口コミ・評判20件
新規投稿- 交通4.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/09
- ●車● 場所にもよりますが、普段日本での生活で慣れている交通状況に比べると、ブレナムの交通量は少ないです。渋滞で動かない事や、混み過ぎてクラクションを鳴らし合う車は、少なくとも私は見た事が無かったです。いくら交通量がそこまで無いと言っても、信号や横断歩道が無い所もあるので、そこは特に気を付けてください。 余談ですが、留学生は運転する事はないと思いますが、現地の高校生は高校在学中に車の免許を取ったり練習したりする人が多いです。私のホストシスターやシスターの彼氏、友達も皆車を運転する事が出来ました。 ●電車、バス● まず、電車はありません。バスもあまり街中を走っているのは見かけません。東京や大阪や名古屋など、公共交通が発展している都市から見れば、ブレナムは移動するには不便過ぎるかもしれません。私も二回だけバスに乗った事がありましたが、これは隣町ネルソンへ行く為のバスだったので、ブレナム周囲を徘徊するものではありませんでした。 ●自転車● 徒歩の生徒や車で送ってもらっている生徒もいますが、自転車で通う生徒も多いです。私も実際ホストファミリーから自転車を借りて学校に来る事がありました。ちなみにヘルメットを被らなければいけません。学校内やタウン内には、自転車を停めておく事の出来る場所が設けられています。 ●船● ブレナムから少し北へ走った所に、港町ピクトンがあります。ピクトンからはフェリーが出ていて、それに乗って北島の南部にあるニュージーランドの首都、ウェリントンに行く事が出来ます。私も一度ホストファミリーと一緒にこの船に乗って海を渡った事がありました。約3時間くらいの乗船です。 ●飛行機● ブレナムに来る多くの学生は、成田空港などから出た後、オークランド空港に着く生徒が多いのではないかなと思います。そこから小型の飛行機に乗り換えて、ブレナムの端にある空港に着きます。ちなみにこの小型の飛行機、プロペラが近くて物凄くうるさいです。耳鳴りで酔ったくらいです。なので、耳栓など用意した方が良いかもしれません。
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- スタッフの対応5.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/09
- マルボロ・ガールズ・カレッジには、留学生担当のアドバイザーの方が勤務されています。その先生は留学生のケアをするだけでなく、家庭科の授業の先生でもあったので、忙しい方でした。そんな忙しいにも関わらず、何か悩み事があれば、オフィスに行けば聞いてくれました。 私は1年間の滞在中に2軒のホームステイ先でお世話になりました。1軒目では3ヶ月、2軒目では9ヶ月受け入れて貰いました。その1軒目のホームステイ先で、私はある悩みを抱えていました。色々な事情で検討を繰り返し、友達とも相談した結果、別の家に引っ越したいという結論に至りました。この事を相談すると、このアドバイザーの方が学校内で会議を開いてくれて、“誰か日本人留学生を受け入れて貰えませんか”と学校の先生方に呼び掛けをしてくれました。また、留学斡旋会社の現地スタッフ(隣町のネルソンにいる方でした)にも電話をしてくれて、状況の説明をしてくれました。そのお陰で、この高校の理科を教えている先生の家に、残りの9ヶ月間をお世話になる事になりました。引っ越しの当日に、放課後に私のホームステイ先まで迎えに来てくれて、荷物を車に乗せて、新しいホームステイ先の家まで送ってくれたのも、この留学生担当のアドバイザーの方でした。学校側のスタッフさんの対応としては迅速で的確で、何よりこちらの事情を(つたない英語なのに)しっかりと理解しようとしてくれている姿勢が嬉しかったです。私が留学していたのは2009年から2010年だったので、今もこの先生がお勤めになっているのかは分かりませんが、少なくとも私が留学していた時でのスタッフさんの対応としては、大満足・大感謝でした。
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- 講師4.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/09
