Soongsil University

語学学校に通っている間は、韓国の学生たちと同じ寮で過ごしました。比較的新しい寮だったので施設はきれいなほうでした。部屋に冷蔵庫があって、トイレとシャワーの間がきちんと扉で仕切られているのでとてもよかったです。各階には休憩室があって、テレビ、掃除機、浄水器なども一つずつあります。洗濯機、乾燥機、アイロンは、一階にまとめてあります。二人部屋がほとんどですが、少し高くお金を出すと一人部屋もあります。ただ、そこも空いていないと入れないようです。また、一階の部屋はそれ以外の部屋よりすこし天井が高くて広く感じました。その代わり騒音があったり、虫が出たりはしたようです。寮に入ると、右と左で男子寮、女子寮が分かれていて、改札のような門があってカードキーをかざして中に入ります。地下には寮内にコンビニがあって、食堂もあります。バーガーのチェーン店も入っていますがお昼しか営業していなかったと思います。食堂は可もなく不可もなくな感じでしたが、学校を少し出ると食堂がいっぱいあったのでそちらで食べるほうが多かったです。地下にはジムや卓球場もありました。ジムは、学期ごとにお金を払って登録すると、いつでも使うことができ、長期休み中は無料で使えるそうです。卓球場も空いていたらいつでも使うことができて、ラケットなどは貸出してもらえます。一度卓球大会も開かれていました。

語学堂の先生は、事務の方まで含めて基本的にみなさんいい人で、生徒一人一人に親身になって対応してくれます。事務の方は、韓国語がまだ初級レベルの人は寮やビザの手続きなどで少し手こずったという話も聞きましたが、ある程度会話ができると、若い方が多いのでとても気軽に話もできるし、私の場合は大学入学の手続きなどの私用のことまで色々とお世話をしていただきました。ひとり暮らしをしようとしたときに、若い子は外で部屋を借りるより寮の方が安全だからぜひそういてくれと言ってくださったときは、本当の母のように心配してくださったのが印象に残っています。最近は生徒の数も少し増えてきて、中国語や日本語、モンゴル語ができるそれぞれの相談者に相談できるようになったようです。語学の先生方は、個性豊かで、こちらもとても親身になって教えてくださいます。クラスの人数、全体の人数もそこまで多くないので、学期中はもちろん、学期が終わってからも個人的に食事をしたり、遊びに行ったりできるくらい仲良くさせていただきました。また人数が多くないため、授業内容も生徒に合わせて、生徒が不足しているなと思う部分を集中的に教えてくださることもありました。教科書にはない、詩や小説、KPOPの歌詞まで、実用的な知識や韓国の現代文化など本当にたくさんのことを学ぶことが出来ました。