ロイヤルローズ大学

大学院に入る前にPre-master program というコースを取る必要があったので、そこで英語のコースとアカウンティング(経理の勉強)のコースを取りました。実際は英語のコースだけで良かったんですが、大学院で経営学を学ぶのに必要かと思って事前に勉強する事にしました。 英語の授業といっても文法を勉強するのではなく、エッセイの書き方や論文の書き方、ビジネス交渉の仕方を習います。ロイヤルローズ大学は論文やエッセイ全て、APA (American Psychological Association) という名前のライティングの書き方で統一されています。このライティングの書き方が複雑過ぎて身につけるのに3ヶ月間かかりました。簡単に言えば他の人が書いた文献を使えば、参考文献として必ずエッセイの最後に載せるなどですが。。。 これを故意に参考文献のリストに載せなければ授業を落とすどころか、学校から退学処分もあり得るようです。 経理の勉強(アカウンティング) は数学が得意だったら頭が痛くなるような授業ではありません。簿記の資格を持っていれば問題なく解けるような問題ですですが、簿記の資格がなくても理解できました。特に教授が丁寧で優しい人でしたね。経験は豊富でホテルや会社の経理を任されていたようです。授業前に必ず復習をしてくれるので助かりました。 評価は2つのテスト(中間テストと期末テスト)と課題で、このテストは意外と難しかったです。

私は偶然にもここの大学院に通う事が出来て、今年(2016年)の6月卒業予定です。私が取ったコースはMaster of Arts in Tourism Management といって、ツアー会社やホテルマネージメントについて勉強しました。このコースは夏休みや冬休みを無くし、2年で取る単位を1年半で取るので結構大変でした。さらに1クラスにつき授業が3時間なので集中力をキープするのが大変なのと、予習というか、授業で使う題材の記事や教科書を読んでいかなければ、授業ではついていけません。カナダのニュースも毎日見てなければ、教授が授業の始めに話す雑談(時事問題) は理解できないでしょう。大学院なのでほとんどの人がマネジャー経験があったり、それに近い管理職についていた人たちなので、とても良い刺激を受ける事ができました。 ほとんどのコースは課題、プレゼンテーションと発言力で評価されます。テストはありません。課題につき詳細が書かれた説明書きを渡されますが、その詳細の内容を全て含めなければ減点の対象となります。大学院は70%以上(成績ではB-)を取らなければ卒業出来ませんが、インターンシップのコースを取りたいならば、全てのコースの平均で74%以上 (成績ではB )取る必要があります。 生徒は20人ほどで、カナダ人やアメリカ人など、ネイティブスピーカーの人は7人、残りは留学生で中国人が圧倒的に多かったです。日本人は1人でしたので相談できる人はいませんでしたし、反対にしっかりしなければという思いになりました。 残念だった事は、何人かの中国人が授業中でも中国語を話してたのとグループワークでも中国語を話し、意見をまとめてから私に話すという、グループワークではありえない事をされました。 これに関してはネイティヴスピーカーの人達も不満を漏らしてましたね。 教授達は経験が豊富なので、実体験を踏まえた例をもって説明をしてくれます。さらに教授達が一緒に働いていた元同僚がゲストスピーカーとして授業に参加するなど、普通の授業よりもさらに質の高いコースを受ける事ができました。英語や授業内容は言うまでもなく難しいですが、私はこのコースを取って良かったと思います。

Royal Roadsの講師は、ほぼ全員が講師以外の職業を持ち、現役で第一線で働いている人たちのみでした。現役で働いているからか、知識や話題が豊富で、実戦で役立つ情報が多い授業になっていました。ケーススタディも多く、講師からの業界の裏話やディスカッションも豊富で、自然と引き込まれる授業構成でした。出席するのみではあまり評価にならず、授業中の発言や積極性などが重要視されることが多いです。 また、現役の講師だからか、プレゼンに対する評価はかなりシビアで、多くのPrep workが必要になります。チームメイトと摺合せも重要、プレゼン内容はほぼ丸暗記で完璧にし、且つQ&Aの時間への対策も立てる必要がありました。 一方で、全員とは言いませんが、多数の講師はプライベートでの話も織り交ぜながら授業を進めていってくれ、知らず知らずに講師への親近感が芽生えます。 また、授業に関することをメールで問い合わせることも可能で、かなりしっかり対応してくれる講師が多くいました。 留学生だから噛み砕いて説明してくれていただけかもしれませんが、丁寧に対応してくれていることが多かったと記憶しています。 講師陣にはとても恵まれている大学です。全体的な質も良く、実戦的な話もたくさん聞けますので、大変いい学校です。

BC州に関して言えば、食に関しては何も困りません。 バンクーバーでは大概のものはそろいます、日本の食材のほとんどはそろいます。私が良くいくお店はFUJIYAFOODといい、バンクーバーでは数店舗、ビクトリアには１店舗あります。新鮮な刺身からお寿司、調味料、お菓子など販売していています。バンクーバーには世界中から移民してきている人がいるので、レストランは世界中の料理を堪能でます！日本人発祥のJAPADOGはカナダ人にも観光客にも人気のホットドックのお店です！数々の有名人も訪れたお店なので、バンクーバーに来た際には一度試したほうがいいお店として色々な旅行雑誌にも掲載されています！ビクトリアではバンクーバーと同じとは言いませんが、日本食のレストランもありますし、ほかにもバーやレストランがあります。私のお勧めはガバメント通りにあるアイリッシュパブ！外見はヨーロッパ建築物そのもの！また内装もブリティッシュ様式！カクテル、ビールもさいこうです！夜には生バンドの演奏もありビクトリアの夜を満喫できると思います！　また、こちらの方たちは健康に気を使うため健康食品が多くあるのでアレルギーのある方でも安心して住めます。私自身、牛乳やナッツといったアレルギーがあるのですがデイリーフリーの食品が多くあるため代用して使っています！また、レストランでもアレルギー用のメニューがあったり、注文時にアレルギーの事をいえば、その食品を抜いてくれるレストランもおおくあります！

ロイヤルローズ大学は仕事していた人たちがスキルアップのために勉強しに来る学校なので他の大学とは少し違います！自分の職でのさらなるスキルアップを目指す方にオススメする大学です！コースはもちろん教授の多くも現役ホテルのマネージャーや職を持った人たちです。私は観光学を勉強しているので、観光学について。ホスピタリティー学科には観光学とホテル科があります。ホテル科はホテルでの仕事について特化した学科で経営からマネージメント/経理などを勉強します。一方で観光学は言葉の通り観光全般(ホテル、旅行、エアラインなど)幅広く勉強します！授業では、多くのゲストスピーカーを呼び実際の観光業のビジネスや歴史について勉強します。また彼らと直接話すことで仕事の大変さや面白さ、マネージメントの難しさ成功話を聞くことが出来る上、卒業後のコネクション作りにもなります！また、コース卒業にはインターンシップが含まれるので職業経験をへての卒業になります。インターンシップは就職する上でとても重要です！話は変わって、クラスメイトですが、ほとんどが仕事をやめて来た人、他のカレッジ、大学を卒業して来た人がほとんどです。彼らとのコミュニケーションは留学生たちの視野を幅を広げます。観光学に関して言えば、半分カナダ人、半分留学生です(^-^) 学科はクラス制持ち上がり、時間割を採用しているので卒業まで同じクラスメイトなので皆和気あいあいです！また、ロイヤルローズ大学は極めて日本人が少ないので少しでも英語環境に居たいという人にオススメの大学です！