- マルボロ・ガールズ・カレッジの先生方は、“基本は”皆優しい先生だと思います。特にESLを教えてくれていた先生、家庭科を教えてくれていた先生(この先生は同時に留学生のアドバイザーでもありました)、日本語(上級)を教えてくれていた先生(日本の大学卒の先生でした)には、とてもお世話になりました。私のホストマザーもここの学校の理科と日本語初級の先生でした。ある日この日本語初級のクラスに招待された事があり、日本語についてマザーと一緒に教えた事がありましたが、クラスの雰囲気も良かったし、日本語に興味を持ってくれる生徒もたくさん居ました。 このようにESLやアドバイザー関連、日本語関連の授業の先生方は、留学生の事情も分かってくれている事が多いのでとても気遣いをしてくれます。しかし、他の普通の授業(数学、社会など)となると、留学生の扱いに慣れていない先生もいらっしゃいました。そういう場合は、こちらからアプローチをしていかないと、放置されてしまいます。分からない所があれば直接聞く他ありませんし、聞かないままでいたら、“この子は理解しているんだ”と思われてしまいます。私も社会科の授業の一つで、学期が終わるまでほぼ話さなかった先生がいます。留学生だからといって特別扱いなどは無く、現地の生徒同様に扱われます。歴史の授業だったので、着いて行くのが大変だった記憶がありますが、この時もっと積極的にこの先生と話していれば良かったなあ、と後悔する事があります。
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- 国際色、日本人比率5.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/09
- マルボロ・ガールズ・カレッジでは、留学生や外国への知識関心を深めるために、インターナショナルウィークという催し物が設けられていました。このインターナショナルウィークは、言わばその1週間は留学生が学校の主役となる日です。月曜日から金曜日まで、この日はこれをする、次の日にはこれをする、というのが計画され、それに向けて準備をしていきます。 例えばですが、私がいた頃は、図書館に留学生の事や出身国の伝統などを紹介したポスターを作って展示したり、それについての説明を求められれば英語で説明するという物でした。別の日には全校集会の前に立って、留学生の紹介をされました。私ともう一人の日本人の生徒が代表となって、留学をして思っている事や楽しい事、難しい事などをスピーチした事もありました。ある日にはそれぞれの国の生徒がその国の伝統料理を持ち合うというものもありました。 私達日本人グループが一番精を出したのは、ソーラン節を披露した日だと思います。ホール(集会が行われる体育館のような建物)の舞台に立ち、何週間も練習してきたソーラン節を踊って披露しました。その際は浴衣を着て、浴衣の裾は長いため膝上までに折り曲げて、踊りました。ソーラン節は見かけ以上に結構ハードなダンスでしたので、練習も放課後になる度集まってやっていました。日本人だけではちょっとね、と思い、ニュージーランド人の女の子も参加してくれました。その意味では、日本の文化を紹介する場としては、とても良い機会なのではないかと思います。 私達日本人は浴衣でしたが、韓国人や香港人、タイ人、ベトナム人、ブラジル人など、それぞれがそれぞれの伝統衣装を身に纏い、皆とても綺麗でした。
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- 恋愛3.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/09
- マルボロ・ガールズ・カレッジは、その名の通り女子校です。タウンを挟んで反対側に、マルボロ・ボーイズ・カレッジがあります。ですのでアジアからの留学生同士でも、男子校と女子校に分けられるので、ホームステイ先が同じだとか、留学斡旋会社が同じだとかではない限り、男女の交流は少ないと思います。現地の学生では、よく男子校の生徒とデートをしたり遊びに行ったりしている女の子もいました。 そんな男子校と女子校が、一年に一度だけ共同で催すイベント事があります。これは女子校、男子校共に一番ビッグなイベントだと思うのですが、“フォーマル”と呼ばれます。別の国や地域では“プロム”と呼んでいる所もあるかもしれません。このイベントは、女子ならドレス、男子ならスーツやタキシードなどのフォーマル(正式)な服を着て、パーティーの中で男女の交流を促し、フォーマルとはどのような物なのかを勉強する為にあります。私は残念な事に飛行機の都合上、参加する事は出来ませんでしたが、他の日本人留学生の女の子達は皆、可愛いドレスを着て、髪もおしゃれにしてお化粧をして行っていました。マルボロ・ガールズ・カレッジは女子校ですので、出会いのチャンスが少ない留学生にとっては、このイベントは大きな機会になり得るかもしれませんね。 恋愛と言えば、マルボロ・ガールズ・カレッジ内でも、お付き合いをしている学生はいました。女子同士で、という意味です。ごく少数ですが。異文化理解は勿論ですが、こういった恋愛面での違いやカルチャーショックを受け入れる事も、良い勉強になるのではないかな、と思います。
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- 治安、安全3.5
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/09
