口コミ・評判14件
新規投稿- 総合コメント4.0
- 元在校生(通学期間:2014年9月~2014年10月)2016/01/03
- いろいろなカテゴリーからアリカンテ大学での留学生活を振り返り批評してみましたが、総合的に評価するとしたら、なかなかにオススメできる学校、カリキュラムではあると思います。例えばスタッフに関しても、先に書いた通り日本人のとても親切な方が、メール問い合わせの段階から相談に乗ってくださいますし、なにより滞在場所の手配(特にピソの)をしてくれるのが学生としては助かります。その点、初めてスペインに行く学生に優しいということが挙げられます。またアリカンテの住環境も、自然や歴史建造物、景観などスペイン随一のものですし、家賃や物価もそれほど高くありませんので、住みよいのではないかなと思います。また現地のネイティブたちのアクセントも、ムルシアやバレンシアのような訛りはなく、綺麗なスペイン語に分類できます。発音が悪くなってしまうという懸念もないと思います。ただマイナスポイントももちろんあります。たとえば大学の立地が少し遠いので、市街地に住むと交通費がそれなりに掛かるということ。月に40€くらい掛かると見積もってください。また、学費はスペイン国内でいうと決して安いほうではないということ。午前中の文法クラスの値段は、探せばもっと安い大学があります。さらに教科書も自費なので、経済的にギリギリの人にはアリカンテはオススメできないかもしれません。その辺が気にならない人であれば、アリカンテは初めての留学には適した場所であると言えるでしょうね。
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- 学校の雰囲気4.0
- 元在校生(通学期間:2014年9月~2014年10月)2016/01/02
- 個人的な意見ですが、アリカンテ大学の雰囲気は、地中海性気候のお陰なのか、かなり陽気というかオープンというか、ウェルカムな感じです。笑 まず学生たちの雰囲気ですが、少なくとも私がアリカンテ大学にいた当時は、人種関係なく和気あいあいとしていて楽しい雰囲気でした。授業の合間のパウサ(5分休憩)やお昼時間には、教室から出て自販機の前でみんなおしゃべりしていて、仲良しな感じはしていました。 つぎに先生たちの雰囲気ですが、これまたオープンで陽気な性格の先生たちが多く、メールはもちろんフェイスブックを生徒と交換するなどしている先生も多かったです。 全体的な話をすれば、アリカンテの学生たちは、スペインの中でも群を抜いて社交的な雰囲気を持っているように思いました。それらは学内のカフェテリアのオープンテラスを見ればよくわかると思いますが、生徒と先生が分け隔てなくフランクに接しているのです。特に人間関係という面では、アリカンテ大学は雰囲気良いのではないでしょうか。 また、キャンパスがとても広く、建物群は新し目で立派ですし、運動場もきっちり整備されており、さらには広い芝生の庭や花壇なども綺麗に手入れされており、気持ちよく過ごせる雰囲気であると言えます。夏場は特に、芝生の木陰に行くと涼しさもありますし、いい感じです。
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- 自然環境4.5
- 元在校生(通学期間:2014年9月~2014年10月)2016/01/02
- この自然環境というカテゴリが何を指すのか定かではありませんが、アリカンテは生活するにあたって、空気の汚いマドリードやケチが多く観光客も多いバルセロナ、夏は猛暑のアンダルシアなどにら比べて、スペイン国内でも随一の環境であることは間違いないと思います。まず、地中海沿いのムルシア寄り(南寄り)に位置しているため、気候が素晴らしいです。アリカンテの夏はとにかく蒸し暑いとスペイン人が皆口を揃えて言うのですが、日本の気候と比べると屁でもない湿度です。また冬でも二桁気温を維持しているので、そこまで寒くなりません。そして何と言っても、コスタブランカと呼ばれるアリカンテ観光産業が誇る白砂のビーチ群は、スペインでも群を抜いた綺麗さだと思います。海も綺麗で、夏場は海水浴をする観光客、地元民で盛況しています。授業をサボって、海で1日を過ごすようになる生徒もいると、外国語センターの先生が言っていました。またビーチ沿いの街並みも白で統一されており、散歩しているだけで気分がよいです。例えばアルテアなどはその典型でしょうか。また市内にはサンタバルバラ城という山城があり、この山(と言うか小高い丘?)からの眺めも良いで、海派も山派も共存できるんじゃないでしょうか。笑 リゾート地なので観光客は多いですが、マドリードなどの中心部に比べれば人混みと言うことはないです。
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- スタッフの対応4.5
- 元在校生(通学期間:2014年9月~2014年10月)2016/01/02
