口コミ・評判20件
新規投稿- 設備4.5
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/08
- マルボロ・ガールズ・カレッジは、私的には比較的大きい学校だと思いました。設備も整っていますし、校舎の数も多いです。校門を入って右手側に家庭科(クッキング、裁縫、チャイルドディベロップメント)の授業が行われる校舎が並んでいます。校舎といっても、その家庭科の校舎はいわゆる平屋で、2階や3階などは無いです。ESLや数学、理科、言語などの授業は主にメインの大きな校舎3つのいずれかで行われると思います。私が在学していた頃は、ESLのある校舎は校門から入ってずっと真っ直ぐに行った一番奥にある建物でした。 その校舎に至るまでに、左手に図書館があります。図書館の入り口にはロッカーのようなものがあり、そこにカバンや荷物を置いていかなければいけません。図書館は2階建てです。1階にライブラリアンのいる受付やコンピュータールームがります。階段を上がって2階には、テーブルと椅子がいくつか並んでいて、そこで勉強をしたり絵を描いている生徒がいました。 他の設備としては、食堂はありませんがライトミールを売っているキャンティーン(購買)や、全校集会などが行われるホールなどがあります。正門とは丁度反対側には、やたら大きな運動場があります。遊具は一切ありませんでした。 自転車で通学する生徒のためにも、駐輪場なども用意されています。
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- カリキュラム、教材4.5
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/08
- 留学生は共通して皆ESLという授業を取らなければいけません。ESLとはEnglish as a Second Languageの略で、英語を母国語としない外国人のための英語のクラスです。Englishの授業となると、現地の生徒が受ける、いわゆる国語の授業になります。留学する学年や英語のレベルにもよると思いますが、ESLにも段階があり、それぞれに見合ったレベルのESLに配属されます。 また、必須教科もあります。数学や社会や美術などですが、私が留学した時には年齢的に既にシニアだったので、“これを取りなさい”というのは殆どなく、割と選択の自由が利きました。ですので、私がマルボロガールズカレッジに留学した一年間にESL以外で取ったクラスは、数学、歴史、美術、日本語(一緒に学ぶ形ではなく、クラスメートのお手伝いを主にしていました)、クッキング、家庭(裁縫)などでした。どの授業を取るかは、留学生専門のアドバイザーの方がいらっしゃいますので、その先生と相談して決める事になります。 また、授業以外にもある決められたクラスで集まらなければいけない会があります(日本の学校の朝の会のようなもの)。それは授業とは関係なく出席しなければいけません。もし授業を欠席したり遅刻したりしたら、その朝の会で担任の先生にイエローカードのようなものを渡される事があります。もしそのカードが溜まってしまえば、呼び出しを食らうと聞いた事があります。この学校は、出欠に関しては厳しい学校だと思います。
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- 国際色、日本人比率4.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/08
- 日本人比率は少ない方だと思います。私がいた時でも、私を含めて6人しか日本人は在学していませんでした。ブレナムは小さな町なので、そのせいもあるかもしれません。オークランドやクライストチャーチなどの都会に行けば、もっと日本人もいると思います。ですので、英語を伸ばすには、日本人の少ないこのマルボロ・ガールズ・カレッジが適しているかもしれません。6人と言っても、それでも留学生の比率から見れば一番多いと思います。日本人の次に多かったのは香港人でした。次いで韓国人、タイ人といった形です。少数ですが、ベトナム人やフィジー人も在学していました。ESLのクラスでは、この留学生の皆が学年別に振り分けられて、一緒に授業を受ける事になります。 フィジー人などのオセアニアに浮かぶ島国からの留学生を除くとほぼ留学生はアジア人でした。私が丁度帰国した次の学期(私と入れ替わりで入学した生徒)には、ドイツからの留学生も来たみたいですので、今ですとヨーロッパ人の留学生も何人かはいるかもしれません。 現地の白人と留学生の他に、原住民族のマオリ人という方々も在籍しています。マオリ人というのはニュージーランドの先住民族で、イギリスの植民地になる前も住んでいたと思われる、肌の色が黒くて比較的体格の良い人種の事を指します。マオリ族には伝統文化があり、食事や衣装や踊りや言葉など、私から見れば新鮮でとても良い勉強になりました。余談ですが、ニュージーランドの国歌は1番がマオリ語、2番が英語となっています。
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- 食堂3.5
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/07
