多い。日本人以外の外国人について言えば、ヨーロッパ周辺からの留学生が圧倒的に多く、ついで多いのは中国・韓国の学生である。また、移民政策から、トルコ人を中心として中東の人々(彼らは留学生ではなく、ドイツで生まれた二世である)が多い。これは、大学に限ったことではないが。

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  • nuhcs
    日本
    2人が「参考になった」と評価
    学校の雰囲気4.5
    元在校生(通学期間:2009年4月~2010年3月)2016/01/23
    今回は、大学の雰囲気について話したい。多くの欧米の大学に共通することであるが、校風はかなり自由で、大学(学生だけでなく教員の)の自治力が比較的高いと思われる。日本の大学の場合は、国や行政が決定した方針になかば強制的に従わされる大学が多いが、ドイツの大学の場合、教員も含めて大学の自治に大きな比重が置かれている。例えば、生徒に不利益な制度などは、大学側主催のデモンストレーションを行って抗議し、それが認められ制度が改正されることもしばしばである。もちろん、すべてが自由になるわけではなく、不都合な制度が押し付けられる場合もある。例えば、元来ドイツの大学では学費を徴収していなかったが、昨今では徴収する大学も増えてきているし、逆に、デモによって学費の徴収が無効になった大学もあるという。短期の留学でこうした自治に関わるということはないように考えるかもしれないが、一年しか留学しなかった私も学費や経費の引き下げのデモに何度か参加した。日本の大学ではなかなか体験できることではいし、現地の他の学生と話す機会や交流する機会にもなるので、デモの趣旨に共感することができ、チャンスがあれば参加してみてもいいかもしれない。

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