- アリカンテ大学の外国語センター事務には、何名か日本人のスタッフの方が在籍しています。というのも、日本の提携校も多く、コースの値段も安いので、日本人学生がよく来るからだそうですが…。とにかく、日本人スタッフが常駐しているので、入学を検討するまでの授業内容についてのやり取りや、在学証明書や宿泊証明書の取得などの煩雑なやり取りも、日本の仲介業者(有料無料問わずですが)を通すことなく行うことが出来ました。その辺の手続きがスムーズに、しかも日本語で行えるのは、留学ビザなどを取る必要がある学生などにとって、かなり安心感があると思います。入学前だけでなく、アリカンテで通学し始めてからもお世話になれるのが、事務スタッフです。というのも、例えば学生寮からピソに居住変更する際の手配も手伝ってくれますし、日本語とスペイン語のインテルカンビオの連絡仲介もしてくれましたし。一番すごいなと思ったのは、日本人学生が多いにもかかわらず、しっかり学習状況や生活状況の不安や相談などを定期的に聞いてくれるという事でした。スタッフの方は女性で、かなりサバサバしてはいらっしゃるんですが(笑)、仕事もかなり早く、優しく相談に乗ってくれて、留学生活を円滑に進めることができました。以上から、 スタッフの対応は及第点であると、言えると思います。
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- その他レジデンス4.5
- 元在校生(通学期間:2014年9月~2014年10月)2016/01/02
- アリカンテ大学外国語センターでは、ホームステイや学生寮の手配はもちろんのこと、スペインではポピュラーなホームシェア方式のピソ・コンパルティードというアパートの手配も行ってくれます。私の場合がそれで、大学からバスで15分程度の距離にあるアリカンテ市街地のピソに住んでいました。家賃は月200€+光熱費で、リビング・キッチン・風呂トイレ共用の、四人暮らしの体裁でした。基本的にはアリカンテ大学が斡旋する物件なので、エラスムス制度を含む、外国語センター所属の学生とのシェアが大半となります。なので、行動の範囲や時間帯がルームメイトと大体一致し、生活はしやすいのかなと思います。ちなみに家賃200€はアリカンテの場合、平均値くらいです。探せばピンキリで120〜350€程度の物件は出てきます。旧市街に近く飲み屋のすぐ側ほど、高い物件のようです。大家さんとの連絡や、契約および敷金などの細かい話も、大学事務の日本人の方を通して行えるので、安心して手続きすることができました。この辺はアリカンテ大学の強みかなと思います。ただし一般的には、アリカンテのピソは大学から新市街地にあるので、学校へはバス通学もしくはトラム通学となり、交通費が結構掛かります。その辺が気になるのであれば、学生寮に住んだ方がいいのかもしれません。
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- 交通3.5
- 元在校生(通学期間:2014年9月~2014年10月)2016/01/02
- スペインに留学するにあたって、交通の便というと、市内交通および郊外への交通手段についての2つが挙げられるかと思います。まず、市内交通について言及したいと思います。アリカンテは、かなり広い街です。地中海沿いを縦に長く走っています。南北の移動は、北はアルテアからアリカンテ中心部までトラムが走っており、時間さえ逃さなければ不便というわけではありません。またバス網も充実しており、とりわけ大学方面へは、トラムでもバスでも行くことができます。ただし朝のラッシュアワーでは、混雑しすぎて乗れないなんてことは多々あります。特に大学行きのバスは、試験の日など混雑がひどくて、3〜4本バスが停留所を素通りしていってしまいます。アリカンテ大へ、市内から通うのであれば、なるべく始発に近い場所に住むべきかなと思います…。市内はかなり小さいので、買い物や遊びならば、歩きで全て回れてしまいます。これは便利かなと思います。トラムの延伸がない南方のエルチェなどもバスおよびレンフェがあるので問題ないでしょう。ただ、遠出するとなるとアリカンテは不便かもしれません。マドリードとバルセロナまでは、レンフェが通っているのですぐ行けるのですが、グラナダやセビージャにはバスでしか行けなかったような気がします。しかもかなり高く、時間も掛かるんですね…。なので旅行したい方は要注意かもしれません。ちなみにイビサ島などへ行く船に乗りやすいのがアリカンテの交通の強みです。また空港もあるので、日本からの便であれば、わざわざバルセロナやマドリードへのチケットを必要もないみたいです。
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- 物価4.5
- 元在校生(通学期間:2014年9月~2014年10月)2016/01/02
- 物価ということで、ピソで自炊生活をしていた立場から意見させていただきたいと思います。まず、自炊にかかる費用からみた物価ですが、かなーり安いです。特にアリカンテの食料品事情としては、フルーツや魚介類が特産なので、美味しいものがかなり安く手に入ります。日本と比較すると、野菜に関しては3分の1くらいの値段になります。牛乳・チーズ・バターなどの乳製品や、パスタ・パン・ビールなどの麦製品は軒並み、日本の半額以下で手に入ります。ピソでの自炊派にはかなり優しい物価だと思います。ちなみにジュースやお肉、冷凍食品などは、あまり日本と変わりません。それ以外でいうと、雑貨や文房具は日本より割高な 気がします。アリカンテはそこまで都会ではないので、その辺のものが安いお店は中国人の店以外では見つからないです。 次に外食の物価ですが、基本的にスペインは外食高いという前提があります。アリカンテは、場所によるとしか言えません。でも安くて美味しいお店は探せばいくらでもあって、たとえば1.5ユーロでお腹いっぱい食べられるケバブ屋さんや、ランチが8ユーロ程度のレストラン、ビール一杯で0.3ユーロのバルなど、市内の生活圏内にちゃんと存在していますので安心してください。交通費と光熱費は結構掛かります。なので、住む場所はじっくり考えたほうがいいかと思います。