- ニュージーランドは世界から見て比較的“安全”だと言われています。ブレナムに実際に1年間住んでみて、私も“普通に生活をしていくならばかなり安全”な地域だと思いました。ニュージーランドの中の大きな都市とされるクライストチャーチやオークランドでは、犯罪についてのニュースが流れる事もしばしばでしたが、田舎のブレナムはそのような危険な目に遭う事は無かったです。“普通に生活をしていくならば”と言ったのは、田舎にしろ都会にしろ、夜中に一人で出歩いたりしない限りは生きていく上で身の危険を感じる事は無いと言いたかったからです。ですので、いくらブレナムが田舎で安全で平和そうな町でも、夜に一人で出歩いたりはしないで下さい。その前に、各ホームステイで門限が決められる事が多いですから、そのような行いをする留学生はほとんど居ないと思いますが…。 また、これは何処にいようが誰と一緒にいようが共通して言える事だと思いますが、自分の持ち物からは目を離さない方が良いです。貴重品ならば特に、カバンなどに入れて放置せず、携帯するのがベストだと思います。と言うのも、私はある日の授業中、カバンを外に置いて(そのクラスではカバンを外のロッカーに置いてから教室に入らなければならなかった)授業を受けました。授業が終わりカバンの中を見てみると、お財布が無くなっていたのです。 慌てて周囲をきょろきょろ見回したら、少し離れた所に無造作に私の財布が投げ捨てられていました。幸い、日本円にして1000円ほどしか持ち歩いていなかったので、被害額も少なくて済みました。日本やブレナムに限らず、窃盗は何処にでも起こりえます。学校にはあまり大金を持ってこず(持ってきてしまった場合はアドバイザーや先生に預かって貰うのがベターでしょう)、財布や携帯電話からは目を離さないように、注意してください。
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- 課外活動3.5
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/09
- 高校での交換留学ならば特にですが、課外活動をしたいのならば自分から積極的にアプローチしていかないといけないと思います。特にマルボロ・ガールズ・カレッジでは、学校内での部活動は少ないです。放課後になったらほとんどの生徒が速攻で帰っていきます。私は一日体験入部という形でバレーボールの練習に一回だけ参加させて貰った事がありました。バレーは元々苦手なので、その一回きりでしたが…。 学校以外では、ブレナムにはコミュニティでの集まりや、習い事など開いている施設がいくつかあります(チラシにも載っています)。私の場合は、私のホストファザーがバトミントンが好きで、町のバトミントン同好会のようなものに毎週月曜日に行っていたので、私も運動をしたくて一緒に行くようになりました。その内友達も誘うようになって、毎週一緒に行くようになりました。バトミントン以外では、私が見たチラシの中にはテコンドー、水泳、空手、フラワーアート、ハイキング、あと少し渋いですが、盆栽などのコミュニティでの集まりもありました。 私はやっていなかったですが、私のニュージーランド人の友達の一人に、動物がすごく好きな女の子が居ました。その方は引き取り手の見付からない犬や猫達が保護されている、いわゆるシェルターでボランティア活動をしていました。他にも探せばブレナム近辺でボランティア活動もあるかもしれません。 他の課外活動と言えば、斡旋会社の地域アドバイザーが催すイベントや集まりやお泊り会になるのではないでしょうか。これは学校とは全く関係ありません。留学斡旋会社の企画です。私はこの企画でお泊りに行ったり、洞窟探検に行ったり、一緒にピザを作ったりもしました。
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- 遊び4.5
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/09
- ブレナムは小さい町ですので、日本のようにエンターテイメントに富んだ遊び場は少なかったです。唯一あるのが映画館でしょうか。タウンの中のお寿司屋さんの近くに位置する映画館ですが、他に遊ぶ所が無いので、時たま友達と此処で映画を見て暇を潰していました。映画館も人で物凄く混み合うという事は無く、比較的空いている事が多かったです。映画館以外となるとタウンをぶらぶらとショッピングするか、川沿いに散歩をするくらいしか無いのではと思います。川沿いに散歩を出来るこのコースは噴水などもあって景色も良いですし、私的にはオススメです。 しかし、ニュージーランドのある祝日の日には、タウンのはずれにある公園で催し物が行われていました。私が思うに、多分ブレナムで一番大きいイベントだったのではないかな、と思います。警官の方がびしっと制服を着てパレードをし、追悼式を行っていました。