口コミ6件
- ヨーク大学への投稿
- 国際色、日本人比率4.0
- 元在校生(通学期間:2004年1月~2010年6月)2016/01/05
- ヨーク大学は、トロント大学と比べると地元の学生がよく通うという印象が強いです。つまり、トロント近辺(GTA)から生徒が集まることが多いです。2009年頃までは、不思議なことに学校の祝日がユダヤの祝日であったので、ユダヤ人生徒を見かける率が非常に高かったと記憶していますが、そもそも大学に通うことができるカナダ人は現在でも比率としては日本ほど多くないので、お金があり高等教育を受けている家庭というと、どうしても財力のある家庭であることが多かったです。 レストランで働いている間に観察した限りでは、ユダヤ系、イタリア系、ロシア系、インド・中東系(中でもイラン系は多かったです)の生徒が中でも目立っていたように思います。とは言え、トロント市自体が多民族都市なので、一見するだけでは留学生と現地生の区別はつきませんが、話をするとわかります。 私が覚えている限りでは、留学生が多い学科というのが存在したように思います。会計・経済などの数字がメインとなるようなメジャーは、留学生が多かったです。特に、会計と金融は、教授陣も生徒も中国人をはじめとするアジア系の生徒が多かったようです。(また留学生も多かったようです。)一方で、日本人に人気のある学科は、International Relations, International Studies と心理学だったと記憶しています。これらの学科内コースで知り合い、友人となる日本人生徒はとても多かったです。また、人権系のコースを履修した時には、有色人種(黒人やイスラム系)の女子生徒が大変多くて驚きました。私が専攻した言語学科にも少数ですが、日本人がいました。しかし、その他はカナダ人の生徒がほとんどでした。 ヨークでは、2月に国際色を祝う「マルチカルチュラル・ウィーク」というものがあります。国籍・民族バックグラウンド別のクラブなどもあり(例:日系人クラブ、アフリカ人クラブ など)、多くの学生クラブがこのイベントで様々な出し物やパフォーマンスをします。留学生だけでなく、移民カナダ人学生も自分のルーツを代表して、このイベントを盛り上げるために参加しています。 以上は、全てキールキャンパスについて述べました。グレンドンキャンパスはフレンチキャンパスなので、またキールとは国際色が違うと思います。
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- ヨーク大学への投稿
- 食堂2.5
- 元在校生(通学期間:2004年1月~2010年6月)2016/01/05
- キールキャンパスの食堂は、ほとんどがファーストフードです。近年はキャンパス内の改築工事が進み、店の入れ替わりも激しいですが、ファーストフードがメインであることに変わりはありません。 食堂は、大きいものから小さいものまでいくつかキャンパス内に点在しています。一番大きなものは Student Centre にあり、隣接する小さなモール(York Lane)内にもいくつかレストランやカフェがあります。また各主要ビルの中にも小さなカフェや食堂があり、昼食時はどこも大変混雑していることが多いです。キールキャンパスに通う生徒の数自体が多いので(5万人ほど在籍するといいます)、時間があまり無いのに混み合った時間帯に食堂を利用しようと思うと、注文にこぎつけないまま列を去らなければいけないことにもしばしばです。 種類は、2014年に訪れた時に覚えている限りでは、バーガー系、グリーク、チャイニーズ、チキン系、タコス・ブリート、中東系に加え、カフェやパブがあります。寮の生徒は、ミールプランカードというキャッシュカードのようなものを必然的に買わされるので、食事は食堂や各カレッジに内在するカフェ・レストランで済ませなければいけないことになりますが、私が在学当時からキャンパスの食事は健康的でないことが生徒内でかなり話題に上っていました。 私自身もキャンパスでの食事は、コストの面からできるだけ控えていました。お弁当を持ってきている生徒も多かったです。 ただカフェにおいては、私は満足でした。カナダブランドのチェーン店があり、内装も落ち着ける雰囲気で、授業の隙間時間をこれらのカフェでよく過ごしました。カフェやレストランで働いているスタッフは、生徒であることも多いので(私自身もキャンパス内のレストランで働いていました)知り合いや友人が働くレストランやカフェに行くと時々、サービスがあったりするのが密かな楽しみでした。 時間に余裕を持って、あまり人が多くないところでご飯を食べたい人には、キールキャンパスの食堂は向いていないと思います。節約のためにも、自分でお弁当を作るのが賢明だと思います。