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- 遊び4.0
- 元在校生(通学期間:2014年9月~2014年10月)2015/12/31
- アリカンテという街は、規模こそ大きいものの、さして都会というわけではありません。買い物に関して言えば、他の都市に比べると、リゾート地だからかわからないですが、なんでも揃います。アパレルから食品、雑貨まで、アリカンテの市街を徒歩でうろつくだけで、何でも買えます。大学のそばにはアウトレットもあるので、服などの買い物に苦労はしないでしょう。ただし、遊びに関して言えば、特に何もないのがアリカンテです。夏場の遊びといえば、まず海、コスタブランカで有名なビーチでしょう。地中海沿岸を南北にトラムが走っているので、遠足的な、小旅行的な感じで遠くへ遊びには行けます。が、基本的には海か、綺麗な街並みしかありません。なので学生で遊ぶとなると、海へ行くか、バルやディスコテカへ行くか。といった感じになります。ちなみに大学の近くのアウトレットモールには、ボウリング場があります。あまり盛況はしていませんが、特定の曜日だけ値段が下がったりするので、たまにはいいのかも。新市街の方には、たしかカラオケがあったような気がします。日本語を勉強しているスペイン人たちと一緒に、カラオケへ出かけてみるのも良いんじゃないでしょうか。まとめると、休日の遊びは、夏場なら海。シーズンオフならショッピング。といった感じです。
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- 治安、安全4.0
- 元在校生(通学期間:2014年9月~2014年10月)2015/12/31
- 治安や安全についてですが、マドリードやバルセロナのような大都会出ない限り、どこもそんな変わらないんじゃないかな、という感じです。バレンシアやアリカンテに関しては、そこまで治安がいい方ではないでしょう。まあでも、一応リゾート地、観光地なので、危険ということは無いです。不法入国のアフリカ系移民を、よく港沿いで見かけましたが、特に何かされたこともないです。夜遅くに一人で出掛けなければ問題ないんじゃないでしょうか。 アリカンテ市街は、旧市街と新市街に分かれています。旧市街にはバルが密集していて街並みも綺麗なのですが、ヒターノが沢山住んでいます。ヒターノとはジプシーのことです。なので、スリや引ったくりに注意する必要があるかと思います。新市街はピソなどの集合住宅が多いのですが、ちょっと薄暗い道が多かったりします。私の場合は何も犯罪には巻き込まれたりしませんでしたが、ホームレスなども新市街側に居たので、十分注意する必要はあるでしょう。また、アリカンテはマリファナの使用が多いことで有名な都市なので、そういうジャンキーな若者や雰囲気が怖かったりする場合は、あまりオススメできる街じゃないかもしれません。全体的に見て、注意さえしていれば治安が悪い街というわけではないので、評価は4をつけたいと思います。
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- 国際色、日本人比率4.5
- 元在校生(通学期間:2014年9月~2014年10月)2015/12/31
- このカテゴリについては、かなり個人的な見解になるので、そのへんご容赦ください。国際色という点に関しては、私はアリカンテ大学のスペイン語コースは及第点だと思っています。幾つか理由があります。まずアリカンテ大学は提携校が多いということです。外国語センター所属の学生だと、基本的にはアメリカ人、ロシア人、韓国人あたりが多いのですが、日本人との比率は7:3くらいで外国人多めでした。また、エラスムス制度で留学しているEU圏内の学生との交流も多いので、他の学校に比べてやはり、必然的に国際色豊かになっているような気がします。実際私もエラスムスの学生たちと仲良くなって、よく出かけていました。彼らは、夏の間は英語でコミュニケーションを取っているので、スペイン語だけでなく英語の能力も伸ばせますよ。ちなみに私のB1のクラスには、珍しくエラスムス制度の生徒がいて、かなり国際色豊かでした。アメリカ人、ロシア人、韓国人、中国人に加えて、エストニア人がいました。日本人もかなり多いですが、スペインのどの学校も変わらないです。夏の間は特に、どこも日本人だらけです。なので、その辺を気にするよりは、いかにスペイン語で生活するかに集中したほうがいいかと思います。学生寮も国籍ごちゃまぜですし、ホームステイも色々な国の人と一緒に生活するみたいですし、ピソで生活するにしても、(私の時はトルコ人韓国人フランス人と4人で住んでいたのですが)、どっちにしろ国際的な生活はできるんじゃないでしょうか。
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