公園の中では日本でいうフリーマーケット市も多数出店されていました。この日の公園は相当人で混み合っていました。また、日本でいう夜店のような、食べ物を売っている露店もありましたので、友達やホストファミリーと行くと楽しめるかと思います。 もっと遊びたい!買い物したい!と思われるのならば、バスなどを使って隣町のネルソンや、思い切ってオークランドやクライストチャーチに旅行してみるのも良いかもしれません。ネルソンは都会ってほどでは無いですが、ブレナムを少し大きくしたような感じで、お店もブレナムよりは多かったです。オークランドはビルが建つような都市だと思ってくだされば良いかと思います。ネルソンですと、ブレナムからバスが出ているので、インターネットなどで予約して私も一人で行った事がありました。
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- 買い物、飲食4.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/09
- マルボロ・ガールズ・カレッジから徒歩で20分くらいの所にあるタウンに、いくつかレストランがあります。ホームステイ先の肉・芋中心のご飯ばかりでお米が恋しくなる時もあるかと思いますが、アジア人向けの美味しいレストランもいくつかあります。日本食を提供しているお店は私が留学していた頃は2軒ありました。1つ目はお寿司屋さんです。お寿司屋さんと言っても日本のような板前さんがいる訳でもなく、回転寿司仕様でもありません。韓国人の経営者の方が作ったお寿司がパックに入れて店内に並べられています。お店の外、中にテーブルが用意されてるのでそのままそこでも食べれますし、パックなのでお持ち帰りも可能です。お寿司といっても日本のようなお寿司は少ないです。大体が巻き寿司で、カリフォルニアロールやフィレダルフィアロールなどです。中にサーモンやかにかまを入れ、アボカドとクリームチーズを乗せて巻いた物です。他にもツナ(ツナ缶)やスパイシーチキンなどもありました。 ここのお店のパック寿司は大体1パック8ドルと、そんなに安くは無いです。しかし、私がいた頃の話なので今もやっているかは分かりませんが、午後4時を過ぎると閉店の準備をし始めるので、お寿司が半額で売られてたりしました。その時間帯を狙ってたまに友達とお寿司を買いに此処に来ていました。 わさびや醤油などはプラスで追加したいなら、おじさんに言えば貰えると思います。店主のおじさんも凄く気さくな方で、通いやすかったです。 2軒目ですが、こちらの日本食のレストランはもっとバラエティに富んでいます。例えばですが、カツ丼やうどんやカレーや照り焼きチキンなどが売ってありました。入店してすぐの所で注文をしてお金を払い、席で待っていると持ってきてくれるというシステムです。美味しかったですが、使っているお米は日本のようなもちもちしているものではなく、タイ米だったと思われます。値段は日本に比べるとやはり高めです。
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- 買い物、飲食4.0
- 元在校生(通学期間:2009年7月~2010年7月)2014/12/09
- マルボロ・ガールズ・カレッジから、徒歩で約20分くらいの所に、タウンと呼ばれる小さな繁華街があります。繁華街と言っても、東京や大阪のような大きな建物を想像しないで下さい。大体1階建ての小さなお店が四方にずらっと並んでいる感じです。モールのようなものではなく、イメージ的には商店街に近いのかな、と思います。多くの学生は放課後や休日に此処で遊んだり買い物をしたり食べに行ったりバイトをしたりしています。タウンの中には服屋、レストラン、銀行/郵便局、警察、ペットショップ、広場、映画、ウェアハウスなどがあります。 服屋さんは若いティーン向けのお店もいくつかあります。そういう所ではよく高校生がバイトしていたりします。私がちょこちょこ通っていたお店に、ピアスを開けてくれる所がありました。マルボロ・ガールズ・カレッジは確か2個までピアスを学校に付けてくる事を許可していたので、学生の多くはピアス穴が開いています。私もそれに憧れて、このお店でいくつか穴を開けて貰った思い出があります。左右で$30くらいだったようなします。そんなに高くはありません。そこのお店ではカラーコンタクトレンズも売っていました。他の服屋さんではアクセサリーを売っている所や、ジーンズをたくさん売っている所がありました。衣類の生地的には、やっぱり日本の方がしっかりしているというイメージはあります。 しかしブレナムは小さい町ですので、オークランドやクイーンズタウンのタウンに比べて小さいですしお店も少ないです。ショッピングが趣味な方には少し退屈なタウンかもしれません。
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