ウィットワース大学

Whitworth UniversityはWashington州のSpokane市にあります。Seattleから車で5時間ぐらい内陸に行ったところです。田舎の町なので、自然はとても美しいです。日本人学生は少なく、僕が在学していた時は３人ぐらいでしたので、アメリカ人の学生と交流する機会がとても多くありました。 僕は音楽を専攻していたのですが、いわゆる音楽大学ではないので、期待していた毎晩ジャムセッションをするような環境ではありませんでした。しかし、勉強や練習に集中するにはとても良い環境だと思います。これから大学院を目指す人にとっても良い環境ではないかと思います。 学校の中にはwriting centerというものがあって、レポートを提出する際にアメリカ人の学生さんに丁寧にチェックしてもらえました。クラスメイトもとても親切で、テスト勉強を一緒にやってくれたり、ノートをコピーさせてくれたり、とても助けてくれました。 困ったことは、週末などにあまり街で遊んだりする環境ではないということ。そして秋から冬にかけては日没がとても早く、15:00ぐらいには日が暮れてしまいます。秋から冬は雨季で曇りや雨の日が多く、雨の少ない瀬戸内出身の僕はとても大変でした。そして雪が多く積もって、気温は最低でマイナス20度ぐらいの日があります。打って変わって、春から夏はカラッとした晴れの日が多く、とても過ごしやすく最高です。 そしてもう一つ、寮内は禁酒のルールがあって、部屋でお酒を飲むことができませんでした。アメリカ人の友人を作るには、お酒を一緒に飲むことがとても良いきっかけになると思います。悩みや恋愛についての話をするとても良い機会になるからです。そうのような機会を校外で作れるといいですね。 僕はジャズが好きなので、友人の車やバスでSeattleまでライブを観に行っていました。Spokane市にもオーケストラがあり、定期演奏会を聴きに行ったりしていました。チケットは日本に比べ安く、プロの演奏でも$20~$30ぐらいです。音楽やアートが生活に浸透していて、とても羨ましく感じました。 Whitworth Universityは勉強を一生懸命するにはとても良い環境です。周りの先生や生徒さんもとても理解があり、サポートしてくれるので、勉強や練習に集中することができました。