アリカンテ大学

アリカンテ大学のスペイン語コースのカリキュラムでは、確か昼休みが1時間で設定されていたはずです。そして教室からすぐ近く、キャンパス内にカフェテリアが数カ所あります。なので、昼休み時間にしっかりお昼ご飯を食べることができるかと思います。コーヒーやボカティージョなどの軽食はもちろん、がっつり目のプレートの値段もお財布に優しく設定されており助かりました。ちなみに学内のカフェテリアでは昼からビールを飲むこともできます、がオススメはしません。一番大きいカフェテリア(名前は忘れました)ご一番のお気に入りでした。ここの店員さんはとても優しい方で、名前を覚えてくれたりもしましたよ。混んでいても、わからないメニューについて、どんな料理なのか教えてくれました。 ホームステイ組の場合は、お母さんがお昼ご飯を持たせてくれたりする所もあるので、昼を教室などで取ったりもするようでした。とにかく昼は、学内のカフェテリアや、すぐそばのショッピングセンターにあるレストランやバルで、ゆっくり食べることができます。学生寮の食堂については、私はピソで生活していた為あまりわかりませんが、一応食堂があると言っていた気がします。ただ美味しいという評判は聞きませんでした。学生寮はアリカンテの中心からかなり離れていますが、夜ごはんを食べるような場所は、寮内の食堂以外でもちゃんとあるようでした。

アリカンテ大学付属外国語センターの使用教室は、基本的には大学の学部生と一緒です。外国語センター専用の棟と、他の大きい複合棟を使用します。私の場合は、一般講義が行われている大きい棟の方で授業を受けていました。 ちなみにキャンパスがかなり広いので、バス停から教室まで徒歩10分くらい掛かったりします。そして高確率でキャンパス内で迷子になります。 クラス分けが細かい分、教室の数は多く、また広さに関しても丁度いいように人数調整されています。プロジェクターなども各教室に完備されており、設備はかなり整っているかと思います。また、教室内でWiFiも使用可能です。黒板や机なども、古いことはなく、わりと新しめの物を導入していたように思います。微妙な点をあげるとすれば、机が三列から四列ですべて繋がっているので、少人数ならかなり快適に机を利用できるのですが、大人数となると(特にアメリカ人とかガタイがいいので)結構窮屈に感じることがあるかもしれません。サマースクールの時期は特に繁忙期なので、教室いっぱいになっちゃうかもしれないです。私の場合は、B1のクラスが3つか4つに分かれていたので、そこまで窮屈ではありませんでした。ただ、バス停から教室遠すぎ。本当に。笑

アリカンテ大学の外国人向けスペイン語クラスのカリキュラムは、スペイン全土で見ても一般的な印象です。ベーシックの授業料は時期や継続期間によって変動しますが、私の場合だとひと月10万程度でした。そこに含まれているのは、午前中(朝9時から12時まで)に 行われる、文法のクラスと、文学(これはレベルによって文化とか歴史だったりするのかも？)でした。なので、週5 回1日3時間です。午後は、オプションで会話などのクラスを取らない限り何もありません。アリカンテやバレンシアはシエスタの発祥地なので、授業のない子たちは昼ごはんを食べてシエスタするのが一般的でした。笑 午後の会話クラスや文化歴史クラスの授業料は高めです。でもかなり、身にはなります。そして午後の時間帯なので、アリカンテ大学に通う一般の学生と触れ合うチャンスも出てきます。使用教材ですが、これはどの外国語センターでも共通なのか、B1以上はみんなPRISMAという教科書を使います。ちなみにアリカンテ大学の場合は窓口で、セメスターごとにレベル別のものを購入する必要があります。割と高いです。ただ内容は悪くないので、以後の学びに活かせるかと思います。教科書とは別でプリントを作ってきたり、オーラルのみのクラスをやったりする先生もいますので、教科書だけ使うわけではないようでした。

以前、毎年アリカンテ大学が行っている、夏の外国人向けスペイン語クラスに1ヶ月ほど参加したので口コミ投稿したいと思います。基本的にキャンパスはアリカンテ大学内ですが、教室は付属の外国語センターおよび別教室です。講師の方々は、アリカンテ大学に在籍していて、外国人向けにスペイン語を教える為の資格を持っているため、きちんとしたスペイン語の授業を受けることができます。もちろん人気、不人気や、この先生は分かりづらいなど、不満は出ていたのですが、そこは運だと思います。私の場合は、前半の文法のクラスの先生がとても面白い方で、名前をチティ先生といいましたが、とても充実したクラスになりました。後半の文学のクラスでは、少し歳を取られた先生が担当していたので、話し方や授業の進め方はとてもゆっくりで分かりやすかったのですが、自分含め、どうもこの先生と合わない、という生徒もちらほらいました。歳を取られたスペイン語講師の方は、だいたい雰囲気そんな感じです。オプションで会話や文化、歴史のクラスが午後にあります。私は会話を取っていました。会話の先生は子どもみたいに無邪気でおしゃべり好きな先生で、わからない単語もきっちり教えてくれていい先生でした。毎時間会話も弾み、良い学びになったと思います。ただし、何度も言うようにアリカンテ大学はクラスがたくさん分かれているぶん、先生の当たり外れは本当に運次第です。