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- ヨーク大学への投稿
- 治安、安全2.0
- 元在校生(通学期間:2004年1月~2010年6月)2016/01/05
- ヨーク大学のメインキャンパスともいえるキールキャンパスは、キャンパス内でも殺傷事件が発生する程治安が悪いことでも知られています。 私が在学中にも、レイプ、スリ、傷害事件は幾度とあり、あまりに頻繁に発生するためセンセーショナルな内容でない限りテレビや新聞もあまり報道しません。また私が丁度、通い始める前年には駐車場で殺人事件もあった程です。 キールキャンパスは敷地が広く、方々の大学への入り口は民間の人も自由に出入りできること、そしてトロント内でも治安の悪いことで名高い Jane x Finch のエリアに隣接していることもあって、ストリートギャングなどが出入りすることも珍しくありません。女の子は、夜道やキャンパス内の地下通路の独り歩きは絶対に避けた方が賢明です。またこちらの階段は、各階にドアがあり閉ざされた空間となっていることから、当時在学生のカナダ人女生徒は階段すら使うことを避けているとも言っていました。私は、さすがに階段は使っていましたが、夜間はキャンパス内といえども一人でぶらぶら歩くことは徹底的に避けていました。また、図書館も大きいだけに死角が沢山あるので夜間こもって勉強する際には、うるさいけれどなるべくオープンなスペースを選ぶことをおススメします。 近年では、電話さえすれば、キールキャンパスのセキュリティの人達がある地域までなら一緒に歩いてくれるサービスも開始されました。どうしても夜に居残りしなければならなくなった場合には、活用すると良いかと思います。 また、アイフォンをはじめ、パソコンやスマホなどの貴重品も置きっぱなしにしておくと取られる可能性があるので(過去にはアイフォンで音楽を聞いていた生徒がそのままアイフォンごとひったくられた事件もありました)、貴重品の管理も十分に警戒することをおススメします。
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- ILAC・トロント校への投稿
- 国際色、日本人比率4.0
- 元在校生(通学期間:2014年6月~2014年7月)2016/01/05
- 私が履修したTESOL ディプロマコースでは日本人は私一人だった上に、カナダ人の生徒が2名いたので、その点では大変満足しています。何より、カナダ人も履修する学校であるということに大きな安心を覚えました。その他は、ヨーロッパからはイタリア、スペイン、ロシア、そして、南米からは大半がブラジルでしたが、少数として、チリ、韓国の生徒もおり、国際色はまずまず良かったのではないでしょうか。 教育実習だけでなく、授業の一環として様々なクラスの観察にも行きましたが、正直な話、どのクラスにも日本人の生徒は必ずいました。ただ、ざっと見たところですが、アドバンスになればなるほど日本人の生徒の比率は少ない(15人中2人~3人程度)印象を受けました。一番、日本人が多いと感じたのは、初級 (Pre-Intermediate) ~中級 (Intermediate) のクラスです。私が実際に教育実習で教えたクラスには、日本人の生徒が5人程いました。(途中で生徒の入れ替わりがあったので一定ではありませんでした。) また一番国際色豊かだったのは Intermediate のクラスでした。生徒が毎週入れ替わるので時期にも多分に寄りますが、フランスやカザフスタン、ポルトガル、タイなどからも生徒が集まっていました。多国籍な生徒が集うことは、クラス内でのコミュニケーション言語を英語にせざるを得ないので、英語学習にとって大変良い環境だと思います。
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- ILAC・トロント校への投稿
- カリキュラム、教材4.0
- 元在校生(通学期間:2014年6月~2014年7月)2016/01/05