- マルボロ・ガールズ・カレッジには、食堂と呼べる食堂はありません。ここの高校の学生は皆、家からランチを持ってきます。お弁当の中身は決まっていつもサンドウィッチです。日本のおにぎりのようなものだと思います。家庭によると思いますが、他にランチとして持たせてくれるものには、林檎やバナナやキウイなどのフルーツ、マフィンやスコーンやクッキーなどの甘い粉物系、シリアルバー、昨夜の残り物のご飯やパスタ、そして中には人参などの野菜を丸ごと持ってくる生徒もいました。 食堂は無いですが、キャンティーンと呼ばれる、いわゆる購買はあります。お弁当を持ってきていない生徒は此処で買う事が出来ますが、キャンティーンはいつも開いている訳ではありません。インターバルと呼ばれる中間の休み時間と、ランチタイムのお昼休みの間だけです。キャンティーンにはパンやポテトチップスなども売っていますが、私がたまに買っていたのは、ボウルヌードルという韓国の辛いインスタントラーメンです。ラーメンを購入後は、ESLの教室にある電子ポットや、キャンティーンの中にある給湯機でお湯を入れる事が出来ました。ただ、特にランチタイムは混み合うので、給湯機がお湯切れになってしまう事もそっちゅうでした。買いに行くなら早めに行った方が良いです。 キャンティーンには他にコテージパイと呼ばれる温かいパイも売っていました。マッシュポテトが中に詰まったパイの事です。好きな人は好きかもしれませんが、少しお昼には重たすぎるかもしれません。
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- 自然環境5.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/11/30
- 私のホストファザーとマザーは2人共公務員だった為もあるのか、よくまとまった休み中などには旅行に連れて行ってくれました。勿論、家庭によってお仕事などの都合によって、全く旅行に連れて行ってくれない所もあるかと思います。こればかりは、ホストファミリーの都合だと思います。私は南島の北にある小さな町、ブレナムに滞在していましたが、ホストファミリーとの旅行で、ニュージーランドの多くの地域を訪れる事が出来ました。同じ南島内はほとんど全地域制覇しました。隣町のネルソン、港町のピクトン、約1時間半ほど南に走った所にあるクジラで有名なカイコウラ、更に2時間半下った所にある大聖堂で有名なクライストチャーチ、マウントクック、ロードオブザリングのロケ地で有名になった山々や南の都会クイーンズタウン、ダニーデン、田舎町フルトンなど。北島ではブレナムから3時間程船に乗って首都ウェリントン、北島の中部位に位置するネーピアに行きました。ニュージーランド最大の都市、オークランドには空港の乗り継ぎでしか行きませんでした。 ニュージーランドはとても自然が豊かな国です。特にロードオブザリングのロケ地や、ミラーレイクと呼ばれる湖はとても美しくて、感嘆しました。山々のハイキングは空気が綺麗で澄んでいて、気持ち良かったです。
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- ホームステイ5.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/11/30
- 私のホストファミリーは、留学生を受け入れるのは私が初めてでした。ホストファザー、マザー、シスター2人、犬、猫、たくさんのインコがいる家庭でした。決まり事はホストファミリーによってそれぞれ違うと思いますが、私のホームステイ先での主な決まり事は以下のようなものでした。 毎週土曜日に洗濯をする、私とシスター2人の3人でローテーションを組んで毎週末順番にお風呂掃除をする、宿題を先に終わらせる、などでした。ホームステイ先ではお世話になるので、お手伝いはしっかりした方が良いかと思いますし、言葉に出さずともファミリー側もそれを期待していると思います。私の場合は、毎週木曜日の夜ご飯は私が作る、洗濯物を干す、犬の散歩は私がする、などのお手伝いを、家庭のルールに上乗せして決めていました。お手伝いをすると大変喜ばれますし、意思疎通向上にも繋がります。毎晩の食事も野菜の皮を剥いたりフライパンで食べ物を炒めたりなどの調理補助もしたり、私とシスターが学校のお弁当に持っていくマフィンやスコーンなどもよく自分で作って焼いていました。 その家には動物がたくさんいたので、動物好きの私にとってはとても癒しにもなりました。犬や猫もそうですが、オカメインコや小型のオウムなどとも打ち解け、良く私の肩に飛んできたりもしていました。 まとめると、ホームステイ先でのお手伝いは忘れないでください、という事です。
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- ホームステイ5.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/11/30
- ブレナムには1年間滞在しましたが、私は2件のホームステイでお世話になりました。1件目は3ヶ月間、2件目では9ヶ月間お世話になりました。ホームステイでの食事は基本は朝ごはんはシリアル、トースト、フルーツなど。学校で食べるお弁当も持たせてくれます。中身はサンドイッチ、マフィンやスコーン、フルーツ、バー、クッキーなどです。私はお弁当は前の日の晩に自分で作っていました(材料はホストファミリーから頂いていました)。夜ご飯はファミリー揃って一緒に食べていました。 2件のホームステイ先や、他の留学生がステイしているホームステイ先でのご飯のメニューを聞くと、家によって提供してくれるご飯には少し違いがあると思いました。ニュージーランドでの一番多い食事スタイルは、肉+芋+野菜です。その中でも、ソーセージ+マッシュポテト+茹で野菜か蒸し野菜かサラダのスタイルが多いと思います。ソーセージは日本人が思い浮かべるような小さいものではなく、ナイフとフォークで切って食べるような大きいものです。家によってはそういう肉、芋、野菜スタイルが毎日という事もあります。 家庭によってはパスタが出たり、アジア料理が出たりもします。2件目のホームステイでは、よく寿司が出たり、カレーが出たりしました。これは1週間の内の1日だけ、私が料理を作るという決まりを作った為です。私の場合は毎週木曜日にホストファミリーにご飯を作っていました。献立も私が考えていました。その為、もちろんアジア料理ばかりを作った訳ではないですが、寿司や天ぷら、タイカレーなどを食べる事が出来ました。幸いな事に私のホストファミリーは魚も何でも美味しいと食べる方だったので、とても喜んでくれました。毎日肉が嫌という方は、ホストファミリーとこのように交渉してみるのも良いかもしれません。
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- ホームステイ4.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/11/30
- 高校留学では、高校丸々三年間にしろ、一年間や半年やそれ以下の短期間の留学にしろ、ホームステイをする事が前提だと思います。マルボロ・ガールズ・カレッジの留学生も皆、ホームステイをしていました。基本は学校の周辺にある家がホストとして受け入れてくれますが、徒歩で30分や1時間ほど掛かる所の家に配属される事もあります。私はブレナムにいる間、2件のホームステイ先にお世話になりました。 原則としてはホームステイを簡単に変える事は出来ないと思います。どうしてもそのホストファミリーと合わなかったり、話し合いしても解決出来る見込みが無かったり、アドバイザーや学校の留学生担当者と相談して引っ越すのがベストな考えだという結論が出たならば、ホームステイを変える事は出来ます。 私は1件目のホームステイで3ヶ月間お世話になりました。しかし私自身、その家庭には道徳的、衛生的に問題があると考え、まずは学校の留学生担当者の先生に相談しました。それから留学機関のアドバイザーへ電話連絡し、引っ越しが決定しました。この時私はホストマザーに引っ越しをする事が決まったと言うのが怖くて、マザーには言わずに出てきてしまいました。それを今でもずっと後悔しています。 2件目のホストファミリーとは何の問題も無く過ごす事が出来、とても良い思い出になりましたが、もし仮に引っ越したいと思うのならば、これから留学をする高校生の皆様には、私のように相談する順序を間違えないで頂きたいと思います。
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- 総合コメント4.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/11/28
- 高校生の頃、一年間の交換留学プログラムで留学をしました。学校を通じてではなく、別の留学機関を通じてです。まずそこの機関に申し込むと、高校の成績などを送るように指示されます。それで問題がないようならその機関へ出向いて、SLEPテストと呼ばれる英語のテストを何度か受けました。あとはその機関が留学の手続きをしてくれました。ニュージーランド希望とは伝えていたのですが、ニュージーランドのどこへ行くのか、どの学校へ行くのかなどは決める事は出来ませんでした。 私が行く事になったのは、ニュージーランド南島の北部に位置する、ブレナムという小さい町でした。何もないほどど田舎という訳ではなかったのですが、ウェリントン、オークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウンなどと比べると、かなり田舎の方です。そのブレナムにある、マルボロ・ガールズ・カレッジに通う事になりました。女子高です。カレッジとなっていますが、大学ではなく高校です。他のニュージーランドの大きな都市に比べると、日本人留学生は少なかったと思います。私を入れて5人でした。他の国からの留学生もいます。香港、韓国、中国、タイ、フィジーなどです。留学生はアジア人ばかりでした。 学年によると思いますが、私は高学年だったので、選択授業も結構ありました。日本のように教室で待っていれば先生が来てくれるのではなく、チャイムが鳴る前に先生が待っている教室に移動しなければなりません。 チャイムが目覚まし時計のようにうるさかった事は今でもしっかり覚えています。
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