- ESL講師になるために、TESOL (Teaching English to Speakers of Other Languages) ディプロマコースを履修・卒業しました。 ILAC を選んだ理由は、1か月程度という短期間で取得できること、プラクティカム(教育実習)が ILAC 内で受けられること、そしてランゲージズカナダ (Languages Canada)に認定されているプログラムであることだったからです。 プログラム・カリキュラムを総評すると、良かったと思います。ディプロマコースとサーティフィケイトコースの2つがあるのですが、授業の内容は同じです。違いは、ディプロマコースの生徒のみ、教育実習があることだけです。 短期間の間に、教授法、各スキル(スピーキング、ライティング、リーディング、リスニング、文法)の教え方、第二言語習得法・理論(基礎程度)を学びます。教材は、ILAC が独自に作成・編集したものを使いますが、授業を真面目に聴き、ノートを取っていれば、教材を読みこむ必要がないところが教授陣の凄いところだと思いました。理論を学ぶ面においては、それほど苦労はしないと思います。 このコースを受けて、本当に良かったと思う点は、何より実践が多かった事だと思います。授業内で学んだ理論を、実際に適用させていかなければならないことが一番難しかったです。実際に1週間の教育実習を行う前に、授業内でもマイクロティーチングと言って教育実習のミニ版を行うのですが、この段階でも授業の準備や実践で計画通りに進むことの方がまず少なかったです。そしてこの経験を踏まえた上で、実際に ILAC に通う各国からの留学生を目の前に教育実習を体験するわけですが、マイクロティーチングの時以上に計画通りにいかない現実の厳しさを味わいました。しかし、実際に語学学校で教えるとなると、教育実習の時のように、監視の講師もいないわけですから、この実習、そしてマイクロティーチングは理に適っていて、現実に根差したカリキュラムだと思いました。 また、夏季などの繁忙期であれば、このコース修了後に実際に ILAC で非常勤講師として働くチャンスもあります。私は実際に、そのルートで働かせて頂きました。大勢の留学生を目の前に短期間で実践的な方法で資格を得たい方には是非ともおススメします。
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- 講師3.5
- 元在校生(通学期間:2004年1月~2010年6月)2016/01/05
- 学部・コースに関わらず、全体的な評価をするならば「3.5」ですが、私が卒業した言語学科の教授陣に限れば「4.0」です。正直な話、同じ学科内でも教授によってコースの難易度や進め方が違ったりするので、言う所の「良い」評判を受けている教授の授業を受けることは、成績にかなり左右すると思います。私が在学当時からオンライン上で教授の口コミを閲覧・投稿できるサイト(http://www.ratemyprofessors.com)があり、その評価を見て、どのコースを履修するかを決めている友人は沢山いました。 入学して始めの2年程は、一般教養として必修科目を取らないといけないのですが、これらの必修科目コースは、一クラスに200人前後が受講する講義型が多いので、教授はさほど生徒に注目しないことが多いです。但し、授業に積極的な生徒(毎回、教室の前列に座っている生徒や発言の多い生徒)は、教授に顔を覚えてもらうことができます。私が覚えている限りでは、文系学部の教授は休憩時間中や授業後も割と質問などにもオープンかつフレンドリーに回答してくれる方が多かったです。教授に顔を覚えてもらえたからと言って、成績が上がるわけではありませんが、何かあった時や困った時などに協力してもらえることが多いので、教授と親しくなっておくことは得策です。私が実際に受講した心理学の教授陣は比較的、フレンドリーでした。一方で、社会科学や自然科学などの分野の教授は、どことなく近寄りがたい教授が多かったですが、これには個人差があると思います。 言語学科においては、ヨークでは言語学を専攻する生徒が比較的少ないため、教授が各生徒の名前を覚えてくれることも珍しくありません。また、言語は文化と密接な関係にあるため、留学生など英語が達者でない生徒にも大変親切で、理解を示してくれます。また、やはり言語に関する知識が豊富なだけあり、休憩時間などに興味のある言語について語り合えたり、心理学専攻時に比べ、生徒と教授の距離が近いことを感じました。但し、どの教授もそうですが、専攻科目に興味がない生徒や不真面目な生徒に対しては、あまり関心を示しません。 ちなみに、教授の口コミサイトで評価が悪い方というのは、一貫して、説明が難解でわかりにくいことが多いです。また、質問に対し誠実に回答してくれなかったり、授業をわかりやすく行おうとする努力に欠ける方が多いように思います。このような教授に当たってしまった場合には、可能であれば即コースを変更することをおススメします。また、各受講コースの最後の授業には、教授やコースを評価するプリントが配られるので、その紙面上で不満やクレームを書いておくと、その声が人事に届き、教授が変更になる可能性